uCosminexus DocumentBroker Version 3 Standard GUI 操作ガイド
この節では,文書を移動する方法について説明します。
移動する文書に対する「所有者」の権限,移動元および移動先の文書フォルダに対する「リンク」以上の権限が必要です。なお,システム管理者の設定によっては,移動する文書に対する「全て」の権限,移動元および移動先の文書フォルダに対する「リンク」以上の権限のあるユーザも,文書の移動ができます。
操作手順を次に示します。
表7-4 移動後の文書の状態
項目 | 移動後の文書の状態 |
---|---|
更新履歴 | 更新履歴がある文書を移動した場合,すべての履歴が移動されます。 |
全文検索テキスト | 全文検索テキストを設定している文書を移動した場合,同じ全文検索テキストが移動後の文書に設定されます。 |
リンク情報 | リンク情報を設定している文書を移動した場合,同じリンク情報が移動後の文書に設定されます。 |
PDF形式への変換 | PDF形式に変換している文書を移動した場合,オリジナルファイルおよびPDFファイルが移動されます。 |
リファレンスファイル文書化 | リファレンスファイル文書化を実行した文書を移動した場合,移動後の文書も,リファレンスファイル文書化を実行した形式になります。 |
表7-5 「全てのユーザ」に設定されるアクセス権(一般文書を移動した場合)
移動元フォルダのアクセス権 | 移動先フォルダのアクセス権 | |
---|---|---|
個別に設定 | 同じ権限を共有 | |
個別に設定 | 移動する文書に元々設定されていたアクセス権が設定されます。 | 「なし」が設定されます。 |
同じ権限を共有 | 次のどちらかが設定されます※。
|
「なし」が設定されます。 |
表7-6 文書種別マスタを設定している場合の文書の移動可否
移動する文書 | 移動先のフォルダ | |
---|---|---|
文書種別マスタなし | 文書種別マスタあり | |
文書種別マスタなし | ○ | × |
文書種別マスタあり | ○※ | △ |
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2014, Hitachi Solutions, Ltd.