スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
- 〈手順〉
- インストールする前に,すべてのWindowsアプリケーションを終了させてください。
- 統合CD-ROM中のhcd_inst.exeを実行して,日立総合インストーラを起動してください。
- [日立総合インストーラ]画面で,HiRDB/シングルサーバの場合は[HiRDB/Single Server]を,HiRDB/パラレルサーバの場合は[HiRDB/Parallel Server]を選択して,[インストール実行]をクリックしてください。HiRDBのインストーラが起動します。
- HiRDBのインストーラの[プログラムプロダクトの選択]画面で,HiRDB/シングルサーバの場合は[HiRDB/Single Server]を,HiRDB/パラレルサーバの場合は[HiRDB/Parallel Server]を選択して,[次へ]をクリックしてください。選択したプログラムプロダクトのインストーラが起動します。
- [セットアップ方法]画面でセットアップ方法を選択します。通常は[標準セットアップ]を選択します。マルチHiRDBを使用する場合は,[識別子付きセットアップ]を選択します。マルチHiRDBについては,「10.1.1 マルチHiRDBのインストール」を参照してください。
- [セットアップ識別子の設定]画面でセットアップ識別子を指定します。セットアップ識別子は4文字以内の半角英数字で指定します。なお,[標準セットアップ]を選択した場合は,[セットアップ識別子の設定]画面は表示されません。
- [ユーザの情報]画面で,ユーザの情報として名前と会社名を入力します。
- [インストール先の選択]画面で,インストールディレクトリを指定します。省略値を次に示します。
なお,この章では,これ以降「Windowsのインストール先ドライブ」をC:と仮定します。
HiRDB/シングルサーバの場合:Windowsのインストール先ドライブ\win32app\hitachi\hirdb_s
HiRDB/パラレルサーバの場合:Windowsのインストール先ドライブ\win32app\hitachi\hirdb_p
セットアップ識別子を指定してインストールした場合は,「hirdb_s」又は「hirdb_p」にセットアップ識別子が付いたディレクトリ名称となります。
(例)Windowsのインストール先ドライブ\win32app\hitachi\hirdb_sUNT1
省略値で問題なければ,そのまま[次へ]をクリックしてください。
インストール先ディレクトリ名を変更する場合,次のことに注意してください。
・ドライブで始まり,次の要素で構成される文字列で指定してください。
英数字
_(下線)
.(ピリオド)
△(空白)
( (左括弧)
) (右括弧)
パス区切りの\
・ドライブだけの指定はできません。
・全角文字,及び特殊記号はディレクトリ名に使用できません。
・パス名の長さは200文字(バイト)以内にしてください。
- Windows XP Service Pack 2以降の場合,[Windowsファイアウォールへの登録]画面で,HiRDBサーバのプログラムをWindowsファイアウォールの例外リストに登録するかどうかを選択できます。Windowsファイアウォールを有効にしている環境でHiRDBを使用する場合は,例外リストに登録してください。
- [標準セットアップ]の場合,システムの環境変数にHiRDBの環境変数を設定するかどうかを選択してください(Windows Server 2003(IPF),及びWindows (x64)の場合を除く)。HiRDBの環境変数については,「2.2.3 HiRDBの環境変数」を参照してください。
- [ファイルコピーの開始]画面で,設定した内容を確認して,問題がなければ[次へ]をクリックしてください。インストールが始まります。
- インストールが終了すると,[セットアップの完了]画面が表示されます。
再起動してもよい場合は,[はい,直ちにコンピュータを再起動します。]を選択して,[完了]をクリックしてください。
ほかのプログラムプロダクトをインストールするなど,すぐに再起動しない場合は,[いいえ,後でコンピュータを再起動します。]を選択して,[完了]をクリックしてください。ただし,HiRDBを使う前に必ずWindowsを再起動してください。
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