11.3.4 SQLの仕様に関するオペランド
- ◆ pd_sql_simple_comment_use = Y|N
-
- 《オペランドの省略値》
-
-
推奨モード適用時の省略値:Y
-
0904互換モード適用時の省略値:N
-
SQL文中に単純注釈を使用するかどうかを指定します。
Y:単純注釈を使用します。
N:単純注釈を使用しません。
- 《注意事項》
-
-
このオペランドにYを指定した場合,減算のマイナスと単項演算子のマイナスを括弧なしで連続して使用した演算が指定できなくなります。
-
ルーチンの定義,及びルーチンのリコンパイル時に,単純注釈を使用するかどうかは,このオペランドの値によって決定されます。
-
ルーチンの定義と,そのルーチンのリコンパイル時はこのオペランドの値を同じにしてください。このオペランドを変更し,ルーチンのリコンパイルを行うと,次に示す現象が起こる場合があります。
・リコンパイル時に構文エラーとなる
・リコンパイル後のルーチンを実行した場合,リコンパイル前と実行結果が変わる
-
このオペランドの値によって,データベース定義ユティリティ(pddef)に入力するSQL中の制御文字の扱いや,ディクショナリ搬出入ユティリティ(pdexp),定義系SQLの生成コマンド(pddefrev)が出力するSQL中の改行コードの有無が変わります。詳細は,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照してください。
-