スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド

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9.7.3 配布ウィザードの画面

JBuilderの配布ウィザードを起動すると,外部Javaストアドルーチン開発用の画面が表示されます。各画面で必要なパラメタを設定しながら,外部Javaストアドルーチンを作成していきます。

配布ウィザードの画面遷移を次の図に示します。

図9-16 配布ウィザードの画面遷移

[図データ]

注1
実線の四角はウィザード画面を示します。破線の四角はサブダイアログ画面を示します。

注2
→(XX)は,その画面を説明している箇所を示しています。

注※1
「削除するストアドプロシジャ/ストアドファンクションの指定」画面で「JARファイルをアンインストール」チェックボタンをチェックした場合に遷移します。

注※2
「作業の選択」画面で「実行する配布ウィザードプロファイルの指定」を指定し,「作業の確認」画面から前に戻る場合は,画面の遷移はロードした配布ウィザードプロファイルの内容に従います。

[説明]
  1. Javaストアドプロシジャ/ストアドファンクションの登録を選択した場合
  2. Javaストアドプロシジャ/ストアドファンクションの削除を選択した場合
  3. JARファイルのインストールを選択した場合
  4. JARファイルのアンインストールを選択した場合
  5. ソースファイルの取得を選択した場合
  6. 配布ウィザードプロファイルの実行を選択した場合
<この項の構成>
(1) 作業の選択
(2) 登録するメソッドの指定
(3) メソッド定義情報
(4) ストアドプロシジャ/ストアドファンクション定義情報の指定
(5) 定義情報変更
(6) 登録するメソッドが格納されているJARファイルの指定,及びインストールするJARファイルの指定
(7) 操作対象HiRDBの指定
(8) 削除するストアドプロシジャ/ストアドファンクションの指定
(9) ストアドプロシジャ/ストアドファンクション定義情報
(10) アンインストールするJARファイルの指定
(11) クラス名およびJARファイルの指定
(12) 作業内容の確認
(13) 作業の進捗
(14) 配布ウィザードプロファイルの保存
(15) 配布ウィザードプロファイルの読み込み
(16) HiRDBの接続情報

(1) 作業の選択

外部Javaストアドルーチンの作業の選択をします。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 作業の選択 テキストペイン 表示している画面の説明です。
2 Javaストアドプロシジャ/ファンクションの登録 ラジオボタン 外部Javaストアドルーチンを登録する場合,このボタンをチェックしてください。
3 Javaストアドプロシジャ/ファンクションの削除 ラジオボタン 外部Javaストアドルーチンを削除する場合,このボタンをチェックしてください。
4 JARファイルのインストール ラジオボタン JARファイルをHiRDBに登録する場合,このボタンをチェックしてください。
5 JARファイルのアンインストール ラジオボタン JARファイルをHiRDBから削除する場合,このボタンをチェックしてください。
6 ソースファイルの取得 ラジオボタン HiRDBに登録されているJARファイル中に含まれるソースファイル(.javaファイル)を取得する場合,このボタンをチェックしてください。
7 配布ウィザードプロファイルの実行 ラジオボタン 保存している配布ウィザードプロファイルの内容を作業として実行する場合,このボタンをチェックしてください。
8 キャンセル ボタン 作業を中断します。
9 次へ ボタン 1〜7のラジオボタンで作業を選択した後,クリックしてください。
(b) ポップアップメニュー

この画面にポップアップメニューはありません。

(2) 登録するメソッドの指定

JBuilderで編集中のプロジェクトに含まれるメソッドを表示し,そこから外部Javaストアドルーチンとして登録するものを選択します。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 作業の選択 テキストペイン 表示している画面の説明です。
2 プロジェクト内メソッド ツリー プロジェクト内のメソッドで,外部Javaストアドルーチンの対象となるメソッドを表示します。プロジェクト名−クラス名−メソッド名の階層となります。
メソッド名の直前に表示されているイメージはストアドプロシジャの対象となるものと,ストアドファンクションの対象となるもので別になっています。
ストアドプロシジャとストアドファンクションの対象となるメソッドの条件を次に示します。

