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DBPARTNER2 Client 操作ガイド


2.8.2 VOS3 HOAPDBS E2経由の場合のログオン,ログオフマクロ

VOS3 XDM/RD E2,XDM/SD E2の場合のマクロスクリプトのサンプルを紹介します。

規則
  • サーバ(VOS3 XDM/RD E2,XDM/SD E2)にHOAPDBS E2の作業用ファイルが確保されていなければ定義してください。ただし,定義を省略してもVOS3システムが自動的に作成するため,必要な容量が分からない場合は定義する必要はありません。

  • HOAPDBS E2の起動操作を定義してください。

〈この項の構成〉

(1) ログオン操作のマクロスクリプトのサンプル

VOS3 XDM/RD E2,VOS3 XDM/SD E2の場合

マクロスクリプトのファイル名はDbpv3lgn.mです。

1カラム目
  
1. # Begin Logon Macro
   #WRITEコマンド,SENDコマンドを実行する前には,ステータスが"キーOK"にな
   るのを待ちます。
2.     AWAIT KEYOK
3.     SEND SRQ
2.     AWAIT KEYOK
4.     WRITE (1,1) "LOGON"
4.     WRITE %1
4.     WRITE "/"
4.     WRITE %2
4.     WRITE " S(5000) G(GENKA)"
5.     SEND  EXEC
   #画面に"READY"が表示されるのを待ちます。
   #環境によってカーソル位置,文字列を変更してください。
6.     RECEIVE (1,10) "READY"
2.     AWAIT KEYOK
7.     WRITE "SETCS &\\HOAPDBSPCDBID VALUE(XRDA)"
5.     SEND  EXEC
2.     AWAIT KEYOK
8.     WRITE "HDBPC"
5.     SEND  EXEC
9. # End

説明

  1. ログオン操作の開始を宣言します。

  2. 「キーOK」になるまで待ちます。

  3. <SRQ>を送信します。

  4. LOGONコマンドをオンライン画面に入力します。「%1」と「%2」には,接続先定義ファイルのLONMACRO:パラメタの後ろで定義した引数が代入されます。このサンプルの場合は,ユーザ登録名とパスワードをユーザの入力待ちとなるようにしています。

  5. <送信>を送信します。

  6. オンライン画面の第1行,10カラム目が「READY」になるまで待ちます。

  7. データベース識別子をオンライン画面に入力します。XDM/RD E2の場合は「XRDA」を指定します。XDM/SD E2の場合は「XSDA」を指定します。

  8. HOAPDBS E2の起動をオンライン画面に入力します。

  9. ログオン操作の終了を宣言します。

(2) ログオフ操作のマクロスクリプトのサンプル

VOS3 XDM/RD E2,VOS3 XDM/SD E2の場合

マクロスクリプトのファイル名はDbpv3lgf.mです。

1カラム目
  ↓
1. # Begin Logoff Macro
2.   AWAIT KEYOK
3.   WRITE "LOGOFF"
4.   SEND  EXEC
2.   AWAIT KEYOK
5. # End

説明

  1. ログオフ操作の開始を宣言します。

  2. 「キーOK」になるまで待ちます。

  3. LOGOFFコマンドをオンライン画面に入力します。

  4. <送信>を送信します。

  5. ログオフ操作の終了を宣言します。