8.1.6 系切り替え失敗時の自動再起動機能【UNIX版限定】
系切り替え先のHiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)が系の切り替え中に異常終了した場合に,系切り替え先のHiRDBを再起動する機能です。これによって,系の切り替え中に障害が発生しても,自動でHiRDBを復旧できます。
この機能を使用するには,HAモニタのserver定義文のswitch_errorオペランドにretryを指定した構成で,システム定義のpd_ha_switch_errorオペランドにretryを指定します。
詳細は,マニュアル「HiRDB システム定義」のpd_ha_switch_errorオペランドを参照してください。
系切り替え失敗時の自動再起動の概要を次の図に示します。
- 注意事項
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系切り替え失敗時の自動再起動機能は,AIX版及びLinux版限定の機能です。
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この機能を使用するには,次に示す条件をすべて満たすようにシステムを構築してください。
・クラスタソフトウェアにHAモニタを使用
・HAモニタのバージョンが,この機能に対応したバージョン以降
AIXの場合:01-25以降
Linuxの場合:01-55-01以降
・ユーザサーバホットスタンバイ又は高速系切り替え機能を使用
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