ストアドプロシジャ:
public static void型メソッドの場合。

ストアドファンクション:
public static型で,かつ戻り値の型がvoidでない場合。
引数にResultSetを持たない場合。
また,HiRDBデータ型にマッピングできないJavaデータ型を,引数又は戻り値に使用しているメソッドは,上記の対象にはなりません。
HiRDBデータ型とJavaデータ型のマッピング規則については,マニュアル「HiRDB Version 8 SQLリファレンス」の型マッピングを参照してください。
3 定義情報表示 ボタン 2のプロジェクト内メソッドツリーで選択しているメソッドの定義情報(戻り値,引数など)をモードレスダイアログで表示します。
ダイアログ表示中の場合は,ダイアログの表示内容が変更されます。
4 追加 ボタン 2のプロジェクト内メソッドツリーで選択している箇所のメソッドを,6の登録メソッドツリーに追加します。
選択箇所と追加対象を次に示します。
  • プロジェクト名称を選択した場合
    すべてのメソッドを追加
  • クラス名称を選択した場合
    選択したクラス内のすべてのメソッドを追加
  • メソッド名称を選択した場合
    選択したメソッドを追加
5 追加対象 テキストペイン 2のプロジェクト内メソッドツリーの選択状態によって,追加対象が何であるかを表示します。
選択箇所と表示情報を次に示します。
  • プロジェクト名称を選択した場合
    「全クラスの全メソッド」
  • クラス名称を選択した場合
    「選択クラスの全メソッド」
  • メソッド名称を選択した場合
    「選択メソッド」
6 登録メソッド ツリー 外部Javaストアドルーチンとして登録されるメソッドを表示します。
7 すべて除外 プッシュボタン 6の登録メソッドツリーに表示されているすべてのメソッドを,登録対象から除外します。
8 除外 プッシュボタン 6の登録メソッドツリーで選択しているメソッドを,登録対象から除外します。
9 キャンセル プッシュボタン 作業を中止します。
10 次へ プッシュボタン 次の画面へ遷移します。

JBuilderXで,新規にプロジェクトとクラスを作成した場合,そのクラス内のメソッドは,番号2の「プロジェクト内メソッド」のツリーの要素として表示されません。「プロジェクト内メソッド」のツリーの要素として表示するには,JBuilderX上でのプロジェクトツリーのパッケージ内に表示されているクラスを,プロジェクトツリー直下の要素にする必要があります(JBuilderXのプロジェクトツリー中にあるソースファイル名の要素を,Ctrlキーを押しながらプロジェクトツリーの先頭アイテムにドラッグ&ドロップします)。
(b) ポップアップメニュー

メニュー概要:
[図データ]

表示条件:
ポップアップメニュー対象項目がプロジェクト名称,クラス名称,又はメソッド名称のどれかの場合,表示されます。

メニュー選択時の動作:
メニュー項目 動  作
追加 ポップアップメニュー対象項目のメソッド名称を,6の登録メソッドツリーに追加します。対象項目と追加対象については,4の追加と同じです。
定義情報表示 ポップアップメニュー対象項目となったメソッド名称の定義情報を,モードレスダイアログで表示します。ダイアログ表示中の場合は,ダイアログの表示内容が変更されます。

 

メニュー概要:
[図データ]

表示条件:
ポップアップメニュー対象項目がメソッド名称の場合,表示されます。

メニュー選択時の動作:
メニュー項目 動  作
除外 ポップアップメニュー対象項目のメソッド名称を,登録メソッドツリーから除外します。

(3) メソッド定義情報

Javaのメソッドの定義情報を表示します。

[図データ]

(a) ダイアログ画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 該当しません テキストフィールド Javaメソッドの定義情報を表示します。なお,このテキストフィールドは編集できません。
2 閉じる ボタン このダイアログを閉じます。
(b) ポップアップメニュー

