Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 解説


9.6 パスワードの有効期間

任意のユーザに対し,パスワードを使用できる期間(有効期限間隔)を日数で設定します。有効期限間隔を設定した日,または最後にパスワードを設定した日を「パスワードの最終更新日」として,有効期限を算出する起点の日とします。パスワードの最終更新日から有効期限以内は,同じパスワードでHiRDBにCONNECTができます。概要を以下に示します。

図9‒5 パスワードの有効期間の概要

[図データ]

図の例では,USER_A,USER_Bともに,有効期間設定日がパスワードの最終更新日となり(2019/04/01 09:00:00とします),その10日経過後がパスワード有効期限(2019/04/11 09:00:00)となります。

USER_Aの場合,有効期限以内にGRANT文でパスワードを変更します。USER_Aは,パスワードを変更した日がパスワードの最終更新日となり(2019/04/10 16:47:33とします),その10日経過後がパスワード有効期限(2019/04/20 16:47:33)となります。

USER_Bの場合,10日経過後もパスワードを変更しません。USER_Bは有効期限(2019/04/11 09:00:00)からあとのCONNECTはできなくなります。