ConnectDialogModeプロパティ
機能
Connectメソッドを実行したときに,ODBCが提供する[データソース選択]ダイアログボックスと[ログイン]ダイアログボックスを表示するかどうかを設定します。このプロパティは,値の取得もできます。
形式
Object. ConnectDialogMode[= Mode] |
パラメタ
-
Object
DBPARTNERオブジェクトへの参照を表すオブジェクト式です。
-
Mode
[データソース選択]ダイアログボックスと[ログイン]ダイアログボックスを表示するかどうかを,次に示す定数又は数値で設定します。
定数
数値
内容
dbpHide
0
ダイアログボックスを表示しません。
dbpCase
1
省略値があるときは,ダイアログボックスを表示します。
dbpShow
2
ダイアログボックスを常に表示します。
使い方
-
dbpHideを設定又はModeを省略すると,DataSource/UserID/Passwordの各プロパティの値に関係なく[データソース選択]ダイアログボックスと[ログイン]ダイアログボックスは表示されません。
-
dbpShowを設定すると,DataSource/UserID/Passwordの各プロパティの値に関係なく[データソース選択]ダイアログボックスと[ログイン]ダイアログボックスが表示されます。
-
dbpCaseを設定すると,DataSource/UserID/Passwordの各プロパティの値によって表示するダイアログボックスが異なります。プロパティの設定とダイアログボックスの関係を次に示します。
プロパティ
設定
ダイアログボックスの表示
DataSource
あり
ダイアログボックスは表示しません。
省略
[データソース選択]ダイアログボックスを表示します。
UserID,
Password
両方あり
ダイアログボックスは表示しません。
どちらかがなし
[ログイン]ダイアログボックスを表示します。
-
Connectメソッドを実行した後にConnectDialogModeプロパティの値を変更しても,接続には影響しません。
-
[データソース選択]ダイアログボックスで設定した値は,DataSourceプロパティで取得できません。
-
[ログイン]ダイアログボックスで設定した値は,UserIDプロパティ又はPasswordプロパティで取得できません。