このダイアログにポップアップメニューはありません。

(4) ストアドプロシジャ/ストアドファンクション定義情報の指定

外部Javaストアドルーチンを登録するために必要な情報(CREATE PROCEDURE及びCREATE FUNCTIONのパラメタ)を表示します。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 ストアドプロシジャ/ストアドファンクションの定義情報の指定 テキストペイン 表示している画面の説明です。
2 メソッド一覧 ツリー 前の「登録するメソッドの指定」画面で指定したメソッドを表示します。
3 定義情報表示 ボタン 2のメソッドツリーで選択しているメソッドの定義情報(記憶クラス,戻り値,及び引数)をモードレスダイアログで表示します。
4 ルーチン名称 テキストフィールド 外部Javaストアドルーチン名称(SQLでのルーチン識別子)を表示します。
このテキストフィールドは編集できません。
5 引数 リスト 外部Javaストアドルーチンとして定義する場合,引数情報の一覧を表示します。
定義内容に誤りがある引数は,赤く反転表示されます。
6 戻り値の型 テキストフィールド 戻り値のSQLでのデータ型を表示します。
このテキストフィールドは編集できません。また,対象となる外部Javaストアドルーチンがストアドプロシジャの場合は表示されません。
7 定義情報変更 ボタン ルーチン名称,引数の名称,引数の型,及び戻り値の型を変更する場合,「定義情報変更」ダイアログを表示します。
8 キャンセル ボタン 作業を中止します。
9 前へ ボタン 前の「登録するメソッドの指定」画面に戻ります。
10 次へ ボタン 次の画面へ遷移します。
(b) ポップアップメニュー

メニュー概要:
[図データ]

表示条件:
ポップアップメニュー対象項目がクラス名称の場合,表示されます。

メニュー選択時の動作:
メニュー項目 動  作
定義情報表示 ポップアップメニュー対象項目となったメソッド名称の定義情報を,モードレスダイアログで表示します。ダイアログ表示中の場合は,ダイアログの表示内容が変更されます。
(c) デフォルト値の設定規則

新規登録作業の場合,自動的にJavaのメソッド定義から各定義のデフォルト値が設定されます。

「Javaクラス名称+"_"+メソッド名称」の名称となります。

Javaメソッドの引数の名称を,すべて大文字に変換した名称となります。

Javaデータ型とHiRDBデータ型のデフォルトのマッピング規則については,マニュアル「HiRDB Version 8 SQLリファレンス」の型マッピングを参照してください。

Javaデータ型とマッピングできる型の対応を次の表に示します。コンボボックス内で選択できるデータ型の種類は,この表の内容に従います。下線付きのHiRDBデータ型は,デフォルトのマッピングを示します。

表9-2 Javaデータ型とマッピングできる型の対応

Javaデータ型 HiRDBデータ型
int INTEGER
java.lang.Integer
short SMALLINT
double FLOAT(DOUBLE PRECISION)
java.lang.Double
float SMALLFLT(REAL)
java.lang.Float
java.lang.String CHAR,VARCHAR,NCHAR,NVARCHAR,MCHAR,MVARCHAR
java.sql.Date DATE
java.sql.Time TIME
java.math.BigDecimal DECIMAL,INTERVAL YEAR TO DAY,INTERVAL HOUR TO SECOND
byte[] BLOB
java.sql.Timestamp TIMESTAMP
byte[] BINARY

(5) 定義情報変更

外部Javaストアドルーチンを登録するために必要な情報(CREATE PROCEDURE及びCREATE FUNCTIONのパラメタ)を指定します。

プロシジャ,選択引数が長さを持たない型の場合:
[図データ]

プロシジャ,選択引数が文字データ型の場合:
[図データ]

プロシジャ,選択引数がDECIMAL型の場合:
[図データ]

プロシジャ,選択引数がBLOB型の場合:
[図データ]

プロシジャ,選択引数がTIMESTAMP型の場合:
[図データ]

プロシジャ,選択引数がBINARY型の場合:
[図データ]

ファンクション,戻り値が長さを持たない型の場合:
[図データ]

ファンクション,戻り値が文字データ型の場合:
[図データ]

ファンクション,戻り値がDECIMAL型の場合:
[図データ]

ファンクション,戻り値がBLOB型の場合:
[図データ]

ファンクション,戻り値がTIMESTAMP型の場合:
[図データ]

