ここでは,文書詳細検索領域について説明します。
なお,システム管理者の設定によっては,文書詳細検索領域が表示されない場合があります。
メニュー領域で[文書詳細検索]メニューをクリックすると表示される領域を文書詳細検索領域といいます。
文書検索領域よりもさらに詳細な検索条件を設定して,文書を検索できます。
文書詳細検索領域を次に示します。
図2-4 文書詳細検索領域
- [文書を検索する]ボタン
- 検索が実行されます。検索結果は[検索結果]画面に表示されます。
- [検索結果]画面については,「11.5.1 [検索結果]画面」を参照してください。
- [リセットする]ボタン
- 初めに文書詳細検索画面を表示した状態にします。検索条件にプロパティを追加している場合は,すべて追加前の状態に戻ります。
- [内容をクリアする]ボタン
- 入力された値(数値,文字列やリスト)が全項目クリアされます。検索条件にプロパティを追加している場合,プロパティはそのままで該当プロパティに入力した検索条件の数値,文字列,およびリストだけが全項目クリアされます。
- [関連ファイルも含む]チェックボックス
- 関連ファイルも検索対象にしたい場合に,チェックボックスをチェックします。
- [フォルダパス]表示ボックス
- 検索するフォルダのパスを指定します。
- [フォルダパス]表示ボックスをクリックすると表示されるポップアップメニューから,フォルダを選択してください。
- また,指定内容を取り消す場合は,ポップアップメニューの[クリア]ボタンをクリックしてください。
- [フォルダパス]表示ボックスをクリックすると表示されるポップアップメニュー
- [×]ボタン
- ポップアップメニューを閉じます。
- 検索文字列入力テキストボックス
- 検索したい文字列を入力して[検索]ボタンをクリックすると,フォルダ選択リストボックスに表示されているフォルダのうち,文字列が含まれているフォルダが検索されます。
- [検索]ボタン
- 検索文字列入力テキストボックスに入力した文字列が検索されます。
- フォルダ選択リストボックス
- フォルダの名前がリスト表示されます。
- フォルダの名前をクリックすると,選択したフォルダのパスが[名前]表示ボックスに表示されます。
- フォルダの名前をダブルクリックすると,そのフォルダの下位にあるフォルダの名前がリスト表示されます。
- [名前]表示ボックス
- フォルダ選択リストボックスで選択したフォルダのパスが表示されます。
- 表示されたフォルダを[フォルダパス]表示ボックスに指定するには,[選択]ボタンをクリックします。
- [クリア]ボタン
- [フォルダパス]表示ボックスに指定した内容が取り消されます。
- [選択]ボタン
- [名前]表示ボックスに表示されているフォルダが,[フォルダパス]表示ボックスに指定されます。
- [サブフォルダの文書を含む]チェックボックス
- システム管理者の設定により,表示される項目です。
- [フォルダパス]で指定したフォルダのサブフォルダの文書を検索対象にしたい場合に,チェックボックスをチェックします。
- [文書フォルダ]直下に文書の作成はできないため,[フォルダパス]に文書フォルダを指定した場合にこのチェックボックスをチェックしないで検索すると,検索結果は0件となります。
- なお,この項目が表示されていない場合,サブフォルダの文書も検索対象に含めて検索します。
- [文書種別マスタ]プルダウンメニュー
- 文書の文書種別を選択します。
- 選択した文書種別が設定された文書が検索されます。
- また,指定した文書種別マスタに定義されている項目が,[プロパティを追加する]ボタンをクリックすると表示されるポップアップメニューに表示され,検索条件に指定できるようになります。
- なお,[文書種別マスタ]プルダウンメニューで選択した文書種別を変更すると,変更前に検索条件として指定していたプロパティが削除されます。
- キーワードを指定する領域
- 文書ファイル中のキーワードに対して,「全てのキーワードを含む条件」(AND条件),「いずれかのキーワードを含む条件」(OR条件),および「キーワードを含まない条件」(除外条件)の3つの検索条件を指定でき,組み合わせて検索することもできます。
