スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

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15.6.3 選択基準

どのように実行するかは,業務特性によって変わります。実行方法の選択基準を次の図に示します。

図15-15 実行方法の選択基準

[図データ]

〔説明〕
  1. インターバル解析,及びマージ解析を使用する場合のコマンド実行例を次に示します。
    pddbst -r ALL -e 2 -w 100,100 -n 5
    〔説明〕
    オンライン業務への影響を少なくするために,100セグメントのデータを解析したら,処理を100ミリ秒休止します。これを繰り返しながら実行します。さらに,5日間に分けて実行することで,1日当たりの実行時間を短縮する運用です。1日に1回,上記コマンドを実行し,それを5日間行います。
  2. インターバル解析を使用する場合のコマンド実行例を次に示します。
    pddbst -r ALL -e 2 -w 100,100
    〔説明〕
    オンライン業務への影響を少なくするために,100セグメントのデータを解析したら,処理を100ミリ秒休止します。これを繰り返しながら実行します。
  3. マージ解析を使用する場合のコマンド実行例を次に示します。
    pddbst -r ALL -e 2 -n 5
    〔説明〕
    pddbstの実行を5日間に分けることで,1日当たりの実行時間を短縮する運用です。1日に1回,上記コマンドを実行し,それを5日間行います。
  4. 通常時のコマンド実行例(インターバル解析,及びマージ解析を使用しないコマンド実行例)を次に示します。
    pddbst -r ALL -e 2
    〔説明〕
    通常時の実行方法で,1回のpddbstの実行で処理が完了します。