6.1.2 手順ファイルの実行
手順ファイルに登録した値で処理を実行します。このとき,登録内容は表示しないで処理を実行します。実行した手順ファイルは,[手順(B)]−[実行履歴(L)]で表示されるので,そこから選択して実行することもできます。実行履歴,又は参照履歴で表示される内容を削除したい場合は,[手順(B)]−[履歴削除(A)]を実行してください。
手順ファイルの実行では,手順ファイルに登録している内容で実行されます。ただし,未登録の内容がある場合は,次の表に従って実行されます。
(1) 操作
[手順(B)]−[実行(E)...]メニューを選んで,[手順ファイルの実行]ダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスで,手順ファイルを実行します。
(a) ファイル名の入力又は選択
実行するファイル名をキーボードから入力します。また,ファイル名の一覧から選択することもできます。一覧中のファイル名をダブルクリックすると,手順ファイルを実行して,[手順ファイルの実行]ダイアログボックスが閉じます。
(b) フォルダの選択
フォルダの一覧から選択してください。フォルダを選択しないと,表示されている,インストール時に設定した手順ファイルの格納先フォルダになります。
(c) ドライブの選択
ドライブの一覧から選択してください。ドライブを選択しないと,表示されている,インストール時に設定した手順ファイルの格納先のドライブになります。
(d) 入力例
-
[DBPARTNER2]ウィンドウの[手順(B)]−[実行(E)...]メニューを選びます。
以前,実行した手順ファイルを実行する場合は[実行履歴(L)]メニューを選んで,手順ファイルを選択してください。
[手順ファイルの実行]ダイアログボックスが表示されます。
ファイル名,ファイルの種類,フォルダ,及びドライブを入力します。
-
[OK]ボタンをクリックします。
[手順ファイルの実行]ダイアログボックスが閉じ,実行されます。可変記号を設定したファイルの場合,オプションの設定によって[実行値入力]ダイアログボックスを表示できます。可変記号に対する実行値を入力してください。[実行値入力]ダイアログボックスを表示しない場合は,可変記号を設定するときに設定した初期値が実行値となります。
ユーザIDとパスワードの入力が必要な場合は,キーボードから入力してください。
- コマンドラインからの手順ファイルの実行
-
コマンドラインに手順ファイル名(格納先のフォルダのパスを含む)を指定して[OK]ボタンをクリックしてください。DBPARTNER2が起動され,指定した手順ファイルが実行されます。例えば,C:\Program Files\HITACHI\DBP2CL\GUIにあるshiire.dpcという手順ファイルを実行したい場合には,コマンドラインに「C:\Program Files\HITACHI\DBP2CL\GUI\Dbpart2.exe C:\Program Files\HITACHI\DBP2CL\GUI\shiire.dpc」と設定してください。手順ファイルをコマンドラインから実行した場合,処理終了後にDBPARTNER2も終了します。
(2) 注意
-
表定義の操作を登録した手順ファイルを実行するときに,手順ファイルに登録されている表名と同じ名称の表がデータベースに存在すると,エラーになります。同じ名称の表がデータベースに存在しないことを確認してから,実行してください。
-
可変記号に対する実行値を入力して手順ファイルを実行した後に,再度その操作を手順ファイルに登録しても,実行値は登録されません。