ノンストップデータベース HiRDB Version 9 セキュリティガイド

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4.1.1 HiRDBの不正利用が行われていないかを確認する

HiRDBの不正利用が行われていないかを監査で確認します。ここで説明する考え方に基づいて確認してください。

<この項の構成>
(1) ユーザ認証時に発生したエラーをチェックする

(1) ユーザ認証時に発生したエラーをチェックする

ユーザ認証時に発生したエラーをチェックして,不正なアクセスが試されていないかを確認します。この場合,次に示すことを監査情報で確認します。

この監査情報を基に,この操作を行ったのが本人かどうか確認してください。本人が否定した場合,第三者によるHiRDBへの不正なアクセスが試された可能性があります。

ポイント
エラーの回数が多い(特に連続して失敗している場合)認可識別子は不正アクセスが試されている可能性があります。このような認可識別子を重点的にチェックします。