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DBPARTNER2 Client プログラマーズガイド


4.4 Resultオブジェクトの詳細

Resultオブジェクトは,SQLDirectオブジェクトやQueryDefineオブジェクトで実行した抽出処理の結果として出力する抽出データを管理するオブジェクトです。

Resultオブジェクトのプロパティとメソッドの一覧を次に示します。

●Resultオブジェクトのプロパティの一覧

プロパティ

設定

取得

説明

DataCheck

抽出データの中の文字コードをチェックするかどうかを設定します。

EOF

データが取得できたかどうかを取得します。

FieldCodeType

抽出データを取得するときのデータ型を設定します。

FieldCount

抽出データの列数を返します。

FieldData

抽出データを1列単位の文字列型データで返します。

FieldDataB

抽出データを1列単位のバイト型データで返します。

FieldDataLength

列のデータ長を返します。

FieldHeader

設定した列にヘッダを設定します。

FieldNameLength

列の列名長を返します。

FieldType

列の属性を返します。

HeaderOutput

抽出データの先頭行に列名を付けるかどうかを設定します。

QueryCountLimit

抽出処理の結果として出力する行数を,数値で設定します。

RecordData

抽出データを1行単位の文字列型データで返します。

RecordHeader

抽出処理の結果として出力される列名を,1行のテキスト形式で取得します。

●Resultオブジェクトのメソッドの一覧

メソッド

説明

Close

抽出処理を終了させます。

CopyToClipboard

抽出データをクリップボードに出力します。

Get

1行分のデータを要求します。

SaveLargeObject

dbpTypeLONGVARBINARY属性のデータをファイルに出力します。

SaveToFile

抽出データをファイルに出力します。

〈この節の構成〉