19.4.2 HiRDB/パラレルサーバの場合の計算式
計算式で使用している変数については,「計算式で使用する変数」を参照してください。
(1) 影響分散スタンバイレス型系切り替えを使用していない場合
種別 |
計算式 |
---|---|
メッセージキュー識別子数 |
b ΣVi+2×a+3×b+c+d+e+26+m i=1 |
セマフォ識別子数 |
b Σ {↑(Si+Ti+Ui)÷64↑+Wi}+6×b+2+f i=1 |
セマフォ数(識別子ごとのセマフォ数の合計です) |
b Σ (Si+Ti+Ui+Xi)+26×b+3+g i=1 |
(2) 影響分散スタンバイレス型系切り替えを使用している場合
種別 |
計算式 |
---|---|
メッセージキュー識別子数 |
b ΣVi+2×a+3×b+c+d+e+26+m i=1 |
セマフォ識別子数 |
b Σ {↑{Yi×(j+k)}÷64↑+Wi}+6×b+2+f i=1 |
セマフォ数(識別子ごとのセマフォ数の合計です) |
b Σ {Yi×(j+k)+Xi}+26×b+3+g i=1 |
(3) 計算式で使用する変数
a:サーバマシン内のフロントエンドサーバ数
b:サーバマシン内のディクショナリサーバ数+n
c:4(フロントエンドサーバの場合)又は0(フロントエンドサーバ以外の場合)
d:8(ディクショナリサーバの場合)又は0(ディクショナリサーバ以外の場合)
e:16×n(バックエンドサーバの場合)又は0(バックエンドサーバ以外の場合)
- f及びg:系切り替え機能使用時に加算します。次に示す表から値を求めてください。
-
条件
fの値
gの値
pd_ha_acttype=monitor(又は省略)
0
0
pd_ha_acttype=server
pd_ha_agent=standbyunit
1
h
pd_ha_agent=server
1
6+2×(1:1スタンバイレス型系切り替えを適用したユニット内のバックエンドサーバ数)
pd_ha_agent=activeunits
0
0
pd_ha_agent
を省略
pd_ha_server_process_standby=Y
(又は省略)
1
i
pd_ha_server_process_standby=N
0
1
h:6+2×(サーバマシン内のフロントエンドサーバ数,ディクショナリサーバ数,及びバックエンドサーバサーバ数の合計)
i:1+(サーバマシン内のフロントエンドサーバ数,ディクショナリサーバ数,及びバックエンドサーバサーバ数の合計)
j:ホストBES数
k:ゲストBES数
m:システムマネジャユニットがある場合は3,ない場合は0
- n:次のどちらかの値
-
-
影響分散スタンバイレス系切り替えを使用していない場合
サーバマシン内のバックエンドサーバ数
-
影響分散スタンバイレス系切り替えを使用している場合
サーバマシン内のホストBES数+pd_ha_max_act_guest_serversオペランドの値
-
Si:各サーバに配置するRDエリアに対するpdbuffer -rの定義数
Ti:各サーバに配置するRDエリアに対するpdbuffer -iの定義数
Ui:pdbufferオペランドの-oオプションの指定数
Vi:1(pd_max_ard_processオペランドが1以上の場合)又は0
Wi:2(pd_dfw_awt_processオペランドに値を指定する場合)又は0
Xi:pd_dfw_awt_processオペランドの値+1(pd_dfw_awt_processオペランドに値を指定する場合)又は0
Yi:pdbufferオペランドの-cオプションの指定数