スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 メッセージ

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2.8 KFPKメッセージ


KFPK00001-E

aaaaaaaa: file not found, file_kind:bb....bb file_name:cc....cc  (E+L)

指定したファイル又はユティリティが一時的に作成したファイルがありません。指定したディレクトリ下に解析できるファイルがありません。
aaaaaaaa:ユティリティ種別
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb....bb:ファイル種別
control file:制御文ファイル
sort data file:ソート用ワークファイル
unload log file:アンロードログファイル
cc....cc:ファイル名,又はディレクトリ名
(S)処理を終了します。
(O)ファイル種別によって,次に示す処置をしてください。
〈unload log file,及びcontrol fileの場合〉
ファイル名を確認してコマンドを再度入力してください。file_nameがディレクトリ名の場合は,ディレクトリ下のファイルを確認して,コマンドを再度入力してください。
〈sort data fileの場合〉
ユティリティが自動生成した一時ファイルを誤って削除していないか,確認してください。

KFPK00002-E

aa....aa: file open failed, file_kind:bb....bb file_name:cc....cc errno=dd....dd  (D+E+L)

指定したファイル又はユティリティが一時的に作成したファイルをオープンできません。
aa....aa:ユティリティ種別
Pddbst:データベース状態解析ユティリティ
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb....bb:ファイル種別
control file:制御文ファイル
edit work file:ワーク用ファイル
sort data file:ソート用ワークファイル
unload log file:アンロードログファイル
DAT file:DAT形式ファイル
predict csv file:CSV出力ファイル
cc....cc:ファイル名
dd....dd:openシステムコールから返却されたerrno
(S)〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)〈統計解析ユティリティの場合〉
errnoを基に,errno.h及びユーザが使用するOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。
errnoに***が表示されている場合は,直前に出力されたエラーメッセージを基に原因を調査してください。
〈データベース状態解析ユティリティの場合〉
errnoを基に,errno.h及びユーザが使用するOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。

KFPK00003-E

aa....aa: file close failed, file_kind:bb....bb file_name:cc....cc errno=dd....dd  (D+E+L)

ファイルをクローズできません。
aa....aa:ユティリティ種別
Pddbst:データベース状態解析ユティリティ
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb....bb:ファイル種別
control file:制御文ファイル
edit work file:ワーク用ファイル
sort data file:ソート用ワークファイル
unload log file:アンロードログファイル
predict csv file:CSV出力ファイル
cc....cc:ファイル名
dd....dd:closeシステムコールから返却されたerrno
(S)〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)〈統計解析ユティリティの場合〉
errnoを基に,errno.h及びユーザが使用するOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。
errnoに***が表示されている場合は,直前に出力されたエラーメッセージを基に原因を調査してください。
〈データベース状態解析ユティリティの場合〉
errnoを基に,errno.h及びユーザが使用するOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。

KFPK00004-E

aa....aa: I/O error, cause:bb....bb file_name:cc....cc errno=dd....dd  (D+E+L)

入出力エラーが発生しました。
aa....aa:ユティリティ種別
Pddbst :データベース状態解析ユティリティ
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb....bb:エラーが発生したシステムコール種別
LSEEK:lseekシステムコール
READ:readシステムコール
WRITE:writeシステムコール
cc....cc:ファイル名
dd....dd:システムコールから返却されたerrno
(S)
〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)
〈統計解析ユティリティの場合〉
errnoを基に,errno.h及びユーザが使用するOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。
errnoに***が表示されている場合は,直前に出力されたエラーメッセージを基に原因を調査してください。
〈データベース状態解析ユティリティの場合〉
errnoを基に,errno.h及びユーザが使用するOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。

KFPK00005-E

aa....aa: system call error, func=bb....bb, errno=cc....cc  (D+E+L)

システムコール(関数)でエラーが発生しました。
aa....aa:ユティリティ種別
Pddbst:データベース状態解析ユティリティ
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb....bb:エラーが発生したシステムコール名
cc....cc:システムコールから返却されたerrno
(S)
〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)エラー番号(errno:エラー状態を表す外部整数変数)を調査し,errno.h及びユーザが使用するOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。

KFPK00006-E

aa....aa: unrecovable error, func=bb....bb, errno=ccc  (D+E+L)

回復不能なエラーが発生しました。
aa....aa:ユティリティ種別
Pddbst:データベース状態解析ユティリティ
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb....bb:エラーが発生したシステムコール種別
CLOSEDIR:closedirシステムコール
CREATE:create又はopenシステムコール
DELETE:unlinkシステムコール
OPENDIR:opendirシステムコール
READDIR:readdirシステムコール
ccc:システムコールから返却されたerrno
(S)
〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)エラー番号(errno:エラー状態を表す外部整数変数)を調査し,errno.h及び該当する関数が記載されているマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。エラー番号が***の場合は,直前に出力されているエラーメッセージを基に原因を調査してください。制御文ファイルを指定している場合にbb....bbがCREATEのときは,制御文に指定したパス名を見直してください。

KFPK00007-W

aa....aa error occurred in log element file, server_name:bb....bb file_name:cc....cc system A/B:d reason=(eee,fffff)  (E)

システムログファイルにエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生したコード
Close:クローズ処理
Open:オープン処理
Read:読み込み処理
bb....bb:ファイルグループに対応したサーバ名
cc....cc:ファイルグループ名
d:障害が発生した系
eee:理由コード
fffff:詳細コード
(S)他系のログファイルにエラーが発生していない場合,他系のログファイルを使用して処理を続行します。
(O)理由コードごとに,対策してください。理由コードと対策を次に示します。
理由
コード
意味 対策
-40
-41
-42
-43
入出力エラーが発生しました。 詳細コードと「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」のエラーコードを対応させて,エラーの原因を取り除いてください。
-50
-51
-52
-53
ファイルの内容が不正です。 次に示す原因のうち,どの原因でメッセージが出力されたを調査し,エラーの原因を取り除いて,再度コマンドを実行してください。
(1) 現用グループが指定されています。
(2) 初期化後,未使用のファイルグループが指定されています。
(3) システムログではないファイルグループが指定されています。
(4) ログファイルが破壊された可能性があります。ログファイルに関する定義の変更,初期設定,及び不正なステータスを変更していないか調査してください。
詳細コードはシステムの保守情報です。

KFPK00008-E

aa....aa error occurred in log element file, server_name:bb....bb file_name:cc....cc system A/B:d reason=(eee,fffff)  (E)

システムログファイルにエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生したコード
Close:クローズ処理
Open:オープン処理
Read:読み込み処理
bb....bb:ファイルグループに対応したサーバ名
cc....cc:ファイルグループ名
d:障害が発生した系
eee:理由コード
fffff:詳細コード
(S)処理を終了します。
(O)理由コードごとに,対策してください。
理由コードと対策を次に示します。
理由コード 意味 対策
-40
-41
-42
-43
入出力エラーが発生しました。 詳細コードと「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」のエラーコードを対応させて,エラーの原因を取り除いてください。
-50
-51
-52
-53
ファイルの内容が不正です。 ログファイルが破壊された可能性があります。ログファイルに関する定義の変更,初期設定,及び不正なステータスを変更していないか調査してください。
詳細コードはシステムの保守情報です。

KFPK00009-E

aaaaa error occurred, file=bb....bb  (E)

ファイル入出力エラーが発生しました。
aaaaa:エラーが発生した処理
Open:オープン処理
Read:リード処理
Close:クローズ処理
bb....bb:ファイル名称
(S)処理を終了します。
(O)このメッセージに続いて出力されるメッセージを参照し,エラーの要因を取り除いて,再度実行してください。

