ノンストップデータベース HiRDB Version 9 セキュリティガイド
セキュリティ監査機能を使用し,次に示す手順で監査情報を取得します。
各作業の詳細,およびセキュリティ監査機能によって取得される監査情報については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム運用ガイド」を参照してください。
CREATE AUDIT AUDITTYPE {PRIVILEGE | EVENT | ANY} ...1 FOR 操作種別 ...2 選択オプション ...3 WHENEVER {SUCCESSFUL | UNSUCCESSFUL | ANY} ...4
表4-1 HiRDBの強制終了または異常終了時の監査情報
実行したコマンド | 監査情報 |
---|---|
pdstop -f | このコマンドを実行したときにKFPS01850-Iメッセージが出力されます。このメッセージを監査情報としてください。 |
pdstop -f -q | このコマンドを実行してもメッセージは出力されません。 HiRDBを終了する操作(異常終了も含む)を行っていないのにHiRDBが停止している場合は,このコマンドが実行された可能性があります。 また,HiRDBが稼働中かどうかはpdls -d svrコマンドで確認できます。 |
pdstop -f -x ホスト名 | このコマンドを実行したときに,コマンド指示で終了したユニットのマシンにKFPS01841-Iメッセージが出力されます。このメッセージを監査情報としてください。 |
pdstop -f -u ユニット識別子 | |
pdstop -f -s サーバ名 | このコマンドを実行したときにKFPS01843-Iメッセージが出力されます。このメッセージを監査情報としてください。 |
pdstop -f -u ユニット識別子 -s サーバ名 | このコマンドを実行したときに,実行系にはKFPS01843-Iメッセージが出力され,待機系にはKFPS05621-Iメッセージが出力されます。 |
pdstop -z | システムマネジャがあるユニットにはKFPS01850-Iメッセージが出力され,システムマネジャがないユニットにはKFPS01841-Iメッセージが出力されます。なお,pdstop -zコマンドは,コマンドを実行したユニットだけ強制終了します。 |
pdstop -z -q | このコマンドを実行してもメッセージは出力されません。 HiRDBを終了する操作(異常終了も含む)を行っていないのにHiRDBが停止している場合は,このコマンドが実行された可能性があります。 また,HiRDBが稼働中かどうかはpdls -d svrコマンドで確認できます。 |
pdstop -z -c | このコマンドを実行したときにKFPS01841-Iメッセージが出力されます。このメッセージを監査情報としてください。 |
pdstop -z -s サーバ名 | このコマンドを実行したときに,実行系にはKFPS01843-Iメッセージが出力され,待機系にはKFPS05621-Iメッセージが出力されます。 |
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