スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド

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17.10.1 配列機能の設定

<この項の構成>
(1) 概要
(2) 設定方法

(1) 概要

プログラム実行時に,システムプロパティのHiRDB_for_Java_BLOCK_UPDATEを設定することで,?パラメタを使用したデータベースの更新(INSERT,UPDATE,又はDELETE)で,複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかを指定できます。

(2) 設定方法

プログラム実行時に,javaコマンドの-DオプションでシステムプロパティのHiRDB_for_Java_BLOCK_UPDATEを設定します。

(a) 機能

?パラメタを使用したデータベースの更新(INSERT,UPDATE,又はDELETE)で,複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかを設定します。

(b) 形式
 
java -D<name>=<value> クラス名
 
(c) 説明

name:
HiRDB_for_Java_BLOCK_UPDATE

value:
TRUE:一度に処理します。
FALSE:パラメタセットを一つずつ分割して処理します。
上記以外:パラメタセットを一つずつ分割して処理します。
(d) 機能詳細

?パラメタを使用したデータベースの更新で,複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかを設定します。

実際にパラメタセットが一度に処理されるかどうかは,配列を使用した機能の使用方法で決まります。配列を使用した機能の使用方法については,「4.8 配列を使用した機能」を参照してください。

(e) 注意事項
(f) 設定例

システムプロパティのHiRDB_for_Java_BLOCK_UPDATEの設定例を次に示します。

 
 java -DHiRDB_for_Java_BLOCK_UPDATE=TRUE TestUP