5.2.5 バイナリデータを含む表の更新
バイナリデータ(列名の属性がLONG VARBINARY)を含む表に関しては,[データ表示]ウィンドウに抽出する場合だけ,更新ができます。バイナリデータを含む表の更新する操作を次に示します。
(1) バイナリのデータ内容を編集して更新する
-
変更するデータを含むセルをクリックします。
セルを選択状態にします。
-
[バイナリ(B)]−[開く(V)]を選択します。
又は,右クリックで[開く]を選択します。
バイナリデータを開くアプリケーションは,抽出時に[ファイル種別]ダイアログボックスで設定された属性によって決められます。
-
データを編集します。
編集が終わったら,アプリケーション内の[上書き]メニューでデータを上書き保存します。
-
変更したセルの行番号をクリックします。
変更したセルの行が選択状態になります。
-
[編集(E)]−[行更新(U)]をクリックします。
変更した行の行番号に更新のマークが付きます。この操作をしない場合は変更内容は更新できません。
-
[更新(U)]−[実行(R)]をクリックします。
(2) バイナリのデータをほかのデータに置き換える,又は追加による更新
バイナリ属性のデータの変更,追加には次の2通りの方法があります。
-
[ファイル名入力(I)]ボタンを使う
-
変更するデータを含むセルをクリックします。
セルを選択状態にします。
-
[バイナリ(B)]−[ファイル名入力(I)]をクリックします。又は右クリックで[ファイル名入力]を選択します。
[ファイル名称入力]ダイアログボックスが表示されます。
-
置き換えるバイナリのデータを選択します。
-
[保存(S)]ボタンをクリックします。
[データ表示]ウィンドウに戻り,選択したセルに置き換えたデータの保存先のパスが設定されました。
-
[更新(U)]−[実行(R)]をクリックします。
-
[エクスプローラ]ボタンを使って,ドラッグ&ドロップする
-
[ファイル(F)]−[エクスプローラ起動(E)],又はツールバーの[エクスプローラ起動]ボタンをクリックします。
エクスプローラが起動します。
-
変更(又は追加)するファイルを選択してドラッグ&ドロップします。
-
[更新(U)]−[実行(R)]をクリックします。
バイナリ属性のデータが変更(又は追加)されます。
- 規則と注意
-
-
接続先定義ファイルのUPDUNITパラメタにSINGLEを指定しないでください。SINGLEを指定した場合,LONG VARBINARY属性を含む列は更新できなくなります。
-