付録F.1 連携の準備
抽出データを帳票の形式で印刷するには,EURで帳票形式(レポートファイル)を作成する必要があります。DBPARTNER2から抽出したデータを使って,レポートファイルを作成する手順を次に示します。
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DBPARTNER2から表を選択します。
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連携先を[データ表示]ウィンドウに設定し,抽出します。
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[データ表示]ウィンドウの[抽出]メニューから,[ファイルへ出力(C)...]を選択し,抽出データをcsv形式で出力します。
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EURを起動します。
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[マッピングデータ]ウィンドウを選択し,[データ(D)]メニューから[データのプロパティ(D)]を選択します。
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[データ情報]タブの[使用データ(U):]コンボボックスで[データファイルのデータ]を選択します。
[データファイル名称(D):]が表示されます。
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3.で出力したcsvデータを選択します。
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[区切り情報]タブで次を指定します。
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[データファイル区切り方法(D)]:コンマやスペースなどの区切り文字でデータを区切る
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[1行目のデータをフィールド名として扱う(F)]にチェックする
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[OK]ボタンをクリックします。
[マッピングデータ]ウィンドウに抽出データが表示されます。
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レポートファイルを作成します。
レポートファイルの作成方法はEURのマニュアル,又はヘルプを参照してください。
- 帳票に行番号を表示させたいとき
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レポートファイルを作成する前に,EURの[データ]−[フィールド定義]メニューで,マッピングデータにフィールドを追加してください。[マッピングデータ]ウィンドウに追加したフィールドの項目名は,既存のフィールド名と重ならないようにしてください。
行番号フィールドを追加したときは,印刷実行時に[EUR設定]ダイアログボックスで[行番号の付加(N)]をチェックしてください。
- 帳票に画像(LONG VARBINARY属性の列のデータ)を表示させたいとき
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レポートファイルを作成する前に,EURの[データ]−[フィールド定義]メニューで,画像のデータを含む列の種別を「画像」に変更すると,レポートファイルの割り当てられた場所に画像を表示できます。
- 帳票出力時の動作を指定したいとき
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帳票出力時の動作を指定したいときは,オプション記述ファイルを作成します。オプション記述ファイルでは次の動作を指定できます。
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帳票の出力先
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ユーザの応答抑止
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帳票ウィンドウのズーム倍率
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用紙の向き
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印刷ページ
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ページ番号
オプション記述ファイルは任意のフォルダに任意の名称で作成できます。オプション記述ファイルの作成方法については,EURのマニュアル,又はヘルプを参照してください。
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