KFPK00010-E

File I/O error occurred, reason=aa....aa, func=bb....bb, errno=cc....cc, (dd....dd)  (E)

ファイル入出力中にエラーが発生しました。
aa....aa:エラーの原因
Invalid-parameter:指定したパラメタの組み合わせが不正です。
Invalid-permission:ファイルに対するアクセス権限がありません。
Invalid-device:ファイルのエントリタイプ(属性)が不正です。ファイル名を指定する必要がある箇所にディレクトリ名を指定している(又はその逆)可能性があります。UNIX版の場合は,キャラクタ型スペシャルファイルが使用できないファイルにキャラクタ型スペシャルファイルを割り当てている可能性があります。
File-format:ファイルフォーマットが異なります。指定したファイル名が誤っているか,又はコマンドラインや制御文に指定したファイルの形式と内容が一致していない可能性があります。
Invalid-file:正しく作成していないファイルを指定しました。
File-lock:該当するファイルは,ほかのユーザが使用しています。コマンドラインや制御文に指定したファイル名が,別のジョブで使用中のファイル名と重複している可能性があります。UNIX版の場合は,OSのカーネルパラメタのファイルロック用資源が不足している可能性があります。
No-file:ファイルがありません。
Invalid-deviceの場合は,指定したファイルのエントリタイプが識別できるときは,英字を括弧内に入れてデバイス種別を表示します。UNIX版の場合,内容はOSのls -lコマンドで表示されるモードのエントリと同じです。
bb....bb:エラーが発生した関数名
  • OSがエラーを検知した場合はシステム関数名
  • HiRDBファイルシステムでエラーを検知した場合はp_f_iosで始まるHiRDBファイルシステムの関数名
  • 上記以外の場合は「***」
cc....cc:エラーコード
  • OSがエラーを検知した場合はシステム関数が返却したエラー番号(errno:エラー状態を表す外部参照変数)
  • HiRDBファイルシステムでエラーを検知した場合はHiRDBファイルシステムのエラーコード(HiRDBファイルシステムのエラーコードについては,「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照してください)
  • 上記以外のエラー要因の場合は「0」
dd....dd:トラブルシュート情報(障害を検知したソースファイル名と行番号)です。なお,これは保守員が確認する情報です。
(S)処理を終了します。
(O)エラーの理由,関数名,及びエラーコードから,errno.h,ユーザが使用するOSのマニュアル,及び「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。

KFPK00011-E

HiRDB file aa....aa error, errno=bb....bb, HiRDB file name=cc....cc  (E)

HiRDBファイルに対するアクセスエラーが発生しました。
aa....aa:アクセスエラーとなった処理
open:HiRDBファイルのオープン処理
read:HiRDBファイルからの読み込み処理
close:HiRDBファイルのクローズ処理
bb....bb:HiRDBファイルシステムのエラーコード
cc....cc:HiRDBファイル名
(S)処理を終了します。
(O)bb....bbが-1562の場合は,該当するHiRDBファイルシステム領域の種別がUTLでない可能性があります。入力に指定したHiRDBファイルシステム領域が正しいかどうか確認してください。
bb....bbが-1562以外の場合は,「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照し,エラー要因を取り除いて,再度実行してください。

KFPK00012-E

aa....aa: file already exist, file_kind=bb....bb, file_name=cc....cc  (E+L)

ユティリティが一時的に作成するワークファイルが既にあります。
aa....aa:ユティリティ種別
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb....bb:ファイル種別
sort data file:ワーク用一時ファイル
cc....cc:ファイル名
(S)処理を終了します。
(O)同じコマンドを同時に実行していないことを確認してから,cc....ccのファイルを削除し,再度コマンドを実行してください。

KFPK00013-E

aa....aa: system call error, func=bb....bb, file_name=cc....cc, errno=dd....dd  (D+E+L)

ファイルアクセスをするシステムコール(関数)でエラーが発生しました。
aa....aa:ユティリティ種別
Pdstedit:統計解析ユティリティ
Pddbst:データベース状態解析ユティリティ
bb....bb:エラーが発生したシステムコール名
cc....cc:ファイル名
dd....dd:errnoに設定したエラー番号
(S)標準エラー出力に出力された場合,処理を終了します。メッセージダイアログに出力された場合,エラー発生直前の画面に戻ります。
(O)エラー番号(errno:エラー状態を表す外部整数変数)を調査し,errno.h及び該当する関数が記載されているマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。

KFPK00050-E

aa....aa: insufficient memory, size=bb....bb  (D+E+L)

メモリ不足が発生しました。
aa....aa:ユティリティ種別
Pddbst:データベース状態解析ユティリティ
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb....bb:確保しようとしたメモリサイズ(単位:バイト)
(S)
〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)大量にメモリを使用するプロセスがほかにあるか確認してください。
〈大量にメモリを使用するプロセスがある場合〉
該当するプロセスの終了を待って,再度コマンドを実行してください。
〈大量にメモリを使用するプロセスがない場合〉
次のどれかの方法で,使用できるメモリに余裕を持たせてください。
  • 同時実行しているプロセスの数を減らしてください。
  • スワップ領域を増やしてください。
  • 実メモリを増設してください。

KFPK00100-E

aa....aa: interface error, func:bb....bb, return code=cccc  (D+E+L)

プログラム内の関数間でインタフェースエラーが発生しました。
aa....aa:ユティリティ種別
Pddbst:データベース状態解析ユティリティ
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb....bb:不正なコードを返却した関数名
cccc:詳細コード
(S)
標準エラー出力に出力された場合:
処理を終了します。
エラーメッセージダイアログに出力された場合:
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)HiRDB管理者へ連絡してください。
[対策]保守員へ連絡してください。

KFPK00200-I

Usage: pdstedit [-k edit_item[,edit_item]...][-m interval][-t [start_time][,end_time]][-u uap_name[,uap_name]...][-x host_name[,host_name]...][-s server_name[,server_name]...][-f foreign_server_name[,foreign_server_name]...][-o dat_dir[-e ext_fmt[,ext_fmt]]][-i unload_log][-w work_dir][-d control_file][-b]  (E)

統計解析ユティリティ(pdstedit)の使用方法を次に示します。
-b:DAT形式ファイルにタイトルバーを出力する場合に指定します。
-d:制御文ファイル名称を指定します。
-e:拡張フォーマット指定値を指定します。
-i:アンロードファイル,又はアンロードファイル格納ディレクトリを指定します。
-k:統計解析の情報種別を指定します。複数の情報種別を繰り返し指定できます。
-m:編集時間間隔を指定します。分単位で1440まで指定できます。
-o:DAT形式ファイル出力先ディレクトリ名称を指定します。
-s:サーバ名称を指定します。32個まで繰り返し指定できます。
-t:編集開始時間,又は編集終了時間を指定します。開始時間,終了時間の両方を同時に省略できません。
-u:UAP名称を指定します。16個まで繰り返し指定できます。
-x:ホスト名称を指定します。32個まで繰り返し指定できます。
-w:ワーク用ファイル作成ディレクトリ名称を指定します。
(S)処理を終了します。
(O)pdsteditのパラメタの入力が誤っていないか,確認してください。

KFPK00201-E

aa....aa: invalid parameter  (E+L)

ユティリティ起動コマンドのパラメタの指定が誤っています。このメッセージは次の場合に出力します。
  • 不正なオプションが指定されています。
aa....aa:ユティリティ種別
Pddbst:データベース状態解析ユティリティ
Pdstedit:統計解析ユティリティ
(S)処理を終了します。
(O)各ユティリティ実行時のパラメタの入力が誤っていないか,確認してください。

