［ラックマネージャ］ウィンドウの表示手順を次に示します。

1. ［ホスト管理］ウィンドウの［ラック管理］メニューから［ラックマネージャ］を選択する
   ［ラックマネージャ］ウィンドウが表示されます。
   

   

［ラックマネージャ］ウィンドウは3つの領域から構成されています。それぞれのペインに表示される内容は次のとおりです。

画面の左側の領域（左ペイン）

画面の左側の領域を左ペインと呼びます。左ペインには，ラックマネージャに登録されている機器全体の情報が表示されます。

左ペインの上部には，ラックマネージャに登録されている機器全体のアラート情報が表示されます。ここには，［通知アラート］ウィンドウで表示されているアラートのうち，ラックマネージャに登録されている機器に対する未確認アラートの件数がアラートのレベルごとに表示されます。

左ペインの下部には，ラックマネージャをルートノードとして，ラックの構成がツリー形式で表示されます。ラックの下位には，各ラックに搭載されている機器が表示されます。ラックに属する機器でインフォメーション以外のアラートが発生した場合は，ラックも含めて「アラート通知あり」の状態を示すアイコンが表示されます。

画面の中央の領域（中央ペイン）

画面の中央の領域を中央ペインと呼びます。中央ペインには，左ペインで選択したラック，または左ペインで選択した機器が搭載されているラックの情報と，ラックの機器イメージが表示されます。

ラックに搭載された機器でインフォメーション以外のアラートが発生した場合，中央ペインに表示された機器イメージが「アラート通知あり」の状態に変わります。

画面の右側の領域（右ペイン）

画面の右側の領域を右ペインと呼びます。右ペインには，左ペインまたは中央ペインで選択した機器の情報が表示されます。

右ペインの上部には，選択した機器に対して実行できる操作のメニューコマンドおよび機器の情報が表示されます。下部には選択した機器で発生したアラートのうち未確認のアラートが一覧で表示されます。中央部には，［通知アラート］ウィンドウで表示されているアラートのうち，選択した機器に対する未確認アラートの件数がアラートのレベル（インフォメーション以外）ごとに表示されます。また，下部に表示された未確認アラートの一覧で選択したアラートの詳細情報が表示されます。

［ラックマネージャ］ウィンドウに表示される情報の詳細については，マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 リファレンス」に記載されている［ラックマネージャ］ウィンドウを参照してください。

なお，LPAR上で稼働しているサーバおよびHVMの表示については，「13.3.14　ラック管理」を参照してください。