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DBPARTNER2 Client(64) 操作ガイド


6.1.1 手順ファイルの登録

ユーザが設定した値を手順ファイルに登録します。

〈この項の構成〉

(1) 手順ファイルに登録できる項目

手順ファイルに登録できる項目を次の表に示します。

表6‒2 手順ファイルに登録できる項目

値を設定するダイアログボックス

登録する内容

[手順の登録]

コメント

[接続先設定]

接続先

[DBPARTNER2]

件数制限

[表選択]

表名

[列設定]

列の設定

列の順序

ソート設定

集合関数

更新条件の列の設定

ファイル種別の設定

[条件設定]

条件式

条件式の関連付け

[転送先設定]

転送先

ファイル名

フォルダ

[表定義]

表名,表見出し,表注釈

[列定義]

列名,列見出し,列情報

[列詳細定義]

列注釈

[格納領域設定]

表の格納領域の設定

[インデクス定義]

表のインデクス

[表削除]

削除する表名

[SQL入力]

SQL,可変値,省略値

注※

データが抽出されるときの列の順番([データ表示]ウィンドウに表示される順番)のことです。

(2) 手順ファイルに登録するタイミング

設定した値を手順ファイルに登録するタイミングは次のとおりです。

(3) 操作

[DBPARTNER2]ウィンドウの[手順(B)]メニューの[手順ファイルの登録]ダイアログボックスで,手順ファイルに登録します。

(a) ファイル名の入力又は選択

登録するファイル名をキーボードから入力します。ファイル名はユーザが任意に決められます。また,ファイル名の一覧から選択することもできます。一覧中のファイル名をダブルクリックすると,手順ファイルを登録して,[手順ファイルの登録]ダイアログボックスが閉じます。

(b) フォルダの選択

フォルダの一覧から選択してください。フォルダを選択しないと,表示されている,インストール時に設定した手順ファイルの格納先フォルダになります。

(c) ドライブの選択

ドライブの一覧から選択してください。ドライブを選択しないと,表示されている,インストール時に設定した手順ファイルの格納先のドライブになります。

(d) コメントの入力

ほかの手順ファイルと区別できるようコメントを付ける場合は,コメントを入力してください。コメントに使える文字は,全角文字,半角文字です。指定できる長さは,最大255バイトです。

付けたコメントを変更する場合は,[手順(B)]−[変更(C)]−[コメント(M)...]メニューで変更してください。コメントを付ける場合は,あらかじめ[ツール]−[オプション(O)]メニューで設定してください。

  1. [ツール(X)]−[オプション(O)...]メニューを選択して,[オプション設定]ダイアログボックスを表示します。

  2. [手順の一覧にファイル情報を表示(M)]チェックボックスをオンにします。

  3. [OK]ボタンをクリックします。

  4. [手順(B)]−[参照(R)...]メニューで手順ファイルを参照・実行します。

  5. [手順(B)]−[登録(S)...]メニューを選択し,[手順ファイルの登録]ダイアログボックスを表示します。

    [図データ]

  6. 4.で実行した操作を登録します。

  7. コメントを付けて,登録します。

コメントなしの既存の手順ファイルは,必要に応じて,[手順(B)]−[削除(D)...]メニューで削除してください。

(e) 入力例

  1. [DBPARTNER2]ウィンドウの[手順(B)]−[登録(S)...]メニューを選びます。

    [図データ]

    [手順ファイルの登録]ダイアログボックスが表示されます。

    オプションでファイル情報を表示する設定をしていない場合は,ファイル情報は表示されません。

    ファイル名,ファイルの種類,フォルダ,及びドライブを入力します。

  2. [OK]ボタンをクリックします。

    [手順ファイルの登録]ダイアログボックスが閉じて,登録されます。

既存のファイルに再登録する場合

登録時に既存のファイル名を入力した場合,置き換えてよいかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。

[図データ]

  1. 既存のファイルと置き換える場合は,[はい(Y)]ボタンをクリックします。

  2. 新規にファイルを作成する場合は,[いいえ(N)]ボタンをクリックした後,[手順(B)]メニューから[手順ファイルの登録]ダイアログボックスを開いて,新しいファイル名を入力してください。

SQLを登録する場合

SQLを入力した後,[SQL入力]ダイアログボックスの[手順登録]ボタンをクリックすると[手順ファイルの登録]ダイアログボックスが表示されます。

ダイアログボックス表示中の登録方法

[DBPARTNER2],[表定義]ダイアログボックス表示中にマウスを右クリックすると,[手順ファイルの登録]メニューが表示されます。選択すると[手順ファイルの登録]ダイアログボックスが表示されるので,それまでの操作を登録できます。

Client32形式の手順ファイルの登録方法

情報ファイルの[CatalogOption]セクションにConvertエントリを設定すると,DBPARTNER/Client32(02-04)で参照できる手順ファイルを作成できます。

参照:「2.5 情報ファイルの作成」のCatalogOption

DBPARTNER2で作成した手順ファイル名を印刷するときの注意

ファイル名及び拡張子によっては次のように印刷されます。

ファイル名が半角9文字以上の場合:システムが自動的に設定した名称

拡張子が半角4文字以上の場合:4文字目以降切り捨て

(4) 注意