KFPK00202-E

aa....aa: invalid combination of options  (E+L)

ユティリティ起動コマンドのオプションの組み合わせが不当です。又は,オプションと制御文の組み合わせが不正です。
aa....aa:ユティリティ種別
Pddbst:データベース状態解析ユティリティ
Pdstedit:統計解析ユティリティ
(S)処理を終了します。
(O)各ユティリティ実行時のパラメタ(コマンドライン,及び制御文)の指定値が誤っていないか,確認してください。

KFPK00203-E

aa....aa: invalid bb option  (E+L)

ユティリティ起動コマンドのbbオプションの指定に誤りがあります。このメッセージは次のどれかの場合に出力します。
  • オプションにキーが指定されていません。
  • オプションに不正な形式でキーが指定されています。
  • オプションに繰り返し制限を超えるキーが指定されています。
  • オプションに制限値を超えるキーが指定されています。
  • HiRDB Staticizer Optionの利用できない環境で-Gオプションを指定しています。
  • 再編成時期予測機能を使用(システム定義のpd_rorg_predictオペランドにYを指定)していないのに,-e,-k pred,-m,-R,-c,又は-vオプションを指定しています。
  • RDエリア一括指定のパターン文字列中に「%」が含まれています。
  • オプションに「*」だけのパターン文字列を指定しています。
aa....aa:ユティリティ種別
Pddbst:データベース状態解析ユティリティ
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb:指定誤りのオプション名
(S)処理を終了します。
(O)各ユティリティ起動コマンドのパラメタの入力が誤っていないか,確認してください。RDエリア名の一括指定のパターン文字列を修正する場合は,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照し,正しいパターン文字列を指定してから再度コマンドを実行してください。

KFPK00204-E

Invalid attribute exists in Control file, line=aa....aa  (L+E)

-vオプションで指定した制御文ファイル中のaa....aa行目に不正な値を検出しました。
aa....aa:制御文の行番号
(S)処理を終了します。
(O)
pddbst実行の場合:
再編成時期予測機能を実行する場合(-k predを指定する場合),制御文の指定を確認し,指定誤りを訂正してください。その後,pddbstを再度実行してください。
上記以外の場合に-vオプションを指定しているときは,-vオプションの指定を削除して再度実行してください。
HiRDB CM実行の場合:
HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]HiRDB CM実行中に出力された場合は保守員に連絡してください。

KFPK00205-E

Length of unload log file name exceeds bytes  (E+L)

統計解析ユティリティ(pdstedit)のファイル名の指定に誤りがあります。
(S)処理を終了します。
(O)統計解析ユティリティ(pdstedit)のパラメタの入力が誤っていないか,確認してください。

KFPK00206-E

aaaaaaaa: invalid directory name, kind=bb....bb  (E+L)

各ユティリティ起動コマンドで指定された各種ファイル作成ディレクトリ名称が,次に示す理由で誤っています。
  • 指定されたディレクトリがありません。
  • 指定されたディレクトリに該当するコマンド実行者の書き込み権限がありません。
  • 指定されたディレクトリ名称に値するものがディレクトリ属性を持っていません。
  • 指定されたディレクトリ名称長が128バイトを超えています。
aaaaaaaa:ユティリティ種別
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb....bb:ディレクトリ用途種別
DAT data file:DAT形式ファイル作成用
sort data file:ソート用ワークファイル作成用
(S)処理を終了します。
(O)各ユティリティ実行時のパラメタの入力が誤っていないか,確認してください。

KFPK00207-E

aaaaaa: unable to assume user id  (E)

次に示す理由で,認可識別子の省略値を仮定できません。
  • 環境変数PDUSERが定義されていません。
  • 環境変数PDUSERに定義された認可識別子,又はパスワードの長さが制限長を超えています。
  • 環境変数PDUSERに定義された認可識別子,又はパスワードに対し,引用符(”)が対になっていません。
  • 環境変数PDUSERに認可識別子が指定されていません。
aaaaaa:ユティリティ種別
Pddbst:データベース状態解析ユティリティ
(S)処理を終了します。
(O)
コマンド実行時に-uオプションを省略する場合は,環境変数PDUSERに正しい認可識別子,又はパスワードが指定されているか確認後,再度コマンドを実行してください。
Windows版の場合,-uオプションを省略するときは,コマンドプロンプト上で認可識別子やパスワードを指定する文字列を「'」で囲んでいないか,確認してください。
正しい指定例:PDUSER="root"/"root"
クライアント環境定義(hirdb.ini)で指定する場合は,更に「'」で囲んでください。
正しい指定例:PDUSER='"root"/"root"'

KFPK00208-E

Invalid attribute exists in Base value file, line=aa....aa  (E)

-cオプションで指定した基準値定義ファイル中のaa....aa行目に,次のどれかの誤りがあります。
  • 基準値の項目名の誤り
  • 解析対象指定の誤り
  • 指定値の記述誤り,範囲不正
aa....aa:制御文の行番号
(S)処理を終了します。
(O)基準値定義ファイルの内容を確認し,指定の誤りを訂正してから,再度実行してください。

KFPK00210-E

Number of RDAREA exceeded aaaa  (E)

フラグ引数に指定したRDエリア名の数(重複排除後の数)が,指定境界数(aaaa)を超えました。
aaaa:指定境界数
(S)処理を終了します。
[対策]フラグ引数に指定したRDエリア名の数(重複排除後の数)を,指定境界数以下にしてください。指定境界数については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」の「運用コマンド,ユティリティでのRDエリアの指定」を参照してください。

KFPK00250-W

Invalid unload log file, file_name:aa....aa  (E)

統計解析ユティリティ(pdsteditコマンド)の入力ファイルに誤りがあります。
●統計解析ユティリティの統計入力アンロードファイルの入力指定が,ファイル名の場合
  • 解析対象外のファイルタイプのファイル名が指定されています。
  • アンロード統計ログファイル又はアンロードログファイル以外のファイル名が指定されています。
  • パイプファイルを指定して,アンロード統計ログファイル以外のデータを書き込みました(UNIX版限定)。
  • 32ビットモードのHiRDBに,64ビットモードのHiRDBで取得したアンロード統計ログファイル名が指定されています。
●統計解析ユティリティの統計入力アンロードファイルの入力指定が,ディレクトリ名の場合
  • 指定ディレクトリ下にあるファイル(aa....aa)のファイルタイプが解析対象外です。
  • 指定ディレクトリ下にあるファイル(aa....aa)がアンロード統計ログファイル又はアンロードログファイル以外のファイルです。
  • 指定ディレクトリ下にあるHiRDBファイルシステム領域内のHiRDBファイル(aa....aa)は,アンロードログファイル以外のファイルです。
  • 指定ディレクトリ下にあるファイル(aa....aa)が64ビットモードのHiRDBで取得したアンロード統計ログファイルです。32ビットモードのHiRDBに入力できません。
●統計解析ユティリティの統計入力アンロードファイルの入力指定が,HiRDBファイルシステム領域名の場合
  • HiRDBファイルシステム領域aa....aa内にHiRDBファイルがありません。
  • 指定したHiRDBファイルシステム領域内にあるHiRDBファイルaa....aaは,アンロードログファイル以外のファイルです。
  • 指定したHiRDBファイルシステム領域のHiRDBファイルaa....aaはアンロード中です。
  • 指定したHiRDBファイルシステム領域に対して,read権限及びwrite権限がありません。
aa....aa:ファイル名
(S)処理を続行します。不正なファイルは編集対象外として無視します。
(O)pdsteditコマンドのオプションの指定が誤っていないかを確認してください。また,指定したHiRDBファイルシステム領域に対して,必要な権限がない場合は,read権限及びwrite権限を与えてください。

