生成される定義ファイルはClassNameDefinitionセクションとPropNameDefinitionセクションの二つのセクションで構成されています。定義ファイルの出力形式を次に示します。出力される内容については，セクションごとに説明します。

　
 [ClassNameDefinition]
 エントリ=GUID値<改行コード>
 エントリ=GUID値<改行コード> 
           ： 
 [PropNameDefinition]
 エントリ=GUID値<改行コード>
 エントリ=GUID値<改行コード>
           ：
　

(a)　出力内容

セクション名「[ClassNameDefinition]」を出力したあとに，改行コード（UNIXの場合は（0x0a），Windowsの場合は（0x0d0a））を出力します。そのあと，ClassNameDefinitionセクションにはDocumentBroker Object Loaderで規定された最上位のシステムクラスのクラス名（エントリ名）とGUIDを出力後，ユーザクラス名（エントリ名）とGUIDをデータベース定義（ディクショナリ）の登録順に出力します。定義ファイルの出力形式を示します。

　
エントリ名=GUID値<改行コード>
　

生成されたエントリ名を変更する場合は，制御ファイルのDataMappingセクションに生成されるユーザクラスのエントリ名も変更してください。

(b)　システムクラスのエントリ名

最上位クラスとユーザ登録先クラスのシステムクラスを出力します。表3-2に出力するエントリ名とシステムクラスの対応を示します。

表3-2　出力するエントリ名とシステムクラスの対応

エントリ名	対応するシステムクラス
dmaClass_C	dmaClass_Container
dmaClass_CH_vrdoc	dmaClass_ConfigurationHistory
dmaClass_CD	edmClass_ComponentDocVersion
dmaClass_DV	dmaClass_DocVersion
edmClass_IP	edmClass_IndependentPersistence
edmClass_CV	edmClass_ContainerVersion
edmClass_VTDV	edmClass_VersionTracedDocVersion
edmClass_VTCDV	edmClass_VersionTracedComponentDocVersion
dmaClass_VRCH	dmaClass_ConfigurationHistory
edmClass_PublicACL	edmClass_PublicACL

(c)　ユーザクラスのエントリ名

エントリ名は，EDMS_META_xxxのPROP_NAME=dmaProp_DisplayNameのSECTION_NAMEとします。

(d)　GUID値

「xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx（8けた-4けた-4けた-4けた-12けた）」の形式とし，xは0〜9，a〜fの文字とします。

(a)　出力内容

セクション名「[PropNameDefinition]」を出力したあとに，改行コード（UNIXの場合は（0x0a），Windowsの場合は（0x0d0a））を出力します。そのあと，データベース定義（ディクショナリ）に登録されたユーザクラス順で，ユーザプロパティの名称（エントリ名）とGUIDをディクショナリの登録順に出力します。定義ファイルの出力形式を示します。

　
エントリ名=GUID値<改行コード>
　

生成されたエントリ名を変更する場合は，制御ファイルのDataMappingセクションに生成される列の並び定義のエントリ名も変更してください。

(b)　ユーザプロパティのエントリ名

EDMS_META_xxxのPROP_NAME=dmaProp_DisplayNameのSECTION_NAMEとします。

(c)　GUID値

GUID値は，「xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx」の形式とPROP_TYPE=guidのPROP_VALUEを用いて英文字は小文字で出力します。

xは0〜9，a〜fの文字とします。