付録G.1 見出し辞書の設定方法
見出しは,一つの表に対して一つ作成します。1表ごとに,データベースの定義中の表名や列名に対応する表見出し,列見出しを設定します。設定した内容は,接続先名,所有者名などの情報と合わせて見出し辞書に登録されます。見出し辞書に登録される情報を見出し情報といいます。
見出し辞書の編集では,次のことができます。
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見出し情報の作成
新規にデータベースの表に見出し情報を作成します。
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見出し辞書の編集
見出し辞書に登録されている見出し情報の表見出し又は列見出しを変更します。
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格納先を指定して見出し情報を格納する
見出し情報を別のドライブ又はフォルダに格納します。
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別のドライブ又はフォルダの見出し情報を読み込む
別のドライブ又はフォルダにある見出し情報を読み込みます。
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見出し情報の削除
不要な見出し情報を削除します。
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見出し情報の一括作成
複数の表の見出し情報を見出し辞書に一括登録できます。
見出し辞書の編集で使う[見出し編集]ダイアログボックス,[見出し選択]ダイアログボックス,[格納先の指定]ダイアログボックス,[読み込み先の指定]ダイアログボックスを次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) [見出し編集]ダイアログボックス
見出し辞書を編集します。
- タイトルバー
-
「見出し編集」と表示されます。
- [接続先名]
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選択した表が格納されているサーバに対応する接続先が表示されます。
- [所有者名]
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データベースにアクセスしているユーザ名が表示されます。
- [表名]
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データベースに定義されている表名が表示されます。
- [表見出し]入力領域
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表名に対応する表見出しを指定します。
- [グループ名]入力領域
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表に設定するグループを選択,又は入力します。
- 列名
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表の列が一覧で表示されます。
- 列見出し入力領域
-
列名に対応する列見出しを指定します。
- [見出し一覧(L)...]ボタン
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[見出し選択]ダイアログボックスを表示します。
- [新規作成(N)...]ボタン
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[表選択]ダイアログボックスを表示します。
- [一括作成(M)...]ボタン
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複数の表の見出し情報を一括して見出し辞書に登録できます。
- [読み込み(R)...]ボタン
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[読み込み先の指定]ダイアログボックスを表示します。
- [登録(G)]ボタン
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作成した見出し情報を見出し辞書に登録します。
- 補足
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DBPARTNER2が動作するフォルダ下にある見出し辞書に登録されます。この見出し辞書ではなく別のドライブ又はフォルダに格納することもできます。この場合,[見出し選択]ダイアログボックスの[格納(U)]ボタンをクリックして,格納するドライブ又はフォルダを指定します。
- [削除(D)]ボタン
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表示している見出し情報を削除します。
- [終了(X)]ボタン
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見出し編集を終了して[DBPARTNER2]ウィンドウに戻ります。
(2) [見出し選択]ダイアログボックス
見出し辞書に登録されている見出し情報を表示します。
- タイトルバー
-
「見出し選択」と表示されます。
- [登録表一覧(T)]リストボックス
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見出し辞書に登録している表を一覧表示します。表示する項目は,[辞書一覧表示方法の設定]ダイアログボックスで設定します。項目をクリックすると,その項目について表がソートされます。
- [表示設定(I)]ボタン
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[辞書一覧表示方法の設定]ダイアログボックスが表示されます。
設定方法,表示項目については,「付録G.1(3) [辞書一覧表示方法の設定]ダイアログボックス」を参照してください。
- [グループ名(G):]コンボボックス
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表に設定するグループを選択,又は入力します。
- [設定(S)]ボタン
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[登録表一覧]で設定した表に,グループを設定します。
- [編集(E)]ボタン
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[見出し編集]ダイアログボックスを表示します。
- [格納(U)...]ボタン
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[格納先の指定]ダイアログボックスを表示します。
- [削除(D)]ボタン
-
選択されている見出し情報を削除します。
- [閉じる]ボタン
-
[見出し選択]ダイアログボックスを閉じます。
(3) [辞書一覧表示方法の設定]ダイアログボックス
[見出し選択]ダイアログボックスに表示される表の表示方法を設定します。
- [表示項目(I):]リストボックス
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[見出し選択]に表示できる項目と各項目の表示の有無を表示します。
「表名」,又は「表見出し」のどちらかは必ず「表示」を設定してください。どちらも「非表示」を設定した場合はエラーとなります。
- [表示(A)]ボタン
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[表示項目]で選択した項目を"表示"にします。
- [非表示(D)]ボタン
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[表示項目]で選択した項目を"非表示"にします。
- [OK]ボタン
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設定した表示項目を有効にし,ダイアログボックスを閉じます。
- [キャンセル]ボタン
-
設定した表示項目を無効にし,ダイアログボックスを閉じます。
(4) [格納先の指定]ダイアログボックス,[読み込み先の指定]ダイアログボックス
見出し情報を格納する先と,見出し情報を読み込む先を指定します。
- タイトルバー
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「格納先の指定」又は「読み込み先の指定」と表示されます。
- [フォルダ(F)]
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見出し情報を格納するフォルダ又は見出し情報を読み込むフォルダを指定します。
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[..]
一つ上のフォルダを示します。選択すると,一つ上のフォルダを表示します。ドライブ直下の場合は,表示されません。
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[api],[samples]
下位のフォルダを示します。
選択すると,さらに下位にあるフォルダを表示します。
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[−a−],[−c−]
ドライブを指定します。
選択すると,ドライブ下にあるフォルダを表示します。
-
- [OK]ボタン
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指定したフォルダへ見出し情報を格納します。又は指定したフォルダから見出し情報を読み込みます。
- [キャンセル]ボタン
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格納先の指定又は読み込み先の指定を取り消します。
(5) 操作
見出し辞書を編集する操作を次の図に示します。
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[DBPARTNER2]ウィンドウの[定義(D)]−[見出し編集(E)...]メニューを選びます。
[見出し編集]ダイアログボックスが表示されます。
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見出し情報の作成や編集などの操作をしてください。
次の操作ができます。
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新規に見出し情報を作成する
参照:「付録G.2 見出し情報の作成」
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見出し辞書に登録されている見出し情報を編集する
参照:「付録G.3 見出し情報の編集」
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見出し情報を別のドライブ又はフォルダに格納する
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見出し情報を見出し辞書に一括登録する
参照:「付録G.5 見出し情報の一括登録」
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見出し辞書にグループを設定する
参照:「付録G.6 見出し辞書のグループ設定」
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別のドライブ又はフォルダに格納した見出し情報を読み込む
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不要な見出し情報を見出し辞書から削除する
参照:「付録G.8 見出し情報の削除」
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操作が終了したら,[終了(X)]ボタンをクリックします。
[DBPARTNER2]ウィンドウに戻ります。
(6) 注意
[表定義]ダイアログボックスで表を定義すると,自動的に定義した内容が見出し辞書に登録されます。[表定義]ダイアログボックスで,定義した表を編集又は削除した場合も同様です。