KFPK00251-E

Invalid log record, record_number:aa....aa  (E)

ログレコードに不正があります。
aa....aa:ログレコード通番
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]アンロードログファイル内,又はアンロード統計ログファイル内のデータが壊れていないか確認してください。

KFPK00252-E

Invalid sort data file, cause:aa....aa file_name:bb....bb  (E)

ソート用ワークファイルが不正です。
aa....aa:エラーの理由
corrupt record:レコードが壊れています。
invalid type:ソート用ワークファイルではありません。
bb....bb:不正なソート用ワークファイル
(S)処理を終了します。
(O)pdsteditが内部的に作成するソート用ワークファイルを誤って変更していないか確認してください。

KFPK00253-E

Invalid log block, block_number:aa....aa  (E)

ログブロックに不正があります。
aa....aa:ログブロック通番
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]アンロードログファイル内のデータが壊れていないか確認してください。

KFPK00254-E

aa....aa : Invalid contents in file, file_kind : bb....bb file_name : cc....cc record_length=dd....dd read_length=ee....ee  (E+L)

入力したファイルの内容が不正です。ファイルの内容が破壊されている可能性があります。
aa....aa:ユティリティ種別
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb....bb:ファイル種別
unload log file:アンロードログファイル
unload stj log file:アンロード統計ログファイル
sort data file:ソート用入出力ファイル
cc....cc:ファイル名
dd....dd:読み込もうとしたレコード長(保守情報)
ee....ee:読み込みに成功したデータ長(保守情報)
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]
ファイル種別がunload log file,又はunload stj log fileの場合:
次の観点を基に,アンロードファイル内のデータが壊れていないか確認してください。
  • ftpなどで転送する場合,アンロードファイル内のデータが壊れていないか
  • アンロードファイルを不正に更新していないか
    ファイル種別がunload log fileの場合:
    <UNIX版の場合>
    cc....ccのアンロード前の統計ログファイル(OSのcpコマンド,又はpdstjacmシェルスクリプトを使用してアンロードする前の,$PDDIR/spool下に出力されたpdstj1又はpdstj2という名称の統計ログファイル)が残っている場合,cc....ccとアンロード前のファイルの内容をcmpコマンドなどによって比較し,同一であることを確認してください。
    <Windows版の場合>
    cc....ccのアンロード前の統計ログファイルが残っている場合,cc....ccとアンロード前のファイルの内容をfcコマンドなどによって比較し,同一であることを確認してください。
    ファイル種別がunload stj log fileの場合:
    cc....ccがpdlogunldコマンドで退避したアンロードログファイルの場合で,かつそのファイルに対応するpdlogunldコマンドで取得した直後のアンロードログファイルが残っているときは,その両者のファイルの内容を,UNIX版の場合はcmpコマンド,Windows版の場合はfcコマンドなどで比較し,同一であることを確認してください。
ファイル種別がsort data fileの場合:
統計解析ユティリティが内部的に作成するソート用の入出力ファイルを誤って変更していないか,次の観点を基に確認してください。
<UNIX版の場合>
統計解析ユティリティ実行中に,$PDDIR/tmp下,又は/usr/tmp下のファイルを削除,又は不正に更新していないか
<Windows版の場合>
統計解析ユティリティ実行中に,%PDDIR%\tmp下のファイルを削除,又は不正に更新していないか
上記に該当しない場合,保守員に連絡してください。

KFPK00255-W

aaaaaaaa:Invalid contents in file, file_kind:bb....bb file_name:cc....cc record_length=dd....dd read_length=ee....ee  (E)

入力したファイルの内容が不正です。ファイル内容が破壊されている可能性があります。不正レコードを検知した時点までに入力したレコードを用いて,編集処理をしてください。
aaaaaaaa:ユティリティ種別
Pdstedit:統計解析ユティリティ
bb....bb:ファイル種別
unload log file:アンロードログファイル
unload stj log file:アンロード統計ログファイル
cc.....cc:ファイル名
dd....dd:読み込もうとしたレコード長(保守情報)
ee....ee:読み込みに成功したデータ長(保守情報)
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。入力に成功したログレコードの取得時間は,入力ログファイルサマリ情報のFIRST,LASTを参照してください。
[対策]
ファイル種別がunload log file又はunload stj log fileの場合:
次の観点からアンロードログファイル内のデータが壊れていないか確認してください。
  • ftpなどで転送する場合,binaryモードで転送したか確認してください。
  • アンロードログファイルを不正に更新していないか確認してください。
ファイル種別がunload stj log fileの場合:
  1. cc....ccのアンロード前の統計ログファイルの取得中に,統計ログファイルの出力先(%PDDIR%\spool)のディスクが満杯になっていないか確認してください。
  2. UNIX版の場合,cc....ccのアンロード前の統計ログファイル(OSのcpコマンド又はpdstjacmシェルスクリプトを用いたアンロードをする前の,$PDDIR/spool下にpdstjl又はpdstj2という名称で出力された統計ログファイル)が残っているとき,cc....ccとアンロード前のファイル内容をcmpコマンドなどで比較し,同一であることを確認してください。
    Windows版の場合,cc....ccのアンロード前の統計ログファイルが残っているとき,cc....ccとアンロード前のファイル内容をfcコマンドなどで比較し,同一であることを確認してください。
ファイル種別がunload log fileの場合:
pdlogunldコマンドを用いて取得したアンロードログファイルを退避したものがcc....ccで,かつそのファイルに対応する,pdlogunldコマンドを用いて取得した直後のアンロードログファイルが残っている場合,その両者のファイルの内容を,UNIX版の場合はcmpコマンド,Windows版の場合はfcコマンドなどで比較し,同一であることを確認してください。
上記の項目に該当しない場合,保守員に連絡してください。

KFPK00300-I

Pdstedit terminated, return code=aa....aa  (E)

統計解析ユティリティの実行が終了しました。
aa....aa:リターンコード
0:正常に終了しました
4:正常に終了したが警告メッセージを出力しました
8:エラーが発生したため処理を打ち切りました
12:割り込み(シグナル発生)のため処理を打ち切りました
(S)処理を終了します。
(O)
〈リターンコードが4の場合〉
処理中に出力されたメッセージの種類が,Wのメッセージを基に調査してください。
〈リターンコードが8の場合〉
処理中に出力されたメッセージの種類が,Eのメッセージを基に調査してください。

KFPK00301-I

Stdin assumed as input  (E)

-iオプションが省略されたため,標準入力を利用して処理を続行しました。又は,-iオプションが省略されたため,標準入力に対する入力待ちが発生しました。このため,入力として標準入力を仮定しました。
(S)処理を続行します。
(O)標準入力を仮定して,処理を続行してもよいかどうか確認してください。処理を続行したくない場合は,次に示す方法でユティリティを終了させてください。
〈入力待ちが発生している場合〉
再度リターンキーを入力してください。
〈そのほかの場合〉
UNIX版の場合は,プロセスIDを指定して,killコマンドを入力してください。
Windows版の場合は,プロセスIDを指定して,pdkillコマンドを入力してください。

KFPK00400-E

Sort program error  (E)

ソート処理でエラーが発生しました。
(S)処理を終了します。
(O)直前に出力されたソート処理のエラーメッセージを基に,原因を調査してください。エラーの原因が判断できない場合,HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]障害を取り除いて,再度実行してください。

KFPK00901-E

Unable to make an entry SQL_DB_STATE_ANALYZED  (E)

