時刻関数::=＜時刻関数名＞'('＜値式＞ ,＜値式＞')'

時刻関数は，日付時刻型の入力値に対して演算を実行し，演算結果を数値で返します。

＜時刻関数名＞

時刻関数の名称です。時刻関数の一覧を次に示します。

表5-8　時刻関数の一覧

関数名	説明
TIMEDIFF関数	TIME型の時刻の差分を計算し，結果をミリ秒の数値で返します。
TIMESTAMPDIFF関数	TIMESTAMP型の時刻の差分を計算し，結果をミリ秒の数値で返します。

＜値式＞

値式については，「4.4.18　値式」を参照してください。なお，値式の個数は関数によって異なります。時刻関数の各関数の説明を参照してください。

• タイムゾーンは，Stream Data Platform - AFが動作しているJavaVMに従います。
• 時刻関数は，夏時間に対応していません。夏時間を実施するタイムゾーンで使用した場合でも，日付データ，時刻データ，時刻印データは，標準時間に従って扱います。

TIME型の時刻データS1.DATETIMEが01:00:00以前のタプルだけを出力します。

register query FILTER ISTREAM ( 
  SELECT * FROM S1[ROWS 10] 
  WHERE TIMEDIFF('01:00:00',S1.DATETIME) < 0 );