スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド
プログラム実行時に,システムプロパティのHiRDB_for_Java_SQL_IN_NUM,又はHiRDB_for_Java_SQL_OUT_NUMを設定することで,SQLの前処理時に取得する検索項目,出力?パラメタ,入力?パラメタ,又は入出力?パラメタ情報の最大数を指定できます。
プログラム実行時に,javaコマンドの-Dオプションで,システムプロパティのHiRDB_for_Java_SQL_OUT_NUM,HiRDB_for_Java_SQL_IN_NUMのどちらか,又は両方を設定します。
SQLの前処理時に取得する検索項目,出力?パラメタ,入力?パラメタ,又は入出力?パラメタ情報の最大数を指定します。
java -D<name>=<value> クラス名
<name>,及び<value>に指定できる内容を次に示します。
<name> | <value> |
---|---|
HiRDB_for_Java_SQL_IN_NUM | 実行するSQLの入力,又は入出力?パラメタの最大数を指定します。この指定は,SQLの前処理時に取得する入力,又は入出力?パラメタ情報の数となります。実際の入力,又は入出力?パラメタの数が,このプロパティの指定値よりも多い場合,SQLの前処理の後に入力,又は入出力?パラメタ情報を取得します。 指定値は,1〜30,000です(デフォルトは64)。これ以外の値,又は数字以外を指定した場合は,DB接続時にエラーとなります。 |
HiRDB_for_Java_SQL_OUT_NUM | 実行するSQLの出力項目数の最大数を指定します。この指定はSQLの前処理時に取得する出力項目情報の数となります。実際の出力項目情報の数が,このプロパティの指定値よりも多い場合,SQLの前処理の後に出力項目情報を取得します。 指定値は,1〜30,000です(デフォルトは64)。これ以外の値,又は数字以外を指定した場合は,DB接続時にエラーとなります。 |
SQLの前処理時に取得する検索項目,出力?パラメタ,入力?パラメタ,又は入出力?パラメタ情報の最大数を指定します。この指定を十分な大きさにすることで,SQLの前処理と,検索項目,出力?パラメタ,入力?パラメタ,又は入出力?パラメタ情報を同時に取得でき,前処理後に情報を取得する場合に比べて性能が向上します。
システムプロパティのHiRDB_for_Java_SQL_IN_NUM,及びHiRDB_for_Java_SQL_OUT_NUMの設定例を次に示します。
java -DHiRDB_for_Java_SQL_IN_NUM=128 -DHiRDB_for_Java_SQL_OUT_NUM=128 TestUP
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