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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 解説


7.7.2 符号付きパック形式の符号部の変換規則

DECIMAL型の符号正規化機能を使用すると,データを入力したときに符号付きパック形式の符号部を次の表に示す規則に従って変換します。この符号部を変換することを,符号部を正規化するといいます。符号部を正規化すると+0と−0を同じ値として処理できます。

表7‒9 符号付きパック形式の符号部の変換規則(0データ以外の場合)

埋込み変数のデータの符号部

正規化しない場合

正規化する場合

X'A'

エラー

X'C'に変換

X'B'

エラー

X'D'に変換

X'C'

無変換

無変換

X'D'

無変換

無変換

X'E'

エラー

X'C'に変換

X'F'

無変換

X'C'に変換

X'0'〜X'9'

エラー

エラー

表7‒10 符号付きパック形式の符号部の変換規則(0データの場合)

0データの符号部

正規化しない場合

正規化する場合

X'A'

エラー

X'C'に変換

X'B'

エラー

X'C'

無変換

X'D'

無変換

X'E'

エラー

X'F'

無変換