- キーワードの指定方法については,「11.1(3) キーワードを指定した全文検索での検索条件の指定」を参照してください。
- [全てのキーワードを含む条件]テキストボックス
- 指定したすべてのキーワードを文書中に含む文書を検索します。
- [いずれかのキーワードを含む条件]テキストボックス
- 指定したキーワードのどれかを文書中に含む文書を検索します。
- [キーワードを含まない条件]テキストボックス
- 指定したキーワードを文書中に含まない文書を検索します。
- プロパティの検索条件を指定する領域
- 検索条件にしたいプロパティを選択して表示し,値を指定します。複数のプロパティを選択した場合は,AND条件で検索されます。
- [プロパティを追加する]ボタン
- プロパティの検索条件を追加します。
- [プロパティを追加する]ボタンをクリックすると表示されるポップアップメニューから,プロパティを選択してください。
- また,選択内容を取り消す場合は,ポップアップメニューの[クリア]ボタンをクリックしてください。
- [プロパティを追加する]ボタンをクリックすると表示されるポップアップメニュー
- [×]ボタン
- ポップアップメニューを閉じます。
- プロパティ選択リストボックス
- プロパティの名前がリスト表示されます。
- 表示されるプロパティは,システム管理者の設定によって異なります。
- また,[文書種別マスタ]プルダウンメニューで指定した文書種別マスタに定義されている項目が表示されます。
- 検索条件として設定したいプロパティをクリックして選択します。続けてクリックすることで,複数選択できます。選択後,再度クリックすると,選択が解除されます。
- なお,すでに検索条件として指定されているプロパティを選択した場合は,無視されます。
- [クリア]ボタン
- プロパティ選択リストボックスで選択した内容が取り消されます。
- [選択]ボタン
- プロパティ選択リストボックスで選択しているプロパティが,文書詳細検索領域に検索条件として追加されます。
- 文字列型のプロパティの場合
- 文字列型のプロパティを追加した場合に表示されます。
- 文字列型のプロパティ,および指定方法については,「11.1(4) 文書のプロパティを指定した検索での検索条件の指定」を参照してください。
- [条件を削除する]ボタン
- 検索条件を削除します。
- 削除したい行のチェックボックスをチェックしてから[条件を削除する]ボタンをクリックします。
- [条件を追加する]ボタン
- 同じプロパティの検索条件を指定する行を追加します。10個まで追加できます。
- [AND/OR]ラジオボタン
- 検索条件の行が複数ある場合に表示されます。AND条件で検索するか,OR条件で検索するかを指定します。
- 検索条件を複数指定する場合,指定する順番,およびAND/ORの指定によって,表示される検索結果が異なります。
- 検索条件の指定例を次に示します。
- この場合,名前に「議事録」または「報告書」を含む文書,かつ「研修」を含む文書,または「営業」を含む文書が検索されます。例えば,「営業研修報告書」,「研修議事録」,「営業資料」などのような文書が検索されます。
- ANDとORを組み合わせて検索する場合,必ず含めたい検索条件は,最後の行で指定し,かつ「OR」を指定してください。
- [除外]チェックボックス
- チェックボックスをチェックすると,「除外条件」として検索します。
- 日付型のプロパティの場合
- 日付型のプロパティを追加した場合に表示されます。
- 日付型のプロパティ,および指定方法については,「11.1(4) 文書のプロパティを指定した検索での検索条件の指定」を参照してください。
- 整数型のプロパティの場合
- 整数型のプロパティを追加した場合に表示されます。
- 整数型のプロパティ,および指定方法については,「11.1(4) 文書のプロパティを指定した検索での検索条件の指定」を参照してください。
- マスタ型のプロパティの場合
- マスタ型のプロパティを追加した場合に表示されます。
- マスタ型のプロパティ,および指定方法については,「11.1(4) 文書のプロパティを指定した検索での検索条件の指定」を参照してください。
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