運用履歴表に状態解析の結果を登録できなかったため,最新のデータベース状態で再編成時期予測ができません。
(S)処理を終了します。
(O)このメッセージの前に出力されたエラーメッセージを参照してエラー原因を取り除いた後,再度pddbstを実行し,運用履歴表に状態解析の結果を登録してください。その後,再編成時期予測機能を実行してください。
注※
KFPA11204-Eの場合は,pdmodで解析情報表及び運用履歴表を格納するデータディクショナリ用RDエリアを作成する必要があります。

KFPK00911-W

Unable to make an entry SQL_DB_STATE_ANALYZED, RDID=aa....aa, OBJID=bb....bb, code=ccc  (E)

マージ解析で状態解析結果蓄積機能を実行しましたが,解析情報表とマージできません。
aa....aa:RDエリアID
bb....bb:表ID,又はインデクスID
ccc:マージができない理由コード
-10:pddbst実行中に表又はインデクスを削除しています。
上記以外:pddbstを複数同時実行しています。
(S)処理を続行します。
(O)同一RDエリアに対して,複数のpddbstを同時に実行しないでください。又は,pddbst実行中は表やインデクスを削除しないでください。

KFPK00999-E

HiRDB Control Manager interface file I/O error occurred, reason=aa....aa  (L+E)

HiRDB CMとのインタフェースをとるファイルでエラーが発生しました。
aa....aa:エラーの理由
PATH_NAME:ファイルパス名が長過ぎます。
FILE_OPEN:ファイルオープンに失敗しました。
FILE_WRITE:ファイルの書き込みに失敗しました。
FILE_CLOSE:ファイルクローズに失敗しました。
(S)処理を終了します。
(O)
  • aa....aaがPATH_NAMEの場合,HiRDB CMのマニュアルを参照して,ファイル出力先を変更してください。
  • aa....aaがFILE_OPEN,FILE_WRITE,又はFILE_CLOSEの場合,pdlog,又はイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力されるKFPK00005-E,又はKFPK00010-Eエラーメッセージを参照して,エラーの原因を取り除いてください。

KFPK05200-E

Invalid format exists in control file, line=aa....aa  (E+L)

統計解析ユティリティの-dオプションで指定した制御文ファイル中のaa....aa行目の形式が誤っています。
aa....aa:解析時にエラーになった行番号
(S)処理を終了します。
(P)制御文ファイル中の該当する行番号を修正して,再度コマンドを実行してください。

KFPK05201-E

Invalid attribute exists in control file, line=aa....aa  (E+L)

統計解析ユティリティの-dオプションで指定した制御文ファイル中のaa....aa行目の値が誤っています。
aa....aa:解析時にエラーになった行番号
(S)処理を終了します。
(P)制御文ファイル中の該当する行番号を修正して,再度コマンドを実行してください。

KFPK05202-E

Line of file_group sentence in control file exceeds the limit  (E+L)

統計解析ユティリティの-dオプションで指定した制御文ファイル中のfile_group文の数が最大値を超えています。
(S)処理を終了します。
(P)file_group文の指定数が34個を超えないように制御文ファイルを修正して,再度コマンドを実行してください。

KFPK05203-E

Server name specified twice in control file, server_name:aa....aa  (E+L)

統計解析ユティリティの-dオプションで指定した制御文ファイル中のサーバ名の指定が重複しています。
aa....aa:重複しているサーバ名
(S)処理を終了します。
(P)サーバ名が重複しないように制御文ファイルを修正して,再度コマンドを実行してください。

KFPK05204-E

Error occurred in log file group, server_name:aa....aa
file_name:bb....bb reason=(cc....cc, dd....dd)  (E+L)

統計解析ユティリティの制御文で指定したログファイルグループにエラーが発生しました。
aa....aa:ファイルグループに対応したサーバ名
bb....bb:ファイルグループ名
cc....cc:理由コード
dd....dd:詳細コード
(S)処理を終了します。
[対策]理由コードと対策を次に示します。
理由コード 意味 対策
-1 引数が誤っています。 保守員に連絡してください。
-2 致命的,又は予期しないエラーが発生しました。
-30 ログファイルに関する定義解析関数エラー このメッセージの前に出力されたエラーメッセージを参照してエラーの原因を取り除いてください。詳細コードはシステムの保守情報です。
-31 ログファイルに関する定義解析エラー ログファイルに関する定義が誤って変更されています。詳細コードを参照し,元に戻してください。
詳細コードを次に示します。
詳細コード 意味
-1 定義のファイルグループ名が誤っています。
-2 定義のA系ファイル名が誤っています。
-3 定義のB系ファイル名が誤っています。
上記以外 保守情報

KFPK05300-I

No data in log file, record_kind=aaa, reason=bb....bb  (E)

全解析対象ログファイル中に,解析対象のレコードがありませんでした。
aaa:レコード種別
sop:SQL静的最適化情報ログレコード
dop:SQL動的最適化情報ログレコード
pcd:SQLオブジェクト実行情報ログレコード
obj:SQLオブジェクト転送情報ログレコード
cnc:connect/disconnect情報ログレコード
sqh:SQL文情報ログレコード
plg:プラグイン統計情報ログレコード
bb....bb:理由
NOOPT:
-dオプションを指定していない場合
  • 全解析対象ログファイル内で,該当する編集項目レコードがありません。
-dオプションを指定している場合
  • 全解析対象ログファイル内で,該当する編集項目レコードがありません。
  • -sオプションで指定したサーバを,-dオプションで指定する制御文ファイルに定義していません。
HOST:-xオプションで指定したホストから出力された統計ログレコードがありません。
SERVER:-sオプションで指定したサーバから出力された統計ログレコードがありません。
UAP:-uオプションで指定したUAPから出力された統計ログレコードがありません。
TIME:-tオプションで指定した編集時間範囲内に出力された統計ログレコードがありません。
(S)処理を続行します。
[対策]マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」の統計解析ユティリティの編集データがないときの表示内容を確認し,対処してください。

KFPK10012-E

Transaction start error on aa....aa, func=bb....bb return code=cc....cc  (D+E)

トランザクション開始処理中にエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生したサーバ名称
bb....bb:エラー発生処理名称
cc....cc:エラーコード
(S)〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]4. エラー詳細コード一覧」を参照して,エラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。対処できない場合は,保守員に連絡してください。

KFPK10013-E

Transaction termination error on aa....aa, func=bb....bb return code=cc....cc  (D+E)

トランザクション終了処理中にエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生したサーバ名称
bb....bb:エラー発生処理名称
cc....cc:エラーコード
(S)〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]4. エラー詳細コード一覧」を参照して,エラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。対処できない場合は,保守員に連絡してください。

KFPK10014-E

aa....aa lock request failed, name=[bb....bb.]"cc....cc"  (D+E)

資源の排他制御に失敗しました。
aa....aa:種別名
Index:インデクス
RDAREA:RDエリア
Table:表
bb....bb:認可識別子(aa....aaがIndex,Tableの場合だけに出力されます)
cc....cc:資源情報
(S)
状態解析結果蓄積機能を実行している場合,対象資源を占有する別プロセスがあるときには,対象資源の解析をスキップして処理を続行します。処理をスキップしたRDエリアの情報は蓄積されません。
次の場合は,処理を終了します。
  • そのほかの要因で排他制御エラーが発生した場合
  • DB状態解析機能,及び再編成時期予測機能を実行している場合
(O)メッセージログファイルに出力されているメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。出力メッセージがKFPA11770-Iの場合は,対象資源を占有する別プロセスの終了を待ってから再実行してください。

