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DBPARTNER2 Client プログラマーズガイド


3.6.1 QueryDefineオブジェクトを使ってデータを抽出する手順

QueryDefineオブジェクトを使ってデータを抽出する手順を次に示します。

  1. 次に示すオブジェクトに,抽出データに関する条件を設定します。

    • Tablesコレクションオブジェクト:下位にある複数のTableオブジェクトに,抽出表の名称を設定します。TableオブジェクトのTableNameプロパティに,抽出表の名称を設定します。

    • Columnsコレクションオブジェクト:下位にある複数のColumnオブジェクトに,抽出列の名称を設定します。ColumnオブジェクトのColumnNameプロパティに,抽出列の名称を,SortModeプロパティとSortPriorityプロパティにソートする条件を,FunctionModeプロパティに集合関数を設定します。

    • Conditionsコレクションオブジェクト:下位にある複数のConditionオブジェクトに,抽出条件式を設定します。ConditionオブジェクトのTextプロパティに抽出条件式を設定します。

  2. QueryDefine.Exclusiveプロパティに,排他モードを設定します。

  3. QueryDefine.Executeメソッドで,抽出を実行します。

  4. Resultオブジェクトで,抽出データを処理します。Resultオブジェクトの使い方については,「3.7 抽出データの管理(Resultオブジェクト)」を参照してください。