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DBPARTNER2 Client 操作ガイド


2.8.3 VOSK HOAPDBS/PC経由の場合のログオン,ログオフマクロ

VOSK RDB編成ファイル,VOSKスプールファイルの場合のマクロスクリプトのサンプルを紹介します。

規則
  • ログオン操作で指定するリージョンサイズは,ユーザの環境に合わせて指定してください。また,セションIDである#HDBSPCを定義してください。

  • HOAPDBS/PCの起動操作を定義してください。

〈この項の構成〉

(1) ログオン操作のマクロスクリプトのサンプル

VOSK RDB編成ファイル,VOSKスプールファイルの場合

マクロスクリプトのファイル名はDbpvklgn.mです。

1カラム目
  ↓
1. # Begin Logon Macro
   # "ログオン画面"が表示されるのを待ちます。
2.   RECEIVE(1,36)"ログオン画面"
   #環境によってログオン画面の表示が完了するまでに時間が掛かり,
   #完了しないまま,SENDコマンドを実行するとエラーになります。
   #ログオン画面の表示が完了するまでに時間が掛かる場合は,
   #PAUSEマンドでマクロスクリプトの実行を一時中断してください。
   #  PAUSE   3
3.   AWAIT KEYOK
4.   WRITE (3,27) "1"
4.   WRITE (6,27) %1
4.   WRITE (6,57) %2
5.   WRITE (7,27) "#HDBSPC"
6.   SEND  EXEC
7.   RECEIVE (22,3) "コマンド"
   #WRITEコマンド,SENDコマンドを実行する前には,ステータスが
   #"キーOK"になるのを待ちます。
3.   AWAIT KEYOK
8.   WRITE (22,14) "DEF HDBID,DBID=RDFA"
6.   SEND  EXEC
3.   AWAIT KEYOK
9.   WRITE (22,14) "HDBPC"
6.   SEND  EXEC
10.# End

説明

  1. ログオン操作の開始を宣言します。

  2. オンライン画面の第1行,36カラム目が「ログオン画面」になるまで待ちます。

  3. 「キーOK」になるまで待ちます。

  4. LOGON操作をオンライン画面に入力します。「%1」と「%2」には,接続先定義ファイルのLONMACRO:パラメタの後ろで定義した引数が代入されます。このサンプルの場合は,ユーザIDとパスワードをユーザの入力待ちとなるようにしています。

  5. セションIDをオンライン画面に入力します。

  6. <送信>を送信します。

  7. 「コマンド」と表示されるまで待ちます。

  8. データベース識別子をオンライン画面に入力します。RDB編成ファイルの場合は「RDFA」を指定します。スプールファイルの場合は「SPLA」を指定します。

  9. HOAPDBS/PCの起動をオンライン画面に入力します。

  10. ログオン操作の終了を宣言します。

(2) ログオフ操作のマクロスクリプトのサンプル

VOSK RDB編成ファイル,VOSKスプールファイルの場合

マクロスクリプトのファイル名はDbpvlgf.mです。

1カラム目
  ↓
1. # Begin Logoff Macro
2.   AWAIT KEYOK
3.   WRITE (22,14) "LOGOFF"
4.   SEND EXEC
5.   RECEIVE (1,36) "ログオン画面"
6. # End

説明

  1. ログオフ操作の開始を宣言します。

  2. 「キーOK」になるまで待ちます。

  3. LOGOFFコマンドをオンライン画面に入力します。

  4. <送信>を送信します。

  5. 「ログオン画面」と表示されるまで待ちます。

  6. ログオフ操作の終了を宣言します。