KFPK10015-E

Directory access error, server=aa....aa  (D+E)

ディレクトリへのアクセス処理中にエラーが発生しました。
aa....aa:サーバ名
(S)〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)ログファイルに出力されているメッセージを基にエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。出力メッセージがKFPA11815-Eの場合は,コマンド実行中に表定義を変更しているので,表定義を変更していないときに再実行してください。

KFPK10016-E

Insufficient memory in message buffer pool due to concurrent execution of "pddbst"  (D+E)

データベース状態解析ユティリティ(pddbst)を同時実行したときに,プロセスの割り当て時に要求電文を格納するための共用メモリ中のバッファが一時的に不足しました。
(S)〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈メッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)現在実行中のpddbstの実行完了後,再度実行してください。
[対策]
  • pdchprcコマンドで最大起動プロセス数を0にしたサーバに対してサービスを要求した場合は,pdchprcコマンドで最大起動プロセス数を増やしてください。
  • pdpfreshコマンドでリフレッシュ中のサーバにサービスを要求した場合は,pdpfreshコマンドの終了後にUAPを再実行してください。
  • ユティリティを同時実行している場合,ユティリティの最大同時実行数を見直してください。ユティリティの最大同時実行数については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。

KFPK10017-E

Unable to send message from aa....aa to bb....bb  (D+E)

通信エラーが発生したため,ホストaa....aaからホストbb....bbへデータを送れません。
aa....aa:送信元ホスト名
bb....bb:送信先ホスト名
注※ 系切り替え機能を使用している場合は,現用系のホスト名となります。
(S)〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈メッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
[対策]このメッセージの前に出力されたKFPK10100-Eメッセージの処置に従ってください。ただし,物理的な通信エラーが発生していない場合は,システム定義でホスト間の関係に矛盾があると考えられます。このため,エラーが発生したホスト間の定義を見直して再度実行してください。

KFPK10018-E

Dynamic load error occurred, shared library=aa....aa  (E)

処理に必要な共用ライブラリの動的ロードでエラーが発生しました。
aa....aa:共用ライブラリの絶対パス名
(S)処理を終了します。
(O)このメッセージの前に出力されたKFPK00005-Eを参照してください。
UNIX版の場合:
次に示す内容を確認してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。
  • GUI機能を使用する場合
    X Window System及び日立Motifが正しくインストールできているか確認してください。
  • GUI機能を使用しない場合
    解析結果を標準出力に出力する指定で実行しているか確認してください。
Windows版の場合:
解析結果を標準出力に出力する指定で実行しているか確認して,エラーの原因を取り除き,再度実行してください。

KFPK10019-E

HiRDB file error, func=aa....aa return code=bb....bb filename=cc....cc  (E+D)

ファイルcc....ccに対して,ファイルアクセス関数aa....aaでエラーコードbb....bbのエラーが発生しました。
aa....aa:関数名称
bb....bb:エラーコード
cc....cc:HiRDBファイル名称
(S)処理を終了します。
[対策]5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照して,エラーの原因を取り除いてください。その後,再実行してください。

KFPK10020-E

RDAREA "aa....aa" not found  (D+E)

RDエリア"aa....aa"がありません。
次の要因が考えられます。
  • ユティリティ実行中に処理対象のRDエリアを削除した
aa....aa:RDエリア名
(S)処理を終了します。
(O)ユティリティ実行中に処理対象RDエリアを削除している場合は,ユティリティを実行できる環境に再構築して,再度実行してください。RDエリアを削除していない場合は,保守員に連絡してください。

KFPK10100-E

RPC(system) error, func=aa....aa return code =bbbbb  (D+E)

RPC関連エラー,又はシステム関連エラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生した関数名称
bbbbb:エラー詳細コード
(S)〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)4. エラー詳細コード一覧」を参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。なお,HiRDB管理者が対処できない場合は,保守員に連絡してください。

KFPK10101-E

Unable to start pddbst  (E)

データベース状態解析ユティリティが次に示すどちらかの理由で起動できません。
  • HiRDBシステム全体としての最大同時実行ユティリティ数を超えています。
  • HiRDB本体が終了処理中です。
(S)処理を終了します。
(O)エラーの原因を取り除き,再度起動してください。

KFPK10102-W

Specified value not found in system
aa....aa="bb....bb"  (D+E)

次のどれかの誤りがあります。
  • 指定されたRDエリア名,表識別子,又はインデクス識別子はありません(aa....aaがtableの場合は,表別名で指定した表の可能性があります)。
  • -qオプションで指定した世代に,レプリカRDエリアがありません。
  • 2個目以降に「ALL」を指定しています。
  • 「*」だけのパターン文字列を指定しています。
aa....aa:識別子の種別
index:インデクス識別子
RDAREA:RDエリア名
table:表識別子
bb....bb:指定された識別子名称
(S)処理を続行します。
(O)次のどれかの対策を実施してください。
  • 指定した名称がシステム内に存在するかどうかを確認し,正しい名称を指定し再起動してください。
  • RDエリア名を複数指定している場合で,二つ目以降のRDエリア名に「ALL」を指定しているときは,「ALL」だけを指定して再度コマンドを実行してください。
  • 「*」だけのパターン文字列は指定できないため,正しいRDエリア名を指定して,再度コマンドを実行してください。

KFPK10103-W

Unable to get status information
aa....aa="bb....bb" [server=ee....ee]
cc....cc="dd....dd" [server=ff....ff]  (D+E)

指定されたRDエリア名,又は表識別子に対し,次の理由で情報が取得できません。
  1. 解析対象のサーバが稼働中でありません。
  2. 解析対象のRDエリアが次の状態であるため解析できません。
●RDエリア属性がINITIALの場合
RDエリアが次に示すどれかの状態になっていません。
  • 閉塞なしオープン状態
  • 参照可能な閉塞状態でかつオープン状態
  • 参照可能バックアップ閉塞
  • 更新可能バックアップ閉塞
●RDエリア属性がDEFER又はSCHEDULEの場合
RDエリアが次に示すどれかの状態になっていません。
  • 閉塞なしオープン状態
  • 閉塞なしクローズ状態
  • 参照可能な閉塞状態でかつオープン状態
  • 参照可能な閉塞状態でかつクローズ状態
  • 参照可能バックアップ閉塞
  • 更新可能バックアップ閉塞
aa....aa:識別子の種別
index:インデクス識別子
RDAREA:RDエリア名
table:表識別子
bb....bb:指定された識別子名称
cc....cc:識別子の種別
index:インデクス識別子
RDAREA:RDエリア名
table:表識別子
dd....dd:指定された識別子名称
ee....ee:サーバ名
ff....ff:サーバ名
(S)処理を続行します。
(O)情報を取得できなかった原因を取り除いた後,再度開始してください。

KFPK10104-W

No select privilege for authorization id
aa....aa="bb....bb" [server=ee....ee]
cc....cc="dd....dd" [server=ff....ff]  (D+E)

指定された表,又はインデクスの認可識別子に対し,SELECT権限がありません。
aa....aa:識別子の種別
index:インデクス識別子
RDAREA:RDエリア名称
table:表識別子
bb....bb:指定された識別子名称
cc....cc:識別子の種別
index:インデクス識別子
RDAREA:RDエリア名称
table:表識別子
dd....dd:指定された識別子名称
ee....ee:サーバ名
ff....ff:サーバ名
(S)処理を続行します。
(O)解析対象の表やインデクスの認可識別子に対してSELECT権限があるかどうか確認後,SELECT権限のあるものを解析対象として,再度コマンドを実行してください。