ファンクション,戻り値がBINARY型の場合:
[図データ]
(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 ルーチン名称 テキストフィールド ルーチン名称を指定します。
2 引数 リスト 引数の定義情報を表示します。
3 入出力モード 2のリスト内のカラム ストアドプロシジャの場合のパラメタの入出力モードを表示します。ストアドファンクションの場合,このカラムは表示されません。
4 パラメタ名称 テキストフィールド 2の引数リストで選択している引数名称を指定します。
5 データ型 コンボボックス 2の引数リストで選択している引数のデータ型を変更します。
コンボボックス内で選択できる型の種類は,Javaメソッド定義の引数のデータ型に依存し,マッピングできるデータ型だけ表示されます。
6 入出力モード コンボボックス 2の引数リストで選択している引数の入出力モードを指定します。
指定できるモードは,IN,OUT,及びINOUTです。このコンボボックスは,ストアドファンクションの場合は表示されません。
7 すでに定義済みの場合置き換える チェックボタン 1のルーチン名称で指定した外部Javaストアドルーチンが,既にHiRDBに定義されているときの処理を選択します。
チェックした場合,一度削除をしてから再定義します。
8 キャンセル ボタン 作業を中止します。
9 OK ボタン このダイアログで操作した内容を反映します。
10 長さ テキストフィールド 2の引数リストで選択している引数が文字データ型,BLOB型,又はBINARY型の場合,データ長を指定します。
このテキストフィールドは2で選択しているデータ型が文字データ型,BLOB型,又はBINARY型の場合に表示されます。
データ型を指定するときと同様に,K(キロ),M(メガ),及びG(ギガ)の単位を付けて指定できます。
11 精度 テキストフィールド 2の引数リストで選択している引数のデータ型がDECIMAL型の場合,精度を指定します。
このテキストフィールドは,2で選択しているデータ型がDECIMAL型の場合に表示されます。
12 位取り テキストフィールド 2の引数リストで選択している引数のデータ型がDECIMAL型の場合,位取りを指定します。
このテキストフィールドは,2で選択しているデータ型がDECIMAL型の場合に表示されます。
13 戻り値のデータ型 コンボボックス ルーチンの戻り値を指定します。
コンボボックス内で選択できる型の種類は,Javaでのメソッド定義の戻り値のデータ型に依存し,マッピングできるデータ型だけ表示されます。
このコンボボックスは,ストアドファンクションの場合に表示されます。
14 長さ テキストフィールド 13の戻り値のデータ型コンボボックスで選択しているデータ型が,文字データ型,BLOB型,又はBINARY型の場合,データ長を指定します。
このテキストフィールドは,13で選択しているデータ型が文字データ型,BLOB型,又はBINARY型の場合に表示されます。
データ型を指定するときと同様に,K(キロ),M(メガ),及びG(ギガ)の単位を付けて指定できます。
15 精度 テキストフィールド 13の戻り値のデータ型コンボボックスで選択しているデータ型がDECIMAL型の場合,精度を指定します。
このテキストフィールドは,13で選択しているデータ型がDECIMAL型の場合に表示されます。
16 位取り テキストフィールド 13の戻り値のデータ型コンボボックスで選択しているデータ型がDECIMAL型の場合,位取りを指定します。
このテキストフィールドは,13で選択しているデータ型がDECIMAL型の場合に表示されます。
17 小数秒精度 テキストフィールド 2の引数リストで選択している引数のデータ型がTIMESTAMPの場合,小数秒精度を指定します。
このテキストフィールドには,0,2,4,又は6を指定できます。それ以外の値を指定した場合は,9のOKボタンを押したときにエラーメッセージが表示されます。
18 小数秒精度 テキストフィールド 13の戻り値のデータ型コンボボックスで選択しているデータ型がTIMESTAMPの場合,小数秒精度を指定します。
このテキストフィールドには,0,2,4,又は6を指定できます。それ以外の値を指定した場合は,9のOKボタンを押したときにエラーメッセージが表示されます。
(b) ポップアップメニュー

この画面にポップアップメニューはありません。

(c) ルーチン名称及びパラメタ名称を入力する場合の規則

ルーチン名称及びパラメタ名称を入力する場合の規則を次に示します。

  1. 半角英小文字は,半角英大文字として扱われます。ただし,引用符で囲めば区別されます。
  2. 半角空白又は半角ハイフンを含む場合は,引用符で囲んでください。
  3. SQLの予約語と同じ場合は,引用符で囲んでください。
(d) 結果集合の扱い

この画面,及び前の「ストアドプロシジャ/ストアドファンクション定義情報の指定」画面のメソッドの引数情報には,結果集合となるjava.sql.ResultSet型は表示されません。

