スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
インストール時に,システムの環境変数にHiRDBの環境変数を設定する選択をした場合,インストールが終わると次の表に示す環境変数がシステム環境変数に設定されます。システム環境変数は[コントロールパネル]の[システム]をダブルクリックして,[システムのプロパティ]の[環境]タブで確認できます。
表2-3 システム環境変数に設定される環境変数
環境変数 | 設定する内容 |
---|---|
PDDIR※1 | HiRDB運用ディレクトリ(インストールディレクトリ)が設定されます。 (例)C:\win32app\hitachi\hirdb_s |
PDCONFPATH※1 | HiRDBシステム定義ファイルを格納するディレクトリが設定されます。 (例)C:\win32app\hitachi\hirdb_s\CONF |
PATH※2 | %PDDIR%\CLIENT\UTL及び%PDDIR%\BINが追加されます。 (例)C:\win32app\hitachi\hirdb_s\CLIENT\UTL C:\win32app\hitachi\hirdb_s\BIN なお,%PDDIR%\BINは,PATHの最後に追加されます。 |
PDUXPLDIR | HiRDBの作業ディレクトリが設定されます。 (例)C:\win32app\hitachi\hirdb_s\UXPLDIR |
なお,LANG環境変数は設定されません。そのため,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照して,ユーザが設定してください。
標準セットアップの場合,システム全体に影響を与えないように,HiRDBの環境変数を設定するかどうかを選択できます(Windows Server 2003 (IPF),及びWindows (x64)の場合を除く)。HiRDBの環境変数の設定方法選択時の注意事項を次に示します。
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