GUI運用支援 HiRDB Control Managerを使用すると，システムログファイルの操作やバックアップの取得などの運用をマウス操作で実行できます。したがって，コマンドの実行が不要になるため，HiRDBのシステム運用が簡単になります。

なお，この章の演習は，4章の各節の基礎知識を読んだあとに実施してください。

また，4章の演習を実施したあとにこの章の演習を実施すると，コマンドでの運用とHiRDB Control Managerでの運用を比較できます。このため，4章の演習を実施したあとにこの章の演習を実施することをお勧めします。

この章では，HiRDBの基礎的な運用方法について説明しています。説明している項目は次のとおりです。

• HiRDB Control Managerの開始，終了
• HiRDBの登録
• HiRDBの開始，終了
• システムログの操作
• バックアップの取得^※
• データベースの回復
• 表の再編成
• RDエリアの拡張
• RDエリアの追加
• ユーザ権限の付与（ユーザの登録）

注※

HiRDB Control ManagerでDATにバックアップを取得するには，NetBackupなどの付加プログラムが必要です。このマニュアルでは付加プログラムをインストールしていないのでDATへのバックアップ演習を行いません。

この章は，章全体で一つの演習になっています。したがって，途中から読まないで，5.2から順次読み進んでください。