3.9.2　データの更新（SQLDirectオブジェクト）

SQLDirectオブジェクトを使った更新のオブジェクトの流れとプロパティとメソッドの実行手順を図3-8に示します。

図3‒8　SQLDirectオブジェクトを使った更新のオブジェクトの流れとプロパティとメソッドの実行手順

[図データ]

〈この項の構成〉

(1)　SQLDirectオブジェクトを使ってデータを更新する手順

SQLDirectオブジェクトを使ってデータを更新する手順を次に示します。

SQLDirect.SQLTextプロパティに，データを更新（変更，追加，削除）するSQL文を記述します。
SQLDirect.Executeメソッドで，データの更新を実行します。
SQLDirect.SQLTextプロパティにSQL文のUpdate文，Insert文，Delete文を記述してあるときは，次に示すプロパティの値を参照できます。
- SQLDirect.ExecutedRowCountプロパティ：サーバプログラムが更新した行数。
SQL文を実行した結果は，次に示す方法で確認できます。
- Select文の実行結果：Resultオブジェクトを使って取得します。
- Select文以外の実行結果：戻り値で返ります。