9.2.41 リアルタイムSANレプリケーションに関するオペランド
リアルタイムSANレプリケーションについては,マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照してください。
- ◆ pd_rise_use = Y|N
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リアルタイムSANレプリケーションを使用するかどうかを指定します。
Y:リアルタイムSANレプリケーションを使用します。
N:リアルタイムSANレプリケーションを使用しません。
このオペランドにYを指定した場合,HiRDBは日立ディスクアレイシステムのTrueCopy,Universal Replicator,及びRAID Managerを使用してデータベースファイルやシステムファイルの管理及び制御をします。
- 《ほかのオペランドとの関連》
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このオペランドにYを指定する場合は,必ずpd_rise_pairvolume_combinationオペランドを指定してください。pd_rise_pairvolume_combinationオペランドを指定しないと,HiRDBを開始できません。
- ◆ pd_rise_pairvolume_combination = sync|async|hybrid|syssync
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リアルタイムSANレプリケーションの処理方式を選択します。
sync:全同期方式
async:全非同期方式
hybrid:ハイブリッド方式
syssync:ログ同期方式
- 《前提条件》
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pd_rise_useオペランドにYを指定している必要があります。
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syssyncを指定する場合は,HiRDB Disaster Recovery Light Editionが必要です。HiRDB Disaster Recovery Light Editionを導入しないでsyssyncを指定すると,HiRDBを開始できません。
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- 《注意事項》
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インナレプリカ機能使用時にsyssyncを指定すると,HiRDBを開始できません。
- 《ほかのオペランドとの関連》
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pd_rise_useオペランドにYを指定する場合は,必ずこのオペランドを指定してください。このオペランドを指定しないと,HiRDBを開始できません。
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sync,hybrid,又はsyssyncを指定する場合は,必ずpd_rise_fence_levelオペランドを指定してください。pd_rise_fence_levelオペランドを指定しないと,HiRDBを開始できません。
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- ◆ pd_rise_disaster_mode = normal|alone
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リアルタイムSANレプリケーションの処理方式にハイブリッド方式を選択している場合このオペランドを指定します。このオペランドは,メインサイトとリモートサイト間で同期を取り,データの整合性を維持するかどうか指定します。
- normal:
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メインサイトとリモートサイト間で同期を取り,データの整合性を維持します。
- alone:
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メインサイトとリモートサイト間で同期を取らないので,データの整合性を維持しません。災害発生などによって,リモートサイトへデータを更新コピーできない場合に指定します。
- 《前提条件》
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このオペランドを指定する場合は,次に示す条件をすべて満たす必要があります。
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pd_rise_useオペランドにYを指定します。
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pd_rise_pairvolume_combinaionオペランドにhybridを指定します。
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- 《指定値の目安》
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このオペランドは,災害発生などによってリモートサイトにあるボリュームへデータを更新コピーできない場合に使用するため,通常は,このオペランドを省略するか,又はnormalを指定します。
- ◆ pd_rise_fence_level = data|never
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リアルタイムSANレプリケーションの処理方式に,全同期方式,ハイブリッド方式,又はログ同期方式のどれかを選択している場合に,障害が発生して,リモートサイトにあるボリュームへのデータの同期コピー(HiRDBファイルの全部又は一部を転送すること)に失敗したときの動作を指定します。同期コピーが失敗した場合の動作については,マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照してください。
data:メインサイトにあるボリュームの更新を中止します。
never:メインサイトにあるボリュームだけ更新をして,続行します。
- 《ほかのオペランドとの関連》
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pd_rise_pairvolume_combinaionオペランドにsync,hybrid,又はsyssyncを指定する場合は,必ずこのオペランドを指定してください。このオペランドを指定しないと,HiRDBを開始できません。
- ◆ HORCMINST RAID Managerのインスタンス番号
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〜<符号なし整数>
リアルタイムSANレプリケーションを使用する場合,HiRDBが使用するペア論理ボリュームを定義したRAID Managerのインスタンス番号を設定します。指定値の詳細については,RAID Managerのマニュアルを参照してください。