uCosminexus DocumentBroker Object Loader Version 3
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オブジェクトローダの実行者には,次の権限が必要です。
オブジェクトローダの実行者は,あらかじめDocumentBrokerサーバが提供するdocspace.iniとdocaccess.iniファイルにREAD権限を与えておく必要があります。READ権限がなく,ファイルの参照に失敗した場合はエラーメッセージ(KMBV11004-E)を出力して終了します。
HiRDBのインデクスキー値無排他を適用しない場合は,EDMLoadコマンドでデッドロックが発生することがあります。そのため,インデクスキー値無排他を適用することを推奨します。インデクスキー値無排他については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。
SELECT_OBJECTはすでにデータベースに登録されているデータに対して有効なコマンドです。このため,SELECT_OBJECTを使用する場合,先に検索対象となる定義クラスをデータベースに登録しておく必要があります。
CREATE_VRDOC,およびCREATE_VRCVコマンドでバージョン付きオブジェクトを作成する場合,パブリックACLやローカルACLを指定すると,ConfigurationHistoryオブジェクトと,DocVersionオブジェクトまたはContainerVersionオブジェクトにパブリックACLやローカルACLを登録したバージョン付きオブジェクトを作成します。
それぞれの機能の実行に必要なシステム定義プロパティは,制御ファイル生成コマンド(EDMCrtLCF)を使用しても制御ファイルのDataMappingセクションに自動生成されません。特にACLデータ登録機能を使用する場合は,あらかじめテキストエディタなどで,ACLを設定したいユーザクラスにシステム定義プロパティを追加しておく必要があります。
XML文書の全文検索インデクスを生成する場合,一時ファイルを作成します。ファイルの作成に失敗した場合は,ワーニングメッセージ(KMBV11078-W)を出力します。なお,XML文書の登録処理終了後,作成された一時ファイルは削除されます。一時ファイルについては,「(f) 一時ファイルについて」を参照してください。
XML文書登録機能を使用する場合,指定できるXML文書は,次に示す,DocumentBrokerサーバが管理できるXML文書だけです。
DocumentBrokerサーバが管理できるXML文書の詳細については,マニュアル「DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド」を参照してください。
オブジェクトローダ実行処理中にプロセスを強制終了させたり,サポート外の文書ファイルを読み込ませたりすると,一時ディレクトリ内に一時ファイルが残る場合があります。一時ファイルの名前は特に決まっていません。一時ファイルができる場所は,次の順番で決定されます。
この一時ファイルは,データ登録処理が終われば不要になります。そのままにしておくとディスク容量が圧迫されますので,適宜削除してください。
オブジェクトローダは,DocumentBrokerサーバと同一のマシン上で動作することが前提となります。
オブジェクトローダの実行中は,DocumentBrokerのデータベース運用コマンドの排他モードがSHのコマンド以外は使用できません。データベース運用コマンドについては,マニュアル「DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド」を参照してください。
High-end Optionをインストールすると,同時に複数のオブジェクトローダを実行できます。
High-end Optionを使用して,同時に複数のオブジェクトローダを実行する場合は,次の点に注意してください。
High-end Optionの詳細については,「付録E High-end Option」を参照してください。
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