uCosminexus DocumentBroker Object Loader Version 3
![[目次]](figure/content.gif)
![[索引]](figure/index.gif)
![[前へ]](figure/front.gif)
DocumentBroker Object Loaderでのファイル生成機能は,DocumentBrokerサーバのEDMInitMetaコマンドの実行でHiRDBに生成される表(EDMS_xxx表)とディクショナリ表を参照して,各入力ファイルを生成します。ここでは,ファイル生成の流れと,生成されるファイルの内容の概要を説明します。
DocumentBroker Object Loaderで定義ファイル,制御ファイル,および入力データファイルは,DocumentBroker Object Loaderが提供するEDMCrtLCFコマンドとEDMCrtLDFコマンドを実行して生成します。ファイル生成の前にDocumentBrokerサーバとHiRDB側での準備作業が必要です。次にファイル生成の流れを示します。
なお,各コマンドの形式については,「6. コマンドリファレンス」を参照してください。
また,DocumentBrokerサーバのコマンドについては,マニュアル「DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド」を参照してください。
定義ファイルはEDMCrtLDFコマンドを実行して生成します。生成された定義ファイルはそのまま利用できますが,必要に応じて変更してください。ここでは,生成される各セクションの概要を示します。
DocumentBroker Object Loaderで規定された最上位のシステムクラスのクラス名(エントリ名)とGUIDを出力後,ユーザクラス名(エントリ名)とGUIDをデータベース定義(ディクショナリ)の登録順に出力します。
生成されたエントリ名を変更する場合は,制御ファイルのDataMappingセクションに生成されるユーザクラスのエントリ名も変更してください。
データベース定義(ディクショナリ)に登録されたユーザクラス順で,ユーザプロパティの名称(エントリ名)とGUIDをディクショナリの登録順に出力します。
GUID値は,PROP_TYPE=guidのPROP_VALUEを用いて英文字は小文字で出力します。
生成されたエントリ名を変更する場合は,制御ファイルのDataMappingセクションに生成される列の並び定義のエントリ名も変更してください。
制御ファイルはEDMCrtLCFコマンドを実行して作成します。ここでは,生成される各セクションの概要を示します。
すべてのエントリを生成します。エントリの指定値はデフォルト値になりますが,デフォルト値がないエントリはエントリ名を出力します。必要に応じて指定値を変更してください。
ユーザクラス名をデータベース定義(ディクショナリ)順に出力します。ユーザプロパティの並びはディクショナリ順に,定義ファイルに出力したエントリ名を用いてコンマ区切りで生成されます。必要に応じて指定値を変更してください。
DocDirエントリを生成します。エントリの指定値のデフォルトは,UNIXの場合「/tmp/ObjectExport」,Windowsの場合「<システムドライブ>:\tmp\ObjectExport」です。必要に応じて変更してください。
DataMappingセクションに生成したクラス数分,入力する書式を注釈文で生成します。注釈文は,シャープ(#)に続けてコマンド,ラベル,クラス名を出力後に,DataMappingセクションのプロパティの並び順にコンマ区切り形式で出力します。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2007, Hitachi, Ltd.
All Rights Reserved. Copyright (C) 2007, 2009, Hitachi Systems & Services, Ltd.