スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)
- ●アクセスパス情報ファイル 〜<パス名>
- クライアント環境定義PDVWOPTMODEに1以上を指定してUAPを実行すると,アクセスパス情報ファイルにアクセスパスの情報が格納されます。
- アクセスパス表示ユティリティを実行するときに,対象となるアクセスパス情報ファイルをここで指定します。クライアント環境定義PDVWOPTMODEについては,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
- アクセスパス情報ファイルは,UAPの接続したシングルサーバ又はフロントエンドサーバがあるユニットのSQL情報ディレクトリ(%PDDIR%\spool\pdsqldump)下に作成します。CONNECT文からDISCONNECT文までの単位で情報が取得されます。アクセスパス情報ファイルの名称は,HiRDBが次のように付けます。
認可識別子_UAPソースファイル名_識別番号_サーバ種別
- 認可識別子
- CONNECT文で指定した認可識別子です。
- UAPソースファイル名
- UAPソースファイルの名称です。
- 名称が30バイトを超える場合,先頭から30バイトまでとなります。
- 会話型SQL実行ユティリティからSQLを実行した場合は,pdsql-プロセスID,pdsql.exe-プロセスID,又はpdsqlw-プロセスIDとなります。
- 識別番号
- CONNECT文からDISCONNECT文までを一つの単位とし,それを識別するための番号です。
- サーバ種別
- HiRDB/シングルサーバの場合はs,HiRDB/パラレルサーバの場合はpです。
- 注意
- 認可識別子又はUAPソースファイル名称に\が含まれている場合,\をファイルパス名に使用するとパスセパレータとして扱われるため,「\」を「(」に置き換えます。
- <アクセスパス情報ファイルの名称の例>
- USER1_sample.ec_1-1-01_s
- USER2_pdsql-00001_1-1-01_p
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