JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド

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2.3.3 BIOSポストログを表示する

BIOSポストログとはシステム起動時にBIOSが検出したエラーを格納するログです。このBIOSポストログに格納されるエラーの種類については,Invent.xlsを参照してください。

注意
BIOSポストログを表示できるのは,HA8000のWindowsサーバだけです。BIOSポストログに対応している機種の詳細については,Invent.xlsを参照してください。
BladeSymphonyではBIOSポストログを取得できません。また,SVP PCIボードを装着していても,管理対象サーバが停止している場合,管理コンソールからBIOSポストログは取得できません。

BIOSポストログの表示方法を次に示します。

  1. [ホスト管理]ウィンドウで,BIOSポストログを表示したいサーバを選択する
    BIOSポストログを表示できるサーバは,現在正常に起動しているサーバだけです。エラーが発生していたり,停止していたりするサーバのBIOSポストログは表示できません。
  2. [ホスト管理]メニューから[BIOSポストログ]を選択する
    [BIOSポストログ]ウィンドウが表示されます。
    [BIOSポストログ]ウィンドウは,[ラックマネージャ]ウィンドウの[ホスト管理]メニューから[BIOSポストログ]を選択することでも表示できます。ラックマネージャからの障害管理の方法については,「8.5 ラックマネージャからの障害管理」を参照してください。

    [図データ]

[BIOSポストログ]ウィンドウには次の情報が表示されます。

表示項目 表示内容
発生日時 エラーが発生した日時が表示されます。
エラーコード 発生したエラーのコードが表示されます。
内容 エラーの詳細情報が表示されます。
付属データ BIOSポストログが付属データを持つ場合,その付属データが表示されます。付属データの内容はBIOSポストログの内容やエラー情報によって異なります。