Hitachi

DABroker


4.3.2 Database Connection Serverを経由してメインフレーム系データベースにアクセスする場合

Database Connection Serverとの接続には,DABrokerでは,Database Connection Serverのポート番号又はサービス名を指定します。ポート番号又はサービス名は,コネクションマルチ定義(「4.7 DABrokerコネクションマルチ定義(Database Connection Server経由のDBアクセス定義)」参照)又は環境設定のDatabase Connection Server接続設定(「4.5.5 Database Connection Server接続設定」参照)で指定します。このとき,サービス名を指定する場合は,[Windowsインストールディレクトリ]\SYSTEM32\DRIVERS\ETC\SERVICESファイルに,サービス名とそれに対応するポート番号を設定してください。Database Connection Serverとの接続にポート番号を使用する場合は,ここでの設定は不要です。

例えば,ポート番号(接続するDatabase Connection Serverのサーバ空間のポート番号(サーバスケジュール番号))が40179に対して,サービス名:DBCSVを設定する場合は,次の記述をファイルの行末に追加します。

DBCSV 40179/tcp

注意事項
  • サービス名には,任意の名称が設定できます。

  • ここで設定したサービス名を,DABroker動作環境定義(「4.5.5 Database Connection Server接続設定」参照),コネクションマルチ定義(4.7 DABrokerコネクションマルチ定義(Database Connection Server経由のDBアクセス定義)」参照)で指定してください。

  • ポート番号は,Database Connection Serverのサーバ空間のポート番号(サーバスケジュール番号)にしてください。

  • Windowsファイアウォールが有効になっていないか確認し,有効になっている場合はDABrokerを使用する前に,DABrokerのサービスポートをWindowsファイアウォールの例外に登録してください。

また,[Windowsインストールディレクトリ]\SYSTEM32\DRIVERS\ETC\HOSTSファイルには接続するDatabase Connection ServerのIPアドレスとホスト名を記述してください。HOSTSファイルはIPアドレスからホスト名への変換オプションが有効な場合(DABroker環境設定項目のDABIPCONVERTにONを指定した場合)に参照します。HOSTSファイルについては,Windowsのマニュアルを参照してください。