スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
代入文 形式1(SQL変数,又はSQLパラメタへの値の代入)
機能
使用権限
形式 <SQL変数,又はSQLパラメタへの代入>
SET 代入先 = 代入値
代入先::={〔文ラベル.〕SQL変数名
|〔〔認可識別子.〕ルーチン識別子.〕SQLパラメタ名
|〔文ラベル.〕SQL変数名..属性名〔..属性名〕…
|〔〔認可識別子.〕ルーチン識別子.〕SQLパラメタ名..属性名〔..属性名〕…}
代入値::={値式|NULL | DEFAULT}
|
オペランド
- 代入先::={〔文ラベル.〕SQL変数名
|〔〔認可識別子.〕ルーチン識別子.〕SQLパラメタ名
|〔文ラベル.〕SQL変数名..属性名〔..属性名〕…
|〔〔認可識別子.〕ルーチン識別子.〕SQLパラメタ名..属性名〔..属性名〕…}
値を代入するSQL変数,SQLパラメタ,又はSQL変数の属性名,SQLパラメタの属性名を指定します。
パブリック手続き定義,又はパブリック関数定義のSQL手続き文中で認可識別子を指定する場合は,認可識別子にPUBLICを指定してください。
代入する値を指定します。
共通規則
- 代入先には,SQLルーチンで指定した入出力モード(パラメタモード)がINのSQLパラメタ名を指定できません。また,関数のSQLパラメタ名も指定できません。
- 代入先のデータ型は,代入値のデータ型と互換性がなければなりません。
- 代入先と代入値のデータ型が異なる場合には型変換され,同じ場合にはそのまま代入値が代入先に代入されます。
- 代入値が文字データ型の場合,代入先と代入値の文字集合は同じでなければなりません。ただし,代入値が文字列定数の場合は,代入先と代入値の文字集合が異なっていても,自動的に代入先の文字集合に変換してから代入します。
- 代入値に指定する値式中に,副問合せは指定できません。
- 代入値にDEFAULTを指定した場合,代入の対象となるSQL変数の既定値を代入します。SQL変数の既定値の宣言は「7. 複合文(複数文実行)」を参照してください。代入先にSQLパラメタを指定し,代入値にDEFAULTを指定した場合,代入先のSQLパラメタにナル値を代入します。トリガSQL文中に指定した代入文(形式1)の代入先に新旧値相関名で修飾された列名を指定し,代入値にDEFAULTを指定した場合,代入先の列の既定値を代入します。ただし,代入先の新旧値相関名で修飾された列の既定値がUSING BESを指定したCURRENT_TIMESTAMPの場合は,代入値にDEFAULTを指定できません。トリガSQL文については「3. CREATE TRIGGER(トリガ定義)」を参照してください。
留意事項
- 代入文の形式1は,SQLルーチン中にだけ指定できます。SQLルーチン以外で代入文を指定する場合は,代入文の形式2を指定してください。
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