定義系SQLのREVOKEでCONNECT権限を取り消す場合,取り消すユーザが接続していない状態で行ってください。接続中のユーザのCONNECT権限は取り消せないことがあります。接続中のユーザのCONNECT権限を取り消した場合は,取り消したユーザの接続が切れたあとにディクショナリ表(SQL_USERS)を参照して,CONNECT権限が取り消されていることを確認してください。
CONNECT権限の取り消し手順の例を次に示します。
- 手順
- REVOKEを実行するDBA権限保持者がHiRDBに接続します。
- pdchprcコマンドで最大起動プロセス数を1にします。ただし,HiRDB/パラレルサーバの場合は,上記のDBA権限保持者が接続しているフロントエンドサーバの最大起動プロセス数を1にして,ほかのフロントエンドサーバの最大起動プロセス数を0にしてください。
- 接続中のユーザが上記のDBA権限保持者だけになるまで待ちます。なお,接続中のユーザは,pdls -d actコマンドで確認できます。また,問題がなければ,接続中のUAPやユティリティをpdcancelコマンドで強制終了させてもかまいません。
- HiRDB/パラレルサーバの場合,接続しないフロントエンドサーバを停止します(REVOKEを実行するフロントエンドサーバだけ稼働している状態にしてください)。
- REVOKEを実行して,不要なCONNECT権限を取り消します。
- ディクショナリ表(SQL_USERS)を参照して,CONNECT権限が取り消されていることを確認します。
- pdchprcコマンドで変更した最大起動プロセス数を元に戻します。なお,HiRDB/パラレルサーバの場合は,停止したフロントエンドサーバを開始してから戻してください。
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