スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
準備可能動的UPDATE文:位置付け 形式2(前処理可能なカーソルを使用したデータ更新)
機能
FIX指定の表内のカーソルが指している行の指定した列を更新します。PREPARE文で前処理してからEXECUTE文で実行,又はEXECUTE IMMEDIATE文で前処理と実行を一度に行う場合に使用します。
使用権限
表に対するUPDATE権限を持つユーザが,その表の列の値を更新できます。
形式2 <FIX指定の表内の行をカーソルを使用して行単位で更新(前処理可能)>
UPDATE 〔〔〔RDノード名称.〕認可識別子.〕表識別子 〔IN (RDエリア名指定)〕 〔〔AS〕 相関名〕 〔使用インデクスのSQL最適化指定〕〕 SET ROW=行更新値 WHERE CURRENT OF GLOBAL カーソル名 〔WITH ROLLBACK〕 |
オペランド
SET句の行更新値,及びWHERE CURRENT OF GLOBAL カーソル名以外のオペランド,及びオペランド規則については,UPDATE文 形式2を参照してください。
また,WHERE CURRENT OF GLOBAL カーソル名のオペランド,及びオペランド規則については,準備可能動的UPDATE文:位置付け 形式1を参照してください。
共通規則
参照制約に関する規則
留意事項
使用例
PREPARE GLOBAL :sel FOR 'SELECT * FROM ZAIKO FOR UPDATE' <埋込み変数crに'CR1'を設定> ALLOCATE GLOBAL :cr CURSOR FOR GLOBAL :sel PREPARE PRE1 FOR 'UPDATE SET ROW = ? WHERE CURRENT OF GLOBAL CR1' OPEN GLOBAL :cr FETCH GLOBAL :cr INTO <各列を取り出す変数名> EXECUTE PRE1 USING :XROW CLOSE GLOBAL :cr DEALLOCATE PREPARE GLOBAL :sel
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