JP1/ServerConductor/Deployment Manager

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2.5.2 シナリオファイルの作成

BIOS/ファームウェアアップデートのシナリオ作成について説明します。

  1. DPMのメインウィンドウ画面から「シナリオ」メニュー→「シナリオファイルの作成」を選択し,シナリオファイル作成画面を表示させます。メインウィンドウ画面の[図データ]アイコンをクリックしても,同様の操作ができます。
  2. 「HW設定」タブをクリックし,プルダウンメニューより登録したフロッピーディスクイメージを選択します。次に「シナリオ名」を入力します。

    【注意!】
    • DPMではあらかじめ「DeleteAllPartition」イメージが登録されています。DeleteAllPartitionを選択してシナリオを作成し,シナリオ実行を行うとHDDのパーティション情報が削除されてOSが起動できなくなってしまいます。
    • DeleteAllPatitionだけを指定したシナリオファイルを実行するとエラーになる場合があります。
    • DeleteAllPartition.datを指定したシナリオを実行しないでください。意図しないディスクのパーティション情報が削除される場合があります。
    • イメージファイルの登録・削除とシナリオの作成・編集は同時には行えません。シナリオ作成・編集画面を開いているときはイメージビルダーを操作しないでください。
  3. シナリオ実行時のオプションを設定する場合は,「オプション」タブをクリックします。
    OSが起動しているコンピュータに対しシナリオ実行を行いたい場合は,「シナリオ実行前に再起動の強制実行を行う」にチェックを入れてください。

    【ヒント】
    「シナリオ実行前に再起動の強制実行を行う」を行うためにはクライアントコンピュータにDPMのサービスをインストールしてください。詳しくは「1.2.5 クライアントサービス for DPMのインストール」を参照してください。
  4. BIOS/ファームウェアと同時にバックアップ,リストアなどを行う場合は,「2.4 バックアップ/リストア」をご覧になってイメージを登録し「バックアップ/リストア」のタブから設定を行ってください。

    【注意!】
    • BIOS/ファームウェアのアップデートと同時にディスク構成チェックシナリオを作成できません。
  5. 設定が終了したらシナリオ名を入力後,「OK」ボタンをクリックします。これで,シナリオビューに新しくBIOS/ファームウェアのシナリオが追加されます。

    【ヒント】
    シナリオ名は58バイト以内の全角/半角英数字で入力できます。ただし,「.」ピリオド,「,」カンマ,「\」,「/」,「:」,「;」,「*」,「?」,「"」,「<」,「>」,「|」は使用できません。

    【注意!】
    シナリオ作成を行う場合は,シナリオ名を既に登録されているものと重複しないように指定してください。シナリオ名重複のチェックが行われずにシナリオが作成できてしまうことがありますが,そのシナリオは正しく動作いたしません。その場合はいったんWebコンソール内のInternet Explorerをすべて閉じ,再度Webコンソールを開いてから,再度別のシナリオ名でシナリオを再作成してください。

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