KFPK10105-E

Unable to connect to HiRDB, user=aa....aa  (D+E)

HiRDBにCONNECTできません。
aa....aa:認可識別子
(S)
〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)
〈このメッセージの前に,SQL文に関するメッセージが出力されている場合〉
メッセージが示すエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。
〈SQL文に関するメッセージが出力されていない場合〉
HiRDBシステムに対して,DBA権限があるかどうか確認後,再度コマンドを実行してください。

KFPK10106-W

Unable to analyze
aa....aa="bb....bb" kind=cc....cc  (D+E)

指定したRDエリア,表識別子,又はインデクス識別子は解析できません。
aa....aa:解析対象
RDAREA:RDエリア名
table:表識別子
index:インデクス識別子
bb....bb:名称
cc....cc:種別
〈aa....aaがRDAREAの場合〉
master directory:マスタディレクトリ用
data directory:データディレクトリ用
list:リスト用RDエリア
other:上記以外
〈aa....aaがtableの場合〉
view table:ビュー表
foreign table:外部表
cluster:クラスタキーが定義されていない表
other:上記以外
〈aa....aaがindexの場合〉
foreign index:外部インデクス
other:上記以外
(S)〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)指定した資源が解析対象であるか,確認してください。解析対象以外を指定しているときは,指定を修正して,再度実行してください。

KFPK10107-W

No data
RDAREA="aa....aa" server=bb....bb  (D+E)

指定されたRDエリア中に,表又はインデクスが一つもありません。このため,状態を表示できません。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:サーバ名
(S)〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。

KFPK10108-W

No original RDAREA
RDAREA="aa....aa"  (D+E)

指定したRDエリアは,オリジナルRDエリアではありません。再編成時期予測機能を使用する場合は,オリジナルRDエリアが対象となります。
aa....aa:RDエリア名
(S)処理を続行します。
(O)指定したRDエリアがオリジナルRDエリアかどうか確認してください。オリジナルRDエリアでない場合は,オリジナルRDエリアを指定して再度実行してください。また,指定したレプリカRDエリアの状態解析をしたい場合は,-qオプションを削除して再度実行してください。

KFPK10200-I

Usage: pddbst -r rdarea_name [-k logi] [-d [-z]] [-a [-h]] [-q generation_number] [-u user_id[-p password]] [-b] [-v control_file_name] -r rdarea_name[,rdarea_name]... -k phys [-f] [-a [-h]] [-q generation_number] [-u user_id[-p password]] [-b] [-v control_file_name] | -t [auth_id.]table_name [-s] [-d] [-q generation_number] [-u user_id[-p password]] [-b] [-v control_file_name] | -t [auth_id.]table_name -k clus [-q generation_number] [-u user_id[-p password]] [-b] [-v control_file_name] | -i [auth_id.]index_name [-d [-z]] [-q generation_number] [-u user_id[-p password]] [-b] [-v control_file_name] | -r {rdarea_name | ALL} [-k logi] -e predict_level [-I] [-n divided_number] [-w sleep_time,segment_number] [-u user_id[-p password]] [-v control_file_name] | [-r ALL] -k pred [-m] -e predict_level [-R watch_time[,maintenance_extension_time]] [-c base_value_define_file_name] [-v control_file_name] [-u user_id[-p password]]  (E)

データベース状態解析ユティリティ(pddbst)の使用方法を示します。
-u:認可識別子を指定します。
-p:パスワードを指定します。-uオプションと対で指定してください。
-b:pddbst実行によるアプリケーションへのオンライン性能劣化を防ぐ場合に指定します。
-r:RDエリア名を指定します。RDエリア単位の解析をする場合に指定してください。-k physを指定した場合,RDエリア名を繰り返し指定できます。-k pred,又は -k logi -eを指定した場合,-r allを指定できます。
-k:RDエリア単位の解析種別を指定します。logi,phys,clus又はpredを指定してください。なお,logi及びphysは-rオプションと対で指定してください。clusは-tオプションと対で指定してください。predは再編成時期予測機能を使用する場合に指定してください。
-d:ページの詳細情報を表示する場合に指定します。
-z:インデクスエントリの詳細情報を表示する場合に指定します。-dと同時に指定します。
-q:レプリカRDエリアがある場合に,解析したい世代を指定します。
-f:HiRDBファイルの情報を表示する場合に指定します。
-a:DAT形式で表示する場合に指定します。
-h:DAT形式で表示する場合,タイトルバーを出力するときに指定します。-aと同時に指定します。
-t:〔認可識別子.〕表識別子を指定します。表単位の解析をする場合に指定してください。
-s:表単位の解析で,格納行数を表示する場合に指定してください。なお,このオプションは,-tオプションが指定されている場合に指定できます。ただし,-kオプションが指定されている場合は指定できません。
-i:インデクス識別子を指定します。インデクス単位の解析をする場合に指定してください。なお,-rオプション,-tオプション,及び-iオプションは,同時に指定できません。
-e:状態解析結果蓄積機能,又は再編成時期予測機能を実行する場合,予測レベルを指定します。-k logi又はpredと同時に指定します。
-m:-k pred -e 1を指定した場合,詳細解析まで実行するときに指定します。
-R:監視時間とメンテナンス延長期間を指定します。-k predと同時に指定します。
-c:基準値定義ファイル名を指定します。-k predと同時に指定します。
-v:再編成時期予測機能の結果をCSV形式で出力する場合,又はpddbstが使用する作業用ファイルを%PDDIR%\tmp以外に出力する場合,出力先のファイルを指定した制御文ファイルを指定します。
-I:解析情報を蓄積する場合に,解析対象RDエリアの蓄積情報をリセットするときに指定します。
-n:複数回に分けて解析情報を蓄積する場合に指定します。解析情報を蓄積する場合に,-eオプションに2を指定したときに指定できます。
-w:解析情報の蓄積を業務のバックグランドで実行する場合に指定します。解析情報を蓄積する場合に,-eオプションに2を指定したときに指定できます。
(S)処理を終了します。
(O)データベース状態解析ユティリティ(pddbst)のパラメタの入力が誤っていないか確認してください。

KFPK10201-W

No parameter in input area  (D)

画面の入力エリアに対して,何も指定されていません。
(S)エラーの発生した入力画面に戻ります。
(P)入力エリアに必要な値を設定した後,再度実行してください。

KFPK10202-W

Length of parameter is too long  (D)

画面の入力エリアの指定値が制限長を超えています。
(S)エラーの発生した入力画面に戻ります。
(P)入力エリアに正しい値を指定した後,再度実行してください。

KFPK10203-W

Value of aa....aa is not specified  (D)

指定画面の指定値に誤りがあります。このメッセージは,次のどれかの場合に出力します。
  1. 表識別子又はインデクス識別子の先頭に"."が指定してあるため,認可識別子が認識できません。
  2. 表識別子又はインデクス識別子の最後に"."が指定してあるため,表名又はインデクス名を認識できません。
  3. 指定した世代番号に誤りがあります。
aa....aa:不正な指定値の種別
authid:認可識別子
table name:表名
index name:インデクス名
generation number:世代番号
(S)エラーの発生した入力画面に戻ります。
(O)入力エリアに正しい値を指定後,再度実行してください。

KFPK10204-W

Number of RDAREA names exceeds 128  (D)

RDエリア名の指定数が128を超えています。
(S)エラーの発生した入力画面に戻ります。
(O)入力エリアに正しい値を指定後,再度実行してください。

KFPK10250-E

User RDAREA inconsistent with dictionary, aaaaa=bb....bb."cc....cc"  (D+E)

