5.4.1 ファイルのバックアップ
エージェント機能で使用する\DABAGT下のファイルは,定期的なバックアップの取得をお勧めします。ハードディスク,システムの破壊などでファイルが破壊された場合,エージェント登録情報,実行結果などは消滅します。バックアップを取得しておくと,バックアップファイルで繰り返し実行するエージェントの実行予約を有効にするなどの回復ができます。
(1) 自動的にバックアップファイルが作成されるファイル
次のファイルには,自動的にバックアップファイルが作成されます。バックアップファイルは,DABAGTに指定したディレクトリ\xxxxx.bakです。
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エージェント登録情報管理ファイル
(DABAGTに指定したディレクトリ¥DABAGT¥RCTRL.AGT)
このファイルが破壊された場合,エージェントの登録,削除,実行,登録情報の取得などができなくなります。
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エージェント実行情報管理ファイル
(DABAGTに指定したディレクトリ¥DABAGT¥ECTRL.AGT)
このファイルが破壊された場合,エージェントの実行,実行状況の取得,実行結果の取得,実行結果の削除などができなくなります。
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実行予約をしたエージェントの実行待ちキューファイル
(DABAGTに指定したディレクトリ¥DABAGT¥timer_que)
このファイルが破壊された場合,実行予約をしたエージェントを実行できなくなります。
(2) バックアップファイルを使った回復方法
ファイルが破壊された場合,それぞれのバックアップファイルを使ってファイルを回復できます。