JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド

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2.3 アラート情報表示する

JP1/ServerConductorでは,管理サーバや管理対象サーバで発生したアラート情報を,通知アラートとして管理コンソールに表示できます。また,過去に発生したアラートをログに保存しておき,必要なときに参照できます。

JP1/ServerConductorでのアラート情報の表示を次の図に示します。

図2-1 アラート情報の表示

[図データ]

参照できるアラートログの種類を次に示します。

サーバアラートログ
管理対象サーバで発生したすべてのアラートが格納されているログです。

BIOSポストログ
管理対象サーバの起動時にBIOSが検出したエラーが格納されているログです。

SVPログ
SVPが検知したアラートが格納されているログです。このログはSVPから直接取得するため,管理対象サーバの電源が入っていない場合でも参照できます。なお,BladeSymphonyでのSVPログは,サーバシャーシからだけ取得できます。

装置ログ
IOEUで発生したアラートが格納されているログです。

マネージャアラートログ
管理サーバで発生したアラートが格納されているログです。

ここでは,通知アラートを管理コンソールに表示する方法,および各種アラートログを参照する方法について説明します。

注意
  • 検出できるアラート情報は管理対象によって異なります。検出できるアラート情報の詳細については,Invent.xlsを参照してください。
  • HP-UXサーバの場合,HP-UX EMSから通知されたEMSイベントがアラートとして通知され,アラートログとして記録されます。ただし,次の場合は,EMSイベントを受信できません。
    ・エージェントサービスが停止している場合
    ・環境設定コマンドでAgtEmsFuncをFalseに設定した場合
    この場合,発生したEMSイベントは,アラート通知およびアラートログへの記録ができません。この間に発生したEMSイベントは,HP-UX EMSのログまたはsyslogで確認してください。HP-UX EMS連携の設定はsmheditコマンドで設定します。smheditコマンドの詳細については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 リファレンス」に記載されているsmheditコマンドを参照してください。
    なお,環境設定コマンドで環境設定を変更すると,エージェントサービスが再起動されます。再起動の間はEMSイベントを受信できません。
<この節の構成>
2.3.1 通知アラートを表示する
2.3.2 サーバアラートログを表示する
2.3.3 BIOSポストログを表示する
2.3.4 SVPログを表示する
2.3.5 装置ログを表示する
2.3.6 マネージャアラートログを表示する
2.3.7 未通知アラートを表示する