スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
長大データを使用する場合の注意事項を次に示します。
長大データは,次に示す項目では使用できません。
ただし,抽象データ型の属性として定義で指定した長大データの場合,プラグイン機能を使用するとインデクスの定義に指定できます。また,長大データの連結演算は,UPDATE文のSET句の更新値以外では使用できません。
長大データが指定できるスカラ関数は,LENGTH関数,SUBSTR関数,及びPOSITION関数だけです。これ以外のスカラ関数では,長大データは使用できません。
長大データは,INSERT文,又はUPDATE文で定数を指定して,データを挿入,又は更新できません。
長大データを挿入する場合は,埋込み変数,?パラメタ,SQL変数,SQLパラメタ,スカラ関数SUBSTR,関数呼出し,及びNULLを使用します。更新する場合は,列指定,コンポネント指定,埋込み変数,?パラメタ,SQL変数,SQLパラメタ,連結演算,スカラ関数SUBSTR,関数呼出し,副問合せ,及びNULLを使用します。
UAPで長大データを扱う場合には,位置付け子を用いることで,クライアント上にデータの実体を保持しないで,長大データを扱うSQLの処理ができます。位置付け子については「1.14 位置付け子(locator)」を参照してください。
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