解析対象に指定された表,インデクスはディクショナリにはありますが,ユーザ用RDエリアにはありません。ディクショナリ表とユーザ用RDエリア又はユーザLOB用RDエリアで不整合が発生しています。
aaaaa:識別子の種別
table:表識別子
index:インデクス識別子
bb....bb:認可識別子
cc....cc:指定された識別子
(S)エラーが発生した表又はインデクスの処理をスキップして,処理を続行します。
(O)次に示すような原因がないかを確認してください。これらの原因に当てはまらない場合は,保守員に連絡してください。
  • マスタディレクトリ用RDエリア,データディレクトリ用RDエリア,及びデータディクショナリ用RDエリアをバックアップから回復している場合に,同期が取れているかどうか
    この場合,同期を取って回復してください。バックアップを取得した時点で同期が取れていない場合は,すべてのデータベースを,データベース再編成ユティリティなどでアンロードして,データベースの初期設定を再度実行し,データベースを再作成してください。
  • HiRDBを正常終了しないで,ステータスファイルを初期化して再開始していないか,又はpdstart -dbdestroyコマンドで開始していないか
    この場合,データベースの初期設定を再度実行して,データベースを再作成してください。
  • コマンド実行中に表やインデクスを削除していないか
    この場合,定義変更をしていないときに,再度コマンドを実行してください。

KFPK10251-W

Unable to get status information, cause cluster index incomplete
RDAREA="aa....aa"  (E)

解析対象に指定されたクラスタインデクスが未作成状態のため,正しい情報が取得できませんでした。
aa....aa:RDエリア名称
(S)処理を続行します。
(O)クラスタインデクスの作成が終了してから,コマンドを再度実行してください。

KFPK10300-I

Pddbst started  (E)

データベース状態解析ユティリティの実行を開始しました。
(S)処理を続行します。

KFPK10301-I

Pddbst terminated, return code=aa....aa  (E)

データベース状態解析ユティリティの実行が終了しました。
aa....aa:リターンコード
0:正常に終了しました。
4:正常に終了したが警告メッセージを出力しました。又は,処理の一部をスキップしました。
8:エラー発生のため処理を打ち切りました。
(S)処理を終了します。
(O)リターンコードが4及び8の場合,標準エラー出力,又はメッセージログファイルに出力された,警告メッセージ又はエラーメッセージを参照して原因を取り除いてください。

KFPK10311-I

Applied objects nothing  (E)

再編成時期予測機能を実行した結果,日数範囲指定内にメンテナンスが必要になるリソースはありませんでした。
(S)処理を続行します。

KFPK10312-I

Number of saved data a few, RDAREA aa....aa  (E)

再編成時期予測機能の予測に必要なデータ数が不足しているため,予測対象の予測処理をスキップしました。予測に必要なデータ数については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」の再編成時期予測機能を参照してください。
aa....aa:RDエリア名
(S)処理を続行します。
[対策]解析対象のRDエリアに対して状態解析結果蓄積機能を実行し,4件以上登録した後に再度実行してください。

KFPK10313-I

No data in SQL_DB_STATE_ANALYZED  (E)

再編成時期予測機能の予測に必要なデータが,状態解析表(SQL_DB_STATE_ANALYZED)に1件もありません。
(S)処理を続行します。
[対策]解析対象のRDエリアに対してpddbstを実行して,状態解析表に4件以上の状態解析結果を登録してください。その後,再度実行してください。

KFPK10314-I

aaaaa bb....bb."cc....cc" not found, in dd....dd (E)

再編成時期予測機能実行中に,RDエリア内リソースが削除されました。
aaaaa:RDエリア内リソース種別
TABLE:表
INDEX:インデクス
bb....bb:認可識別子
cc....cc:表識別子,又はインデクス識別子
dd....dd:RDエリア名
(S)処理を続行します。
[対策]状態解析結果蓄積機能で状態解析結果を登録し,再編成時期予測機能を再実行してください。

KFPK10315-I

Unable to predict due to data on same time, RDAREA aa....aa (E)

次の理由で,解析情報表からの予測ができないため,予測対象のRDエリアの処理をスキップしました。
  • 予測対象のRDエリアのデータが,すべて同一日時(1秒以内)に取得したデータである
aa....aa:解析対象のRDエリア名称
(S)処理を続行します。
[対策]予測対象のRDエリアに対して,適切な間隔(推奨1日単位)で状態解析結果蓄積機能を実行し,再度再編成時期予測機能を実行してください。

KFPK10316-I

Number of saved data a few, RDAREA aa....aa, bb....bb=cc....cc.dd....dd (E)

再編成時期予測機能の予測に必要なデータ数が不足しているため,RDエリア内の表,又はインデクスに対する予測処理をスキップしました。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:解析種別
table:表
index:インデクス
cc....cc:認可識別子
ディクショナリ表,又はディクショナリ表のインデクスの場合は,"(Data dictionary)"と表示します。
dd....dd:表識別子,又はインデクス識別子
(S)処理を続行します。
[対策]予測対象の表,又はインデクスを格納するRDエリアに対して,状態解析結果蓄積機能を実行し,4件以上の解析情報を登録してから,再度コマンドを実行してください。

KFPK10400-E

Sort program error -aa....aa  (D+E)

ソート処理でエラーが発生しました。
aa....aa:エラー要因
destroyed file,file_name:ファイル破壊となったファイル名
incorrect version:バージョン不正
insufficient memory:メモリ不足
I/O error,file_name:入出力エラーとなったファイル名
logical error(保守コード):論理エラー
(S)〈標準エラー出力に出力された場合〉
処理を終了します。
〈エラーメッセージダイアログに出力された場合〉
エラーが発生する直前の画面に戻ります。
(O)エラー要因を基に原因を調査し,問題を取り除いた後,再度実行してください。ただし,論理エラーの場合は,保守員に連絡してください。

KFPK10450-E

Pddbst must be executed at unit defined as manager  (E)

データベース状態解析ユティリティは,システムマネジャ(MGR)が定義されているユニットから実行しなければなりません。
(S)処理を終了します。
(O)システムマネジャ(MGR)が定義されているユニットから再度実行してください。

KFPK10451-E

Unable to analyze with -e option, aa....aa  (E)

次の理由によって,-eオプション指定の状態解析処理が実行できません。
  • システム定義のpd_rorg_predictオペランドがYでない
  • 解析情報表及び運用履歴表を格納するデータディクショナリ用RDエリアが作成されていない
  • -qオプションでレプリカRDエリアを指定している
aa....aa:{not predict mode 'Y'|not found datadictionary of dbmanagement|on replica RDAREA}
(S)処理を終了します。
[対策]再編成時期予測機能を使用する場合,次の対処をしてください。
  1. システム定義のpd_rorg_predictオペランドにYを指定して,HiRDBを再度開始してください。その後,再編成時期予測機能を実行してください。
  2. pdmodで解析情報表及び運用履歴表を格納するデータディクショナリ用RDエリアを作成してから,再編成時期予測機能を実行してください。
  3. -qオプションの指定を削除してから,再編成時期予測機能を実行してください。

KFPK10999-E

Directory kind=aa....aa, file=bb....bb, line=cc....cc  (D+E)

アクセスエラーが発生したディレクトリの情報を出力します。
aa....aa:ディレクトリ種別
SGMB:セグメントを管理するディレクトリ
bb....bb:内部情報1(解析したファイル名)
cc....cc:内部情報2(解析した行)
(S)処理を終了します。
(O)このメッセージの前に出力されたメッセージを参照して,エラーの原因を取り除いてから再度コマンドを実行してください。