スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

[目次][索引][前へ][次へ]

5.1.4 文字集合を定義した表へのデータロード

文字集合の列がある表にデータロードする場合,入力データ中の文字コードを列の文字集合に指定した文字コードに変更します。入力データファイルの形式とデータロードする表の組み合わせによって,文字コード変換の有無は異なります。文字コード変換の有無を次の表に示します。

表5-1 文字コード変換の有無

入力データファイルの形式 データロード対象表の文字集合定義列の有無
あり なし
DAT形式 ×
バイナリ形式 ×※1
固定長データ形式
pdrorgが出力したファイル DAT形式
バイナリ形式 pdload用アンロードファイル※3
pdrorg用アンロードファイル※3 ※2
表移行用アンロードファイル※3

(凡例)
○:文字コード変換をします。
×:文字コード変換をしません。

注※1
データベースには文字コ−ド変換しないで格納するため,格納データは保証しません。

注※2
pdrorg実行時は-k unld指定でアンロードを行い,既定義型の文字コードで出力したアンロードデータファイルを使用してください。-k rorg指定で再編成を行い,文字集合が定義された列のコードで出力したアンロードデータファイルを使用するとKFPL15047-Eメッセージを出力して処理を打ち切ります。

注※3
詳細については,「5.5.6 pdrorg出力バイナリ形式ファイル」を参照してください。

文字集合の列がある表にユーザが作成したバイナリ形式の入力データファイルでデータロードする場合,pdloadは文字コード変換をしないため,入力データファイルのデータを文字集合定義列の文字コードにしておく必要があります。入力データファイルを作成するときに使用する文字コードを次の表に示します。

表5-2 入力データファイルを作成するときに使用する文字コード

入力データファイルの形式 データロード対象表の文字集合定義列の有無
あり なし
DAT形式 既定文字集合 既定文字集合
バイナリ形式 列に指定した文字コード
固定長データ形式 既定文字集合
<この項の構成>
(1) 注意事項

(1) 注意事項