uCosminexus DocumentBroker Object Loader Version 3
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生成される制御ファイルはControlセクション,DataMappingセクションおよびExportセクションの三つのセクションで構成されています。制御ファイルの出力形式を示します。
出力される内容については,セクションごとに説明します。
[Control]<改行コード>
ErrorLog=ErrorLog<改行コード>
ErrorDataFile=ErrorDataFile<改行コード>
StopCount=1<改行コード>
ColumnSeparator=","<改行コード>
RecordSeparator="\n" <改行コード>
StartPoint=1<改行コード>
MsgInterval=10000<改行コード>
OIID_Count=OIID_Count<改行コード>
XmlBroker=HAX<改行コード>
[DataMapping]<改行コード>
クラスのエントリ名=プロパティのエントリ名の並び<改行コード>
:
:
#UNIXの場合
[Export]<改行コード>
DocDir=/tmp/ObjectExport<改行コード>
#Windowsの場合
[Export]<改行コード>
DocDir=C:\tmp\ObjectExport<改行コード>
セクション名「[Control]」を出力したあとに,改行コード(UNIXの場合は(0x0a),Windowsの場合は(0x0d0a))を出力します。そのあと,DocumentBroker Object Loaderの動作を制御する情報のすべてのエントリを出力します。エントリの設定値はデフォルト値になりますので,必要に応じて設定値を変更してください。
出力されるエントリの種類を表3-3に示します。各エントリの指定の詳細は「4.3.3(1) Controlセクション」を参照してください。
表3-3 Controlセクションに出力されるエントリの種類
| エントリ名 | エントリの機能 |
|---|---|
| ErrorLog | エラーログファイルの出力先を指定します。 |
| ErrorDataFile | エラーデータファイルの出力先を指定します。 |
| StopCount | 警告レベルのエラーの許容件数を指定します。 |
| ColumnSeparator | 入力データファイル中のカラムの区切り文字(1バイト)を引用符(")で囲んで指定します。 |
| RecordSeparator | 入力データファイル中の行間区切り文字(1バイト)を引用符(")で囲んで指定します。 |
| StartPoint | データの入力を開始する位置を,入力データファイルの行数で指定します。 |
| MsgInterval | 処理の経過を示すメッセージ(KMBV11007-I)を出力する間隔(何件ごとに出力するか)を指定します。 |
| OIID_Count | データベースのOIIDテーブルから一度に取得するOIIDの個数を指定します。 |
| XmlBroker | XML文書を登録する場合に指定します。 |
制御情報の出力形式を示します。
[Control]<改行コード> ErrorLog=ErrorLog<改行コード> ErrorDataFile=ErrorDataFile<改行コード> StopCount=1<改行コード> ColumnSeparator=","<改行コード> RecordSeparator="\n" <改行コード> StartPoint=1<改行コード> MsgInterval=10000<改行コード> OIID_Count=OIID_Count<改行コード> XmlBroker=HAX<改行コード>
クラスのエントリ名=プロパティのエントリ名の並び<改行コード>
定義ファイルのClassNameDefinitionセクションのエントリ名です。
プロパティのエントリ名をコンマ(,)で区切って出力します。プロパティのエントリ名には「システム定義プロパティ」,「ユーザプロパティ」,「ユーザ登録先クラス@ユーザプロパティ」および「VariableArray型プロパティ.繰り返しデータ(HiRDB Array列)プロパティ」があります。
表3-4 出力するシステム定義プロパティ
| クラス | DocumentBrokerサーバがACL非対応の場合 | DocumentBrokerサーバがACL対応の場合(ACL対応の場合に追加出力されるプロパティ) |
|---|---|---|
| dmaClass_Container | 出力プロパティなし | **PROP_ACL_OID** |
| dmaClass_DocVersion | **PROP_RTYPE**,**PROP_CT** | **PROP_ACL_OID** |
| dmaClass_ConfigurationHistory (CREATE_VRDOC用) |
**PROP_RTYPE**, **PROP_DOC_CLASS**, **PROP_CT** |
**PROP_ACL_OID** |
| edmClass_IndependentPersistence | 出力プロパティなし | **PROP_ACL_OID** |
| edmClass_Struct | **PROP_OBJECT** | 出力プロパティなし |
| dmaClass_ConfigurationHistory (CREATE_VRCV用) |
**PROP_CV_CLASS** | **PROP_ACL_OID** |
| edmClass_ContainerVersion | 出力プロパティなし | **PROP_ACL_OID** |
| edmClass_PublicACL | 対象外※ | **PROP_ACL_SUBJECT**,**PROP_ACL_STYPE**,**PROP_ACL_PERM**, **PROP_ACL_OID** |
セクション名「[Export]」を出力したあとに,改行コード(UNIXの場合は(0x0a),Windowsの場合は(0x0d0a))を出力します。そのあと,EDMExportコマンド実行時に使用するエントリを出力します。エントリの設定値はデフォルト値になりますので,必要に応じて設定値を変更してください。出力されるエントリの種類を表3-5に示します。
表3-5 Exportセクションに出力されるエントリの種類
| エントリ名 | エントリの機能 |
|---|---|
| DocDir | 文書をエクスポートする時に,データベースから抽出した文書を保管するためのディレクトリパスを指定します。 デフォルトでは,UNIXの場合「DocDir=/tmp/ObjectExport」,Windowsの場合「DocDir=<システムドライブ>:\tmp\ObjectExport」が出力されます。 |
出力形式の例を次に示します。
#UNIXの場合 [Export]<改行コード> DocDir=/tmp/ObjectExport<改行コード> #Windowsの場合 [Export]<改行コード> DocDir=C:\tmp\ObjectExport<改行コード>
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