11.3.5 SQLの最適化に関するオペランド
- ◆ pd_hashjoin_hashing_mode = TYPE1|TYPE2
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- 《オペランドの省略値》
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推奨モード適用時の省略値:TYPE2
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0904互換モード適用時の省略値:TYPE1
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SQL拡張最適化オプションで「ハッシュジョイン,副問合せのハッシュ実行」を指定した場合のハッシング方式を指定します。
TYPE1:バージョン07-02より前のハッシング方式です。
TYPE2:TYPE1に比べて,均等にハッシングされます。
- 《指定値の目安》
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通常はTYPE2を指定してください。ただし,結合条件に指定した列のデータによっては均等にならないこともあるので,その場合はTYPE1を指定してください。
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07-02以降にバージョンアップしたユーザで,TYPE1を指定して期待した性能が得られなかった場合は,TYPE2を指定してください。
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- ◆ pd_apply_search_ats_num = サーチ条件ATSを適用する絞り込み値の組み合わせ個数の上限
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〜<符号なし整数>((255〜30000))
- 《オペランドの省略値》
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推奨モード適用時の省略値:30000
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0904互換モード適用時の省略値:255
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インデクスを用いた検索で,IN述語及び限定述語(=ANY(表副問合せ),=SOME(表副問合せ))を指定する場合,サーチ条件ATS又はRANGESを適用する絞り込み値の組み合わせ個数の上限を指定します。
- 《指定値の目安》
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バージョン09-50より前のHiRDBをバージョンアップする場合,バージョンアップする前のHiRDBのバージョンによって指定値の目安が異なります。
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バージョン08-04以降のHiRDBをバージョンアップする場合
指定値を,バージョンアップ前と同じにすることをお勧めします。
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バージョン08-04より前のHiRDBをバージョンアップする場合
指定値を,255にすることをお勧めします。
IN述語及び限定述語(=ANY(表副問合せ),=SOME(表副問合せ))を指定し,サーチ条件の絞り込み値の組み合わせ個数が255を超えてRANGE,又はRANGESになっているSQL文の中には,このオプションの指定値を変更すれば性能向上することがあります。ただし,IN述語を使用したケースで1件もヒットしない場合は性能劣化することがあります。サーチ条件種別については,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照してください。
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- 《注意事項》
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指定値を超えた場合は,内部的に異なるサーチ条件に変更してSQLを実行します。そのため,意図したアクセスパスにならないおそれがあります。