JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド
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管理対象のサーバのIPアドレスを変更する場合の設定手順を次に示します。
- N+1コールドスタンバイ機能の現用系ホストとしている場合,この現用系ホストをN+1グループから削除する
- ラック管理で障害監視対象の機器として登録されている場合,この機器をラック管理から削除する
- [ホスト管理]ウィンドウで,管理対象のサーバを選択して削除する
- 管理対象のサーバのIPアドレスを変更する
- 管理対象のサーバのエージェントサービスを再起動する
- N+1コールドスタンバイ機能,ラック管理を使用していた場合は,再設定を実施する
管理対象のHVMのIPアドレスを変更する場合の設定手順を次に示します。
- N+1コールドスタンバイ機能の現用系ホストとしている場合,この現用系ホストをN+1グループから削除する
- [ホスト管理]ウィンドウで,管理対象のHVMを選択して削除する
- HVMのシステムコンソールから,管理対象のHVMのIPアドレスを変更する
- [ホスト管理]ウィンドウの[接続管理]メニューから[登録]を選択して,HVMを再登録する
- N+1コールドスタンバイ機能を使用していた場合は,再設定を実施する
管理対象のサーバシャーシのIPアドレスを変更する場合の設定手順を次に示します。
- N+1コールドスタンバイ機能の現用系ホストとしてサーバシャーシ管理下の管理対象ホストが登録されている場合,この現用系ホストをN+1グループから削除する
- ストレージ運用支援機能を使用している場合,サイズが0のホストグループ割り当て定義ファイルをインポートして,ホストグループを解除する
- ラック管理で障害監視対象の機器として登録されている場合,この機器をラック管理から削除する
- [ホスト管理]ウィンドウで,管理対象のサーバシャーシを選択して削除する
- SVPコンソールから,管理対象のサーバシャーシのIPアドレスを変更する
- [ホスト管理]ウィンドウの[接続管理]メニューから[登録]を選択して,サーバシャーシを再登録する
- N+1コールドスタンバイ機能,ストレージ運用支援機能,およびラック管理を使用していた場合は,再設定を実施する
管理対象サーバ(HA8000)のSVPボードのIPアドレスを変更する場合の設定手順を次に示します。
- [ホスト管理]ウィンドウで,IPアドレスを変更するSVPボードを搭載したホストを選択して,削除する
- SVP PCI設定ユティリティまたはsmhaaeditコマンドで,SVPボードのIPアドレスを変更する
- 管理対象サーバのエージェントサービスを再起動する
(5) 管理対象サーバ(BladeSymphony)のBMCのIPアドレスを変更する場合
管理対象サーバ(BladeSymphony)のBMCのIPアドレスを変更する場合の設定手順を次に示します。
- SVPコンソールから,BMCのIPアドレスを変更する
- マシンの再起動または電源ONを実施する
電源ON時にBMCのIPアドレスを変更した場合,マシンを再起動してください。電源OFF時にBMCのIPアドレスを変更した場合,マシンの電源をONにしてください。
管理対象のIOEUのIPアドレスを変更する場合の設定手順を次に示します。
- IOEUをN+1コールドスタンバイ機能のホストとしているサーバモジュールに接続している場合,このホストをN+1グループから削除する
- ラック管理で障害監視対象の機器として登録されている場合,この機器をラック管理から削除する
- [ホスト管理]ウィンドウで,管理対象のIOEUを選択して削除する
- IOEUのシステムコンソールから,管理対象のIOEUのIPアドレスを変更する
- [ホスト管理]ウィンドウの[接続管理]メニューから[登録]を選択して,IOEUを再登録する
- N+1コールドスタンバイ機能,およびラック管理を使用していた場合は,再設定を実施する
VMホストのIPアドレスを変更する場合の設定手順を次に示します。
- N+1コールドスタンバイ機能の現用系ホストとしている場合,この現用系ホストをN+1グループから削除する
- ラック管理で障害監視対象の機器として登録されている場合,この機器をラック管理から削除する
- [ホスト管理]ウィンドウで,VMホストを選択して削除する
- VMホストのIPアドレスを変更する
- 変更前のVMホストのIPアドレスをWinRMクライアントのTrustedHostsに設定していた場合は設定を変更する
- VMホストを登録する
- N+1コールドスタンバイ機能,ラック管理を使用していた場合は,再設定を実施する
VMホスト(HA8000)のSVPボードのIPアドレスを変更する場合の設定手順は,,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド」の仮想化されたサーバの管理(仮想化プラットフォームの場合)について記載されている章を参照してください。
VMホスト(BladeSymphony)のBMCのIPアドレスを変更する場合の設定手順は,管理対象サーバ(BladeSymphony)のBMCのIPアドレスを変更する場合と同じです。「(5) 管理対象サーバ(BladeSymphony)のBMCのIPアドレスを変更する場合」を参照してください。
(10) 1つのIPアドレスを複数の機器へ登録した場合の注意事項
管理対象のサーバシャーシのIPアドレス,およびSVPボードのIPアドレスを誤って同一のIPアドレスで登録した場合は,「(4) 管理対象サーバ(HA8000)のSVPボードのIPアドレスを変更する場合」の手順を実施して,管理対象サーバ(HA8000)のSVPボードのIPアドレスを変更してください。
(11) 管理対象が二重に登録された場合の対処方法
管理対象のIPアドレスを変更したあとなど,旧IPアドレスの管理対象と新IPアドレスの管理対象の両方が,[ホスト管理]ウィンドウに表示されたままになることがあります。例えば,管理対象Server01のIPアドレスを170.1.26.xxから170.1.28.xxに変更した結果,Server01が二重に登録された場合は,次の方法で対処してください。
- Server01のマシンが起動していることを確認する
[ホスト管理]ウィンドウを最新の状態に更新し,Server01のアイコンが「正常」または「アラート通知あり」の状態であることを確認してください。
- マネージャサービスがインストールされているマシンが170.1.26のネットワークに接続できない状況にする
LANケーブルを抜くなど,確実に接続できない状況にしてください。
- [ホスト管理]ウィンドウを最新の状態に更新する
IPアドレスが170.1.26.xxのServer01のアイコンが「通信不可」の状態になります。
- [ホスト管理]ウィンドウで,「通信不可」の状態になったServer01のアイコンを削除する
- マネージャサービスがインストールされているマシンを170.1.26のネットワークに接続する
なお,使用する環境によって,ここで説明した対処ができない場合は,二重に登録されている管理対象のアイコンを[ホスト管理]ウィンドウからすべて削除したあと,エージェントサービスの再起動をしてください。
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