結果集合については配布ウィザードが自動検出し,最終的に実行するSQLに反映されます。

Javaメソッドの定義と,配布ウィザードが生成し実行するSQLの例を次に示します。

(6) 登録するメソッドが格納されているJARファイルの指定,及びインストールするJARファイルの指定

登録するメソッドが格納されているJARファイルを指定します。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 登録するメソッドが格納されているJARファイルの指定 テキストペイン 表示している画面の説明です。
「作業の選択」画面から遷移した場合は,「インストールするJARファイルの指定」と表示されます。
2 JARファイルパス テキストフィールド 登録するメソッドが格納されているJARファイルのパス名を指定します。
3 参照 ボタン 登録するメソッドが格納されているJARファイルを参照する,ファイルチューズを表示します。参照後,2のJARファイルパスに絶対パス名が設定されます。
4 指定したJARファイルをインストールする チェックボタン 指定したJARファイルを,HiRDBに登録するかどうかを指定します。
チェックした場合,2で指定したJARファイルをHiRDBに登録します。
「作業の選択」画面から遷移した場合,このコントロールは表示されません。
5 すでにインストール済みの場合置き換える チェックボタン 指定したJARファイルが登録済みの場合にどうするかを指定します。
チェックした場合,JARファイルが置き換えられます。
6 キャンセル ボタン 作業を中止します。
7 前へ ボタン 「ストアドプロシジャ/ストアドファンクション定義情報の指定」画面から遷移した場合,前の画面へ戻ります。
「作業の選択」画面から遷移した場合,このボタンは表示されません。
8 次へ ボタン 次の画面へ遷移します。
(b) ポップアップメニュー

この画面にポップアップメニューはありません。

(7) 操作対象HiRDBの指定

JDBCドライバ経由でHiRDBに接続する場合,必要な情報を指定します。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 操作対象HiRDBの指定 テキストペイン 表示している画面の説明です。
2 ユーザID テキストフィールド HiRDBへ接続するときのユーザID(認可識別子)を指定します。
3 パスワード テキストフィールド 2のユーザID(認可識別子)に対応するパスワードを指定します。
パスワードが設定されていないユーザID(認可識別子)の場合は,指定する必要はありません。
4 ホスト名称 テキストフィールド 接続するHiRDBのホスト名を指定します。
省略した場合,クライアント環境定義のPDHOSTの指定値が仮定されます。
5 ポート番号 テキストフィールド 接続するHiRDBのポート番号を指定します。
省略した場合,クライアント環境定義のPDNAMEPORTの指定値が仮定されます。
6 キャンセル ボタン 作業を中止します。
7 前へ ボタン 前の画面へ戻ります。
「作業の選択」画面から遷移した場合,このボタンは表示されません。
8 次へ ボタン 次の画面へ遷移します。
(b) ポップアップメニュー

この画面にポップアップメニューはありません。

(c) ユーザID(認可識別子)及びパスワードを入力する場合の規則

半角英小文字は,半角英大文字として扱われます。ただし,引用符で囲めば区別されます。

(8) 削除するストアドプロシジャ/ストアドファンクションの指定

HiRDBに登録している外部Javaストアドルーチンの定義情報を表示し,その中から削除する外部Javaストアドルーチンを選択します。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 削除するストアドプロシジャ/ストアドファンクションの指定 テキストペイン 表示している画面の説明です。
2 Javaストアドプロシジャ/ファンクション ツリー 前の「操作対象HiRDBの指定」画面で指定したHiRDBにある,外部Javaストアドルーチンの一覧を表示します。
表示対象となる外部Javaストアドルーチンは,接続時に指定したユーザID(認可識別子)のスキーマに格納されている外部Javaストアドルーチンです。
3 定義情報表示 ボタン 2のJavaストアドプロシジャ/ファンクションツリーで選択した外部Javaストアドルーチンの定義情報を,モードレスダイアログで表示します。
4 削除 ボタン 2のJavaストアドプロシジャ/ファンクションツリーで選択した外部Javaストアドルーチンを,5の削除対象ツリーに追加します。
5 削除対象 ツリー 削除対象となる外部Javaストアドルーチンを表示します。
6 すべて除外 ボタン 5の削除対象ツリー内の,すべての外部Javaストアドルーチンを削除対処から除外します。
7 除外 ボタン 5の削除対象ツリーで選択している外部Javaストアドルーチンを削除対象から除外します。
8 JARファイルをアンインストールする チェックボタン 外部Javaストアドルーチンの削除と同時に,JARファイルを削除する場合にチェックします。
9 キャンセル ボタン 作業を中止します。
10 次へ ボタン 次の画面へ遷移します。
(b) ポップアップメニュー

メニュー概要:
[図データ]

表示条件:
ポップアップメニュー対象項目が外部Javaストアドルーチン名称の場合,表示されます。

メニュー選択時の動作:
メニュー項目 動  作
削除 ポップアップメニュー対象項目となった外部Javaストアドルーチンを,削除対象ツリーに追加します。
定義情報表示 ポップアップメニュー対象項目となった外部Javaストアドルーチンの定義情報を,モードレスダイアログで表示します。ダイアログ表示中の場合は,ダイアログの表示内容が変更されます。

メニュー概要:
[図データ]

表示条件:
ポップアップメニュー対象項目が外部Javaストアドルーチン名称の場合,表示されます。

メニュー選択時の動作:
メニュー項目 動  作
除外 ポップアップメニュー対象項目の外部Javaストアドルーチンを,削除対象ツリーから除外します。

(9) ストアドプロシジャ/ストアドファンクション定義情報

外部Javaストアドルーチンの定義情報を表示します。

ストアドプロシジャの場合:
[図データ]

ストアドファンクションの場合:
[図データ]
(a) ダイアログ画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 該当しません テキストフィールド 外部Javaストアドルーチンの定義情報を表示します。
このテキストフィールドは,編集できません。
2 閉じる ボタン このダイアログを閉じます。
(b) ポップアップメニュー

このダイアログにポップアップメニューはありません。

(10) アンインストールするJARファイルの指定

HiRDBから削除するJARファイルを指定します。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 アンインストールするJARファイルの指定 テキストペイン 表示している画面の説明です。
2 JARファイル名称 テキストフィールド HiRDBから削除するJARファイルの名称を指定します。
3 キャンセル ボタン 作業を中止します。
4 前へ ボタン 「削除するストアドプロシジャ/ストアドファンクションの指定」画面から遷移した場合,前の画面へ戻ります。
「作業の選択」画面から遷移した場合,このボタンは表示されません。
5 次へ ボタン 次の画面へ遷移します。
(b) ポップアップメニュー

この画面にポップアップメニューはありません。

(11) クラス名およびJARファイルの指定

ソースファイル(.javaファイル)の取得に必要な情報を指定します。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 クラス名およびJARファイルの指定 テキストペイン 表示している画面の説明です。
2 クラス名称 テキストフィールド 取り出すソースのクラス名称を指定します。
3 JARファイル名称 テキストフィールド 取り出すソースが格納されている,HiRDBに登録済みのJARファイル名称を指定します。
パス名で入力した場合,ファイル名及び拡張子だけ有効となります。
4 格納するソースファイルパス テキストフィールド 取り出したソースを格納するファイルのパス名を指定します。
5 参照 ボタン 4の格納するソースファイルパスに指定するソースファイルを参照する,ファイルチューズを表示します。
ファイルチューズでソースファイルを選択した後,4の格納するソースファイルパスにファイルの絶対パス名が設定されます。
6 キャンセル ボタン 作業を中止します。
7 次へ ボタン 次の画面へ遷移します。
(b) ポップアップメニュー

この画面にポップアップメニューはありません。

(c) ソースファイルを取得する場合の規則
  1. ソースファイルを取得する場合,HiRDBに登録するJARファイルに.javaファイルを含めてください。
  2. JARファイルへの.javaファイルの格納方法によって,複数のソースを取得する場合があります。この場合,複数のソースを結合したソースファイルが生成されます。

これらの注意事項については,マニュアル「HiRDB Version 8 SQLリファレンス」のGET_JAVA_STORED_ROUTINE_SOURCE指定を参照してください。

(12) 作業内容の確認

各ウィザード画面で指定した情報を表示します。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 作業内容の確認 テキストペイン 表示している画面の説明です。
2 該当しません テキストフィールド この画面に遷移する間に指定した,各種の指定値を表示します。
このテキストフィールドは編集できません。
3 キャンセル ボタン 作業を中止します。
4 前へ ボタン 前の画面へ戻ります。
5 実行 ボタン 作業を実行します。
(b) ポップアップメニュー

この画面にポップアップメニューはありません。

(13) 作業の進捗

ユーザが指定した作業の進捗状況を表示します。また,エラーが発生した場合には,そのメッセージも表示します。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 作業の進捗 テキストペイン 表示している画面の説明です。
2 該当しません テキストフィールド 作業の進捗状況の説明を表示します。
このテキストフィールドは編集できません。
3 該当しません プログレスバー 作業の進捗度合いを表示します。
4 次へ ボタン 次の画面へ遷移します。
「作業の選択」画面で「配布ウィザードプロファイルの実行」を選択し,作業内容に変更がない場合には「完了」と表示され,ボタンを押すと配布ウィザードが終了します。
(b) ポップアップメニュー

この画面にポップアップメニューはありません。

(14) 配布ウィザードプロファイルの保存

新規の作業の場合,又は読み込んだ配布ウィザードプロファイルの内容に変更があった場合,保存するかどうかを指定します。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 配布ウィザードプロファイルの保存 テキストペイン 表示している画面の説明です。
2 該当しません テキストペイン 新規の作業での保存か,又は読み込んだ配布ウィザードプロファイルの変更での保存かを表示します。
説明文はそれぞれ次のとおりです。
  • 新規の作業の場合
    「今回は新規の作業です。作業情報を配布ウィザードプロファイルに保存する場合は,下のチェックボタンをチェックし,配布ウィザードプロファイル名称を指定してください。」
  • 配布ウィザードプロファイルを読み込んだ後に変更があった場合
    「読み込んだ配布ウィザードプロファイルの作業内容が変更されました。作業情報を配布ウィザードプロファイルに保存する場合は,下のチェックボタンをチェックし,配布ウィザードプロファイル名称を指定してください。」
3 配布ウィザードプロファイルを保存する チェックボタン 配布ウィザードプロファイルを保存するかどうかを指定します。
この画面が表示された直後は,チェック状態となっています。
4 配布ウィザードプロファイル名称 テキストフィールド 配布ウィザードプロファイルのパス名を指定します。
5 参照 ボタン 4の配布ウィザードプロファイルパスに指定する,配布ウィザードプロファイルを参照するファイルチューズを表示します。
ファイルチューズで配布ウィザードプロファイルを選択した後,4の配布ウィザードプロファイルパスにファイルの絶対パス名が設定されます。
6 キャンセル ボタン 作業を中止します。
7 終了 ボタン 3の配布ウィザードプロファイルを保存するチェックボタンをチェックしている場合は,4の配布ウィザードプロファイルパスで指定した配布ウィザードプロファイルに作業情報を保存して,配布ウィザードを終了します。チェックしていない場合は,そのまま配布ウィザードを終了します。
(b) ポップアップメニュー

この画面にポップアップメニューはありません。

(15) 配布ウィザードプロファイルの読み込み

読み込む配布ウィザードプロファイルを指定します。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 配布ウィザードプロファイルの読み込み テキストペイン 表示している画面の説明です。
2 配布ウィザードプロファイルパス テキストフィールド 配布ウィザードプロファイルのパス名を指定します。
3 参照 ボタン 2の配布ウィザードプロファイルパスに指定する,配布ウィザードプロファイルを参照するファイルチューズを表示します。
ファイルチューズで配布ウィザードプロファイルを選択した後,2の配布ウィザードプロファイルパスにファイルの絶対パス名が設定されます。
4 キャンセル ボタン 作業を中止します。
5 次へ ボタン 次の画面へ遷移します。
(b) ポップアップメニュー

この画面にポップアップメニューはありません。

(16) HiRDBの接続情報

配布ウィザードプロファイルを読み込んでから実行するときの,HiRDBへの接続情報(ユーザID(認可識別子)及びパスワード)を指定します。

パスワード情報は配布ウィザードプロファイルへ出力されないため,ここでパスワードの入力が必要となります。

[図データ]

(a) 画面要素の説明
番号 キャプション コントロール種別 説明
1 ユーザID テキストフィールド 作業対象となるHiRDBのユーザID(認可識別子)を指定します。
配布ウィザードプロファイル中に指定されているユーザID(認可識別子)が,あらかじめ表示されています。
2 パスワード テキストフィールド 作業対象となるHiRDBのパスワードを指定します。
3 OK ボタン 1のユーザID(認可識別子),及び2のパスワードに指定した情報でHiRDBに接続します。配布ウィザードプロファイルの実行はそのまま継続します。
(b) ポップアップメニュー

この画面にポップアップメニューはありません。

(c) ユーザID(認可識別子)及びパスワードを入力する場合の規則

半角英小文字は,半角英大文字として扱われます。ただし,引用符で囲めば区別されます。