スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

[目次][索引][前へ][次へ]

1.4.3 テープ装置アクセス機能

DAT,DLT,又はLTO上にあるファイルをテープ装置アクセス機能を使用してアクセスできます。

<この項の構成>
(1) テープ装置アクセス機能を適用できるファイル
(2) ファイルの指定方法
(3) ハードウェア圧縮機能

(1) テープ装置アクセス機能を適用できるファイル

次に示すファイルに対してテープ装置アクセス機能が適用されます。

(2) ファイルの指定方法

DAT,DLT,又はLTO上のファイルを指定する場合は,ファイル名に「\\.\tape[n]」を指定してください。nはテープドライブ番号を示しています。nを省略した場合は,0が仮定されます。

[管理ツール]−[コンピュータの管理]を起動して,[記憶域]−[リムーバブル記憶域]−[物理的な場所]にあるテープ装置のプロパティの[デバイス情報]で確認できます。

(3) ハードウェア圧縮機能

DAT,DLT,又はLTOアクセス時のハードウェア圧縮機能の使用を指定できます。ただし,この設定はハードウェア圧縮をサポートしているDAT,DLT,又はLTOに限り有効です。

指定値の参照及び更新は,pdntenvコマンドを使用します。インストール直後は圧縮をする指定(on)が設定されています。