スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
次に示すユティリティを実行する場合,表17-11に示すシステムログが出力されます。
システムログ量は表17-11で求めた値に,表17-12に示す値を加算して算出します。なお,表及びインデクスを横分割している場合は,表及びインデクスを格納するRDエリアごとにシステムログ量を計算します。
表17-11 ユティリティによるデータベース作成時に出力されるシステムログ量の計算式
項番 | 条件 | 出力されるシステムログ量(単位:バイト) | |
---|---|---|---|
-lオプションにaを指定 | -lオプションにpを指定 | ||
1 | インデクスを一括作成する場合(-iオプションにcを指定) | n Σ{ i=1 [132+↑(100−f)÷100↑×Xi]×Wi +280×Wi+1940×↑Wi÷Vi↑ } +280×m+1940×↑m÷s↑+a×r |
n Σ{ i=1 280×Wi+1940×↑Wi÷Vi↑ } +280×m+1940×↑m÷s↑ +c×r |
2 | インデクスを一括作成しない場合(-iオプションにsを指定) | n Σ{ i=1 280×Wi+1940×↑Wi÷Vi↑ +b×r+e×d } +280×m+1940×↑m÷s↑+a×r |
n Σ{ i=1 280×Wi+1940×↑Wi÷Vi↑ +b×r+e×d } +280×m+1940×↑m÷s↑ +c×r |
3 | インデクスを作成しない場合(-iオプションにn又はxを指定) | 280×m+1940×↑m÷s↑+a×r | 280×m+1940×↑m÷s↑ +c×r |
4 | インデクスを再作成,又は再編成する場合(pdload 0件ロード,又はpdrorg -kオプションにixrc若しくはixorを指定) | n Σ{280wi+1940× i=1 ↑Wi÷Vi↑ +(17.1.3 インデクス定義時に出力されるシステムログ量) +(表17-9 ページ/セグメントの確保ログ量の計算式) +(表17-14 PURGE TABLE文実行時に出力されるシステムログ量のインデクスのシステムログ量) |
n Σ{280wi+1940× i=1 ↑Wi÷Vi↑ +(表17-9 ページ/セグメントの確保ログ量の計算式) +(表17-14 PURGE TABLE文実行時に出力されるシステムログ量のインデクスのシステムログ量) |
表17-11の項番1,項番2及び項番3の場合に,システムログ量の算出時に加算する値と,加算する場合の条件を次の表に示します。
表17-12 システムログ量の算出時に加算する値と加算する場合の条件
加算する場合の条件 | システムログ量に加算する値 |
---|---|
LOB列を定義している表の場合 | 次に示すログ量を(LOB列数×行数)の数分加算してください。
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データベース作成ユティリティ(pdload)を-dオプション指定で,又はデータベース再編成ユティリティ(pdrorg)を実行する場合 | 「表17-14 PURGE TABLE文実行時に出力されるシステムログ量」の「表」又は「リバランス表」と,対象表に定義されている全インデクス,及び全LOB列(又はLOB属性)のログ量を加算してください。 |
データベース再編成ユティリティ(pdrorg)でLOB列,又はLOB属性がある表を再編成する場合で次の二つの条件を満たすとき
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次に示すログ量をLOB用RDエリアの構成ファイル数分加算してください。 Σ{17000×↑(HiRDBファイルのセグメント数÷64000)↑×95} |
次に示すログ量を(LOB列又はLOB属性の数×行数)の数分加算してください。 ●LOB列がrecovery all指定かつ-l a指定の場合 ↑17600÷sr↑×sr ●上記以外の場合 ↑3200÷sr↑×sr sr:pd_log_rec_lengオペランドで指定するシステムログファイルのレコード長 |
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HiRDB Datareplicator連携機能を使用(pd_rpl_hdepathオペランドを指定)していて,表に繰返し列を含む場合 | 「表17-10 1行を操作したときに出力されるイベントログ量」に示すログ量を追加行